学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

車窓から

2015-01-04 20:10:22 | 仕事
今日で長かった正月休みも終わりです。

実家からの帰り道は、のんびり鉄道に揺られてきました。

車窓から見える風景はとても美しいものです。

広々とした田園、電車の風にそよぐ薄の原、白石川で泳ぐ白鳥とカルガモ、
貝田・藤田の熟れた柿の木、真っ白い雪で覆われた遠い山々。

まるで絵巻物を見るように、次々に移り変わる土地の姿を飽きることなく
眺めていました。

「ふるさとは遠きにありて思うもの」

電車に揺られて故郷から遠ざかる私には、室生犀星の言葉が思い出されます。
けれども、私にとって故郷は「悲しくうたふもの」ではなく、私を勇気づけて
くれるところ。

故郷は私の心の拠り所として、なくてはならない場所になっています。

明日から仕事始め。今年もしっかりと仕事に励んでいきたいと思います。


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