先日、経産省の「がんばろう商店街」にエントリーしたいという商店街のお手伝いをしており、この「がんばろう商店街」はとにかくひどいという記事を書いた。
驚くほどのヒット数があり、かなりの商店街関係者にご共感いただけたかもしれない。
エントリー締め切りは今日であり、類まれな事務処理能力を誇る私は11/4(金)に全ての書類提出を済ませた。
すると、昨夜このようなメールが届いたのである。
要するに、書類不備があったのでそのぶんを出し直せと。
しかしそれらは、不備などではなく
「そんなもん、オマエらのアタマで考えたらわかるやろ!オマエらホンマにエェ大学を出た官僚か?」
と言いたくなる内容だ。
「支出計画書の不備」は、支出項目ごとの見積書を全て添付しているので書く必要はないとこちらで判断し何も書かなかったのだが、要するに見積書と同じ内容を支出計画書にも書け、と。
なんでオマエら、おんなじ事をなんべんも書かすの?
一番ひどかったのは、様式10「効果測定」の不記載の指摘。
このシートは、商店街全体の売上げがcovid-19前はどんだけあって、covid-19によってどんだけ減って、今回の企画でどんだけ売上げが伸びたか数値で示せ、と。
そんなもん、大企業ならともかく街の商店街の売上げなんて、管理していないところがほとんどではないのか?
私は今回のエントリーお手伝いに際し、このデータが要りますよと理事長に伝えた。
理事長は全店舗に売上げを聞いたが、なんと全店舗回答を拒否したのだそうな。
それを理事長が事務局に伝えると、なんと事務局は
「全店舗に、売上げを無記名で書いて理事長のポストに入れてもらって下さい」。
で、真面目な理事長はその方法を各店舗に伝えて、やはり拒否されたそうな。
私はその一部始終を事務局に伝えると、なんと事務局は
「推定値でいいので、書いて下さい」。
推定値と言うと聞こえはいいが、ようは根拠のないウソである。
すなわち役人は「データがない」という事実よりも「ウソのデータ」に基づいて動く人種らしい。
そりゃ、アベのウソで赤木さんが首を吊って死ぬわけだ。
で、結局どうしたかと言うと、私は各店舗の月の売上げを勝手に書いて送ったのだった(笑)…