ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

香港ツアーその2;ビクトリアピークと飲茶と土産物屋と雲呑麺。

2015-08-18 21:09:47 | 旅行・レジャー
今日は朝から、オプショナルツアーの香港市内観光である。
まずはピークトラムに乗って、標高395メートルのビクトリアピークへ。高層ビルと湾を見下ろす絶景は素晴らしい。まだここの夜景は体験していないが、機会があれば一度訪れてみたい。
SOHO、PMQと散策し、ツアーにセットになっている飲茶の昼食。尖沙咀の帝国中心の中のレストランで眺めも味も素晴らしかったのだが、まず春巻と菜の花炒め、点心が4種類ほど出てきて雰囲気が出てきたと思ったらいきなりパッタイのような焼そばと炒飯でフィニッシュ。ちょっとボリューム不足で、起承転結ならぬ「起承結」のような流れだった。おまけにデザートも杏仁豆腐かタピオカミルクを期待していたのだが、「ハウスゼリエース」の水加減を間違えたかのような妙なゼリーでお茶を濁されてしまった(笑)。

午後からは、オプショナルツアーにはありがちなのだがひたすら買い物に引っ張り回される。
最初の免税店、次の枕屋も全く用事がない。最後の宝石屋に至っては、店員がネックレスを妻に強引に付けて
「オニイサ ン、コレ、キレイ!カッテアゲテ!オニイサン、オカネ払ウダケデイイ!安クシトクヨ」
とカタコトで攻めてくるのだが、まるで安物のフィリピンパブのようなやり取りに失笑するばかり、ついに財布のヒモに手がかかる事すらなかった。

ここでツアーは終了なのだが、観光的要素が少ないと感じたので我々だけ黄大仙へ。香港一のパワースポットと云われる寺で、その極彩色がいかにもアジアである。
土産に茶を買いながら歩いてホテルに戻ってきたのだが、さすがに慣れない街と行程に妻は疲れてしまい、夕食には出たくないと言い出した。
私はどうしても麺を食べたかったので、街へ出て写真の雲呑麺をいただき、妻には牛ミンチと玉子が載った飯物をテイクアウトしてもらった。
雲呑麺はあっさりと深みのあるスープに海老のプリプリ感が素晴らしく、このウマさが400円ほどで味わえる香港は何と魅力的な街なのだろうかと改めて実感したのである。

明日は朝早く起きて、香港を後にせねばならない。だが今回してみたかった事はほぼやり切った。
いい旅だった…いや、家に帰るまでが旅だ、と昔小学校の担任が言ってたような(笑)