暖かい冬が続き、奈良・御蓋山と春日奥山の間から雲が湧き出しています。
新年恒例の「歌会始の儀」が16日、皇居・宮殿「松の間」で催されたと
震災のニュ-スの狭間に聞こえ・・・
令和となって初めてのお題は「望」
天皇陛下のお歌は
『学舎(まなびや)にひびかふ子らの弾む声さやけくあれとひたすら望む』
皇后さまは
『災ひより立ち上がらむとする人に若きらの力希望もたらす』
お二人の御歌を耳にし日本人として命を受けてよかったと
心穏やかに気持ちになります。
皇族の方々の歌のなかで
私が一番好きな歌は秋篠宮家長女眞子さまの歌
『望月に月の兎が棲まふかと思ふ心を持ちつぎゆかな』
それと心に残った入選歌は
東京都 保立牧子さんの
『創薬の望みを託す天空の「きぼう」の軌道に国境はなき』
これは虎屋さんの御題の菓子『望の光』
鏡開きの日のお稽古で使わせていただきました。
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