よかよか写真&カメラ

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思います。

ローライB35

2010-11-12 18:04:27 | マイ カメラ ローライ
 ローライB35


 秋になってまたまたローライ病が騒ぎ出し今度はローライ35の廉価版B35をゲトしてしまいました。
希少価値のせいか本家の35より高価でした(^^)ゞ。

劇的なコンパクトさでベストセラーになったローライ35ですが安い安い日本製カメラに対抗するために
投入されたコストダウンの軽量バージョンです。

35と比較するとシャシがプラスチックになって圧倒的に軽量になり(35→370g B35→249g)
レンズは四枚玉テッサーから三枚玉のトリオターになって露出計の連動も省かれています。
シャッターもコンパーからプロンターになって低速は1/30までです。

すでにEEがあたりまえになっていた国産カメラと比較するとスペックだけでは苦しいですね。
当時の想定ユーザーが私のようにカメラおたくならまだしもファミリー向けカメラでしょうから
いくらめちゃくちゃ小さいといっても苦戦はまぬがれなかったでしょう。
(なにしろフルマニュアル露出にピントもフル目測です)

そうなるとセールスポイントは天下のツァイスが送り出す「トリオター40mmF3.5」ですね。
ここは圧倒的描写力で一点突破を狙うのみです。「写真はレンズで決まる」はず(^^)?


 トリオター40mmF3.5 開放 1/60 リアラエース

 夕方の明石港フェリー乗り場です。開放にもかかわらずばっちりシャープな写りは
さすがツァイスですね~。期待通り?三枚玉らしく周辺は流れてしまっていますが。
周辺ぐらい描写が落ちてくれないと私の大好きな本家35とテッサーの立場がなくなりますし(^^)ゞ。

雑誌などでは「三枚玉にしては実にシャープ」「ツァイス銘に恥じないヌケの良さ」などと絶賛されていたので
大いに期待していたのですが・・・実は私は三枚玉のレンズはこのトリオターが初めてなのでこのレンズが
「三枚玉キング」なのか「おおむね良好なる三枚玉」なのか判断ができません(^^;)。
三枚玉レンズのカメラて昔の二眼レフとかコンパクトカメラかな?。

このトリオターは不思議なレンズで絞ってもあんまり描写がかわりません。開放から使えるのは良いですね。
ただコンパクトカメラ用らしく無限大よりも1m~3mあたりが得意みたいです。

ローライ35シリーズはいろいろと記念バージョンも出て造られ続けてますがやっぱり目測で40mmというのは
しんどいですね。沈胴しなくてもよいですからレンズ鏡胴はひょっとこにして広角30mmぐらいのワイドローライ35が出れば
今のデコラテブな記念モデルよりも絶対売れると思うのですが・・・。
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