「秋ナスは嫁に食わすな」の解釈はさまざまだが、そのひとつに「秋ナスは体を冷やすので若い女性には良くない」というものがある。
ナス科の夏野菜は、漢方では体を冷やす「涼」の作用があるとされる。例えば、トマト、ナス、キュウリ、ジャガイモ、ピーマン、シシトウ、トウガラシなどだ。トウガラシはカプサイシンの働きで汗をかいて熱を放出し、体温を下げてくれる。気温の高い国で、辛い食べ物が喜ばれる理由だ。
まだまだ暑い日は多いが、一歩一歩冷えてくるこの時期に、カラダを冷やさないほうがいいのは、若い女性だけでなく中年以降の我々も同じだ。秋ナス、秋トマトはほどほどに、秋に登場する食べ物を味わおう。
秋は「燥邪(そうじゃ)」といって、乾燥による体への悪影響が出やすい時季とされている。ダメージを受けやすいのは「肺」を中心に、鼻、喉、気管支を含めた呼吸器系だそうだ。
秋の果物で、体を潤してくれるのはナシ。「梨皮(りひ)」という漢方薬の材料にもなっており、喉や肺を潤すせき止めとしても使われている。
□南雲つぐみ(医学ライター)「夏野菜と秋の果物 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年9月6日)を引用
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ナス科の夏野菜は、漢方では体を冷やす「涼」の作用があるとされる。例えば、トマト、ナス、キュウリ、ジャガイモ、ピーマン、シシトウ、トウガラシなどだ。トウガラシはカプサイシンの働きで汗をかいて熱を放出し、体温を下げてくれる。気温の高い国で、辛い食べ物が喜ばれる理由だ。
まだまだ暑い日は多いが、一歩一歩冷えてくるこの時期に、カラダを冷やさないほうがいいのは、若い女性だけでなく中年以降の我々も同じだ。秋ナス、秋トマトはほどほどに、秋に登場する食べ物を味わおう。
秋は「燥邪(そうじゃ)」といって、乾燥による体への悪影響が出やすい時季とされている。ダメージを受けやすいのは「肺」を中心に、鼻、喉、気管支を含めた呼吸器系だそうだ。
秋の果物で、体を潤してくれるのはナシ。「梨皮(りひ)」という漢方薬の材料にもなっており、喉や肺を潤すせき止めとしても使われている。
□南雲つぐみ(医学ライター)「夏野菜と秋の果物 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年9月6日)を引用
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