学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

ワークショップ

2019-06-01 19:06:36 | 仕事
先日、美術館主催のワークショップを担当しました。ワークショップとは体験型の講座のこと。お客様が講師の話を一方的に聴くだけでなく、カラダを使ってモノを作ったり、組み立てたり、音楽に合わせて踊ったり、会話したりと能動的な体験をすることです。ワークショップは企画展とリンクさせることが多く、私が勤務する美術館でも、より展覧会を楽しんでいただくために開催しています。今回はモノを作るという内容。最初は戸惑っていた参加者の方々も慣れるにしたがってどんどん進めて行きます。大人が対象でしたが、子供のように目をキラキラさせながら取り組んでいらしたのが印象的でした。こうしたクリエイティブな活動は、企画展云々の枠にとらわれずに見れば、人生をさらに楽しくさせてくれる行為です。上手い下手は関係なし。本人が楽しむのがいちばん。見ている私も参加したくなるくらい、ワクワクするワークショップとなり、講師、参加者の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。これからも皆様が楽しんでいただけるワークショップを企画していきたいと改めて思いました。
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