ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

豪雨災害、このところ多くないか?

2018-07-06 20:28:00 | 思うこと
折からの豪雨で、JR西日本は朝からこの調子である。

高速も高速で、このアリサマだ。

そしてJRがほとんどアテにならないため、近鉄と京阪で出勤したのだが、宇治川が既にコレだ。

上流に琵琶湖と天ヶ瀬ダムがあって、コレか…

地震の時にも述べたが、四季の変化に富み自然に恵まれたこの日本という国で生きていく以上、自然災害は避けて通れない。
いかに備え、素早く対応するかでしかない。

しかしそれにしては、この梅雨末期にありがちな集中豪雨や台風被害など、水害が多すぎないだろうか?
明らかに、我々が子どもの頃はこんな水害は少なかった。
私は京都盆地の北に位置する上賀茂という街に生まれ育ち、賀茂川がお友達でよく川遊びや釣りに興じたものだが、堤防のギリギリまで水が来るなどという事は、ほとんどなかった。

なのに5年前、「特別警報」というものが出来てわずか2週間後にその第1号となった集中豪雨があり、そして今回。
3年前には北関東の鬼怒川が決壊し、
一昨年は北海道の台風被害でジャガイモが壊滅、スーパーの店頭からポテトチップスが消えた。
そして去年は九州北部豪雨。

明らかに、おかしい。
この10年近くで、水害の頻度は明らかに上がっている。
土木技術の進歩や情報網の発達で、より自然災害を回避しやすくなっているはずなのに。

多くの学者が、地球温暖化が原因と指摘する。
既に日本はクールビズというものが導入されて13年、すっかり浸透している。
東日本大震災で福島第一原発が事故を起こし、他の原発も一斉に安全確認のため止まったため電力不足が懸念されたが、結局あれから7年経って一度も電力不足は起きなかった。
それだけ、この国ではエコが進んでいるのだと思いたい。

一方、私はこの数年で暑い時期に香港や台湾を旅したが、現地の人々の冷房好きは半端ではない。
いくら日本人がスーツの上着を脱ぎ、冷房設定を緩めたところで全く無駄な努力では?と思えるほどに、日本以外の国は冷房が好きだ。

「50年に一度の水害」が毎年のように日本で起こるのが本当に温暖化が原因であるならば、今こそ地球規模で真剣に考えねばならないのでは、と思ってしまうのである…