学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

スピードとクオリティの問題

2012-03-12 18:15:54 | 仕事
スピードがあって、しかもクオリティの高い仕事ができる。これは社会人として理想の姿。私は仕事をこなすうえで、いつも念頭に置いていることでもあります。

ただ、このところ仕事のボリュームが多くなり、それらをこなすためにスピードに比重が置かれ、クオリティが落ち始めていることに気が付きました。ミスの連続。バランスが崩れている。良くない兆候だ。今日、自分のスケジュール手帳を見ながら自己反省をしたところです。要するにバランスを上手く保つことが肝要なのかな、と思います。もちろん、急ぎの仕事は急いでやらなくてはいけませんが…。

現在のビジネスパーソンとして、重宝されるのはクオリティよりもスピードが早い人だそうです。スピードといっても色々ありますね。フットワークのスピード、判断力のスピード、業務をこなすスピード…。どれも重要な要素です。これらが総合的に高い人が重宝されるのでしょう。(私は年々フットワークのスピードが落ちてきた:苦笑)

結局は、人それぞれが自分の理想のかたちを持って仕事に取り組むことが重要なのだと私は思います。自分のスタイルを築き上げること。バランスがおかしいと思った時には、見直してみること。社会人の仲間入りをして随分な時間が経過した私ですが、仕事の進め方として考えるべきことや改善する点はあとからあとから湧いてきます。日々、理想の形を追い続けることが社会人のもう1つの仕事なのかもしません。


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