学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

2008-05-19 14:26:23 | 仕事
朝から曇り…。今は雨が降ったかと思うと、すぐにやんで、代わりに強い風が吹いています。外にはちょっと出たくない…気分です。

午前中、ずっと論文の見直しをかけていました。見直しをかけるときりがなく。どこかけでけじめをつけねば、と思うのですが、なかなか線を引くことが難しいものです。

近頃萩原朔太郎の詩を読み始め、昨日は全集を借りてきました。中学生の時分、国語の便覧に萩原朔太郎が紹介されているのを見て『月に吠える』ってどんな詩なんだろうかと思ったことを思い出します。

詩は音読すると、心に染みてくるようです。萩原の詩は一見わかりにくいようですが、そのわかりにくさが良いといいますか…。『月に吠える』の冒頭で、自分の詩はこんなことを意識して、読んでくれるといい、という萩原の言葉がありますので、それにしたがって読んでいます。

萩原に限らず、詩はなかなかいいものです。