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以下、山下達郎オフィシャルサイトより。
2012年に劇場公開された山下達郎のライヴ映像、
『山下達郎 シアター・ライヴ PERFORMANCE 1984-2012』の、7年ぶりのアンコール上映が決定しました!
また、昨年11月より公開された竹内まりや『souvenir〜 the movie 〜MARIYA TAKEUCHI Theater Live〜』のアンコール上映も決定。
Wアンコール上映となります!
5月17日(金)より2週間のプレミア上映
【上映劇場】
[北海道]札幌シネマフロンティア
[埼玉] MOVIXさいたま
[東京] TOHOシネマズ日比谷
[神奈川]横浜ブルク13
[愛知] ミッドランドスクエア シネマ
[京都] T・ジョイ京都
[大阪] 梅田ブルク7
[福岡] T・ジョイ博多
コレはとにかく、死ぬほど嬉しい。
TVにも出ず、セルビデオも出さないためコンサートに行くしか「動く達郎」を観られなかった我々にとって、このシアターライブはものすごく嬉しかった。
お恥ずかしい話、私など5回足を運んだ。
そしてラスト近くに流れる、2010年の北海道の夏フェス「RISING SUN」で5回とも泣いてしまった。
純粋に感動した以上に、画面に映る女性の大泣きっぷりにもらい泣きしてしまったのだ(笑)。
この場でいくら言葉を並べても伝わらないが、ライブの達郎はまさに「鬼」だ。
打ち込みを使ってCDと同じ音を出すミュージシャンは山ほど居るが、全く使わずオール・マニュアルプレイでもレコード・CDと同じ音を出す。
そればかりか、ライブの方が良い音だったりする。
さらに、1983年のライブと2018年のライブで同じ音を出す。
同じテレキャスターを同じ人が弾き、使用楽器もハモンドオルガンまで同じ。
シンセドラム、ゲートリバーブ、オーケストラヒットなどいわゆる「時代の音」には一切手を出さなかったため、昔の曲を今聴いても全く古く聞こえない。
仮に停電しても客席の最後方まで素声が届くよう、2,000人規模までの会場でしか演らない。
その会場で、おなじみ「RIDE ON TIME」ではわざわざステージの後ろに設けられた高い台から、上階の一番後ろに聞こえるように素声でシャウトする。
今記しただけでも達郎のライブの魅力のほんのわずかしか伝えられていないのだが、それらは限られた人しか体験出来ない。
チケットが、とにかくプラチナなのだ。
それでもファンクラブで1公演は取れるだけまだ嵐よりマシなのだが(笑)、一度のツアーで最低3回は観たい。
特に初回は夢中のうちに終わってしまい、全てを冷静に観られるようになるまでは1つのツアーにつき3公演は必要だ。
私と同じ想いのファンが増えたためか、はたまたファンも加齢し子育てが終わってカネと時間が自由に使えるのうになったせいか、チケット争奪戦は1980年代よりも今の方がよほど厳しい。
ファン仲間でしばしば「達郎しばりカラオケ」をやるのだが、そのたびに
「今回の達郎、どないしてチケット取ります?」
と言い合う。
結局、平日狙いや地方公演に逃げるなどして皆必死で押さえている。
大阪のフェスティバルホールが「聖地」ともてはやされ、首都圏からもファンが大量に新幹線で押し寄せてくるため、我々地元民が弾き飛ばされているのが現状なのだ。
1989年、アルバム「僕の中の少年」の時のツアー当時私は大学4回生だったが、フェスティバルホール公演に4回行き、いずれもそこそこの席だった。
友人の分のチケットも楽勝で取れたし、今から思えば夢のような話だ。
そんななかで、シアターライブの再上映は本当に嬉しい限りである。
ま、本音を言えばセルビデオにして売ってほしいのだが(笑)…