2011/6/9up全ページ目次 |
東日本大震災十三週後・自衛隊福島県内での捜索終了 |
0604被災3カ月水道復旧早く住民が町に嘆願書南三陸町
■宮城県南三陸町
水道の復旧率が約2%
■飲料水はペットボトルで支給されるが、
洗濯や風呂に使う生活用水は不十分。
被災者は川で洗濯したり、登米市のコインランドリーで洗濯したりしている。
06050232収入見込めぬ求人ばかり貯蓄も底宮城
■住居より仕事「先見えない」
被災生活も70日以上が過ぎ、必要なのは
「住居より仕事」
0606届かぬ生活再建支援金
■生活再建支援金
東北3県の支給率は3日現在、4.8%~32.5%にとどまる。
■支援金の支給が遅れているのは、
市町村が罹災証明のための現地調査に時間がかかっている上、
支給事務を受託している財団法人都道府県会館(東京)も、
続々と届く申請に処理が追いついていないためだ。
■東日本大震災の被災者が
罹災証明書なしで生活再建支援金を受け取れる
「長期避難世帯」の認定は、
被害が甚大な宮城、岩手、福島3県のうち
宮城、岩手の計7市町村にとどまっている。
■「長期避難世帯」に認定されると、
該当する地域の被災世帯は自宅の被害程度にかかわらず、
全壊世帯と同様、最大300万円の支援を受けることができる。
■[生活再建支援金]
■全壊または大規模半壊した住宅の
(1)被害程度に応じた支給(基礎支援金)
(2)再建方法に応じた支給(加算支援金)―で構成する。
■家族世帯の場合
(1)は全壊で100万円、大規模半壊で50万円
(2)は全壊・大規模半壊とも50~200万円。
(1)と(2)の合計で300万円が上限。
■給付申請には罹災証明書の添付が必要。
原則的に罹災証明書に記載された被害程度で判断する。
06091532倍にして返せ被災地に暗躍するヤミ金
■宮城県東部の40代の男性は何度か携帯電話に
ヤミ金業者から「借りませんか」と勧誘を受け、つい借りてしまった。
自宅は半壊し、勤務先も営業を休止。
生活資金が底をつき始めていたところで、1万5000円を借りてしまったという。
その後も携帯電話に別のヤミ金業者から次々と電話がかかってきたという。
数社から計7万5000円を借りた。
1週間後に最初の業者から
「倍にして返せ」
「被災地でも生きている限り取り立てる」
06091730原発銀座福井で高まる不安福島事故余波関西も電力不足か1
■福井県は、阪神工業地帯などを抱えた関西電力が供給する電力の約55%を担う拠点。
同社の全原発のほか、
日本原子力発電や日本原子力研究開発機構も福井県内に原発を保有しており、
若狭湾を中心とした狭い地域に14基の原発が密集していることから
「原発銀座」
との異名を持つ。
■福井県の原発14基中、定期検査中は6基。
このほか2基が不具合で停止している。
■福井県おおい町の時岡忍町長は3日、福島の原発事故について
「地震の影響がどれぐらいあったのか、津波の影響がどれだけあったのか、
老朽化の影響がどれだけあったのかが全くわからない」
と不安を明かす。
■時岡氏は
「地震は明日起きるかもしれない。
安全対策を最小限でも整えてもらわないといけない。
そういうものが出ないと、議会や住民にどうですかとは言えない」
■運転再開までには
「1年ぐらいかかるかもしれない。
関西でも電力消費の削減を要請しなければならなくなるだろう」
■原発は13カ月ごとの定期点検を義務付けられており、
ブルームバーグの調査によると、
今夏に稼働している全国の原発は54基中14基にとどまる見通し。
6月9日時点では19基が稼働
06091912東日本大震災自衛隊福島県内での捜索終了
■防衛省は9日、
自衛隊による福島県内での行方不明者の捜索活動を、
市町村長の承諾を得て8日で終了したことを明らかにした。
自衛隊は福島県内で537人、
うち福島第1原発半径30キロ圏内では62人の遺体を収容した。
06091927行方不明者いまだ8千人11日で3カ月
■東日本大震災から11日で3カ月。
いまだに8千人以上が行方不明で
収容遺体のうち約2千人の身元が判明していない。
震災の不明者は簡略化した手続きで法律上、死亡認定できるようになったが、
家族にとっては「身内の死」を認めることにもなり、苦しい決断を迫られている。
■警察庁によると、
9日現在の死者数は12都道県で1万5401人。
■このうち被害の大きい3県では
宮城9210人、
岩手4532人、
福島1594人。
■一時、1万7千人を超えた行方不明者数は9日現在、6県で8146人。うち
宮城4954人、
岩手2811人、
福島377人
で、時間の経過とともに微減傾向にある。
■自衛隊は9日、
岩手、宮城両県の一部を除いて、不明者捜索をほぼ終了させたと明らかにした。
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