円の外へ

20070121開設/中学高校国語授業指導案/中学校学級経営案/発達症対応/生活指導/行事委員会指導

中学国語指導案・文法・主語と述語判別

2014-05-08 20:12:29 | 中高国語など指導案
2014-05-08up
中学国語指導案・文法・主語と述語判別

以下■1~4■の内容はワークシートになっている。
3クラス行なったが、どれもひとコマで
「■主語・述語を探す 問い2 [例]」
まで進んだ。B4紙の2/3の分量である。
明日、判別練習の続きをする。

「主語・述語を探す指導」は、レイン氏の模擬授業で3年ほど前に教わった。
主語述語判別授業の決定版、と言える。

■1■次の文章はいくつの「文」でできているか。( )に数字を書きなさい。(2問・略)
■2■次の文章に句点(。)をつけなさい。(2問・略)
■3■次の文を「文節」で区切り、横線で区切りなさい。(8問・略)
■4■主語・述語を探す
 問い1
  [主語]と[述語]で、先に探すのは[     ]です。1秒で探す!
 問い2
  [主語]と[述語]は、必ず[     ]で探します。
   ①[述語]を ○丸で囲みなさい。    [文節で!]
   ②[述語]の右横に  (  )が  と書きなさい。
   ③(  )に入る言葉を 探しなさい。
   ④[主語]を □四角で囲みなさい。   [文節で!]


  [例]弟は 小さな 声で ありがとうと 言った。
  (以下問題文・14文 略)

中1感想抄
1今日もつかれてた。1日中国語だけがいい。
2文節の練習も傭兵先生のめいれいゲームも楽しかった。けどつかれた。
3主語と述語ができるようになった気がします!ありがとうございます!!
4文節がおもしろかった!あとめいれいゲームがおもしろかった☺
5テスト範囲ができてよかったし文節がたのしかった

6主語と述語の見わけ方がわかっておもしろかった
7苦手な主語と述語のルールが分かって、テストが少し楽しみになった。
8主語と述語の覚え方がわかってあんしん!ありがとうございました。
9主語と述語の問題わかるようになった
10主語と述語苦てだったけど、すごくよく分かった!

11えっ、もうおわり・・・かよ・・・
12たのしかったです
 (傭兵:中学1年生。
   「文」の概念を習うのは初めて。
   [原稿用紙の使い方]授業でわかったが、句点と読点の違いも習っていない。
   「文節」という言葉は、初めて聞いたという。
   だが「主語と述語」は、小学校で習ったらしい。
   句点、読点、文節を知らず「主語述語を知る」のは、無理なんじゃないですか?)

中2感想抄
1時間がたつのが早いです わかりやすい!!
2この授業なら完璧に文法が覚えられそうです。(注:璧、は、壁と書いてある。教えよう)
3文節とか、主語や述語がわかりやすくたのしかったです
4命令ゲームが面白かったです。6時間目とは思えなかったです☺
5僕は先生が国語の担当でよかったと思います。
 (傭兵:中学2年生。
   とても動きが早くて賢い。
   別件だが、1年生も2年生も、ほぼ全員何も言わなくても机の上が整うようになった。
   「ファイル、教科書、筆箱は、机の左上にきれいに重ねなさい。
   ノートを右側に開きなさい。
   左利きの人は逆側です」

   できない生徒は、授業中に歩きながらそっと場所を直してあげた。
   だいたい丸三週間で、すべての机の上の「物の置き方」がそろった。)

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中学国語指導案・2年授業案・ヘナチョコ発問「アイスプラネット」

2014-05-01 19:47:37 | 中高国語など指導案
カテゴリー別目次 ・ 記事一覧 ・ 『アイスプラネット』指導案発問改善2015
2014-05-01up
中学国語指導案・2年授業案・ヘナチョコ発問「アイスプラネット」

[始めに]
 物語としては面白い。だが発問は作りにくい。ざっくり短時間で扱いたい。
 新教材のため、実践例も少ない。クライマックスを探るもの、くらいだがいまひとつ適さない。
 (語句の意味)をメモさせて語彙を増やし、(会話文を読ませて)音読を楽しませたい。

[授業の指導・発問・指示・作業・評価]
1コマ目
   題名横にありの巣10個書かせる。
   予告。
   「読んであげます。終わったら印を書きます。すごくおもしろい花丸、なかなか良い○
    ふつう△、つまらない×。では、聞いてください」

●読み聞かせ・全文(約16分45秒)
    文末26ページのすき間に、印を書かせる・理由を1、2行書かせる。

●「書けたら見せに来なさい」
    赤鉛筆で理由の下に丸つけて返す。

●「全員発表します。三角です、と言ってから今書いたことをそのまま読んでください」
    発表の隊形教える。指名なし発表教える。譲り方教える。どんどん褒める。
    マル付けコンビで先に言う人を決めさせておくと良い。
    2年生は、1年よりスムーズと予測して、短く拍手させるとよい。拍手の仕方教える。

 ※時間内で全員発表できたら合格。かなり難しい。難しそうなら拍手させず時短。

2コマ目
    段落番号を振らせる。1から36まで。「僕のおじさん、の上いちまる・・・」

●1分交代読み・やり方教えて4回・4分間。

●「話者は誰ですか」
    『吾輩は猫である』を例に、作者と話者(語り手・ナレーター)を教える。

●「登場人物を書きなさい」
    しばらく待つ。無駄な間を空けず発表させる。

●「全員起立。Aくんから一人だけ言いなさい。
  ノートに書いたのを全部言われたら、座りなさい」
    どんなことを言っても板書する。アナコンダも馬も……

●「登場人物といえないものを、消しましょう。どれ?」

●「主役は誰ですか。次に大事な登場人物は誰?これを、対役、ということにします。
  あとは、脇役」
   [板書]
    主役=その人の心の動きを中心に話が進む人
    対役=主役に最も大きな影響を与える人

ここでひとコマ・指書きなぞり書き写し書き指導
   1分交代音読だけして、漢字指導5語だけ。・・・裏面は追い読みだけ、半分。
   これで、ひとコマ使う。

3コマ目
●漢字ワーク2回目(これ以後、常に最初は漢字ワークから)

●1分交代音読・4回・4分間

●「Bさん。1段落を読んでください。・・・ストップ。とてもきれい」
 「おじ、を丸で囲みなさい。隣に漢字を書いてごらん」
    伯父、伯父の違いは前回指導済み。2秒相談させて、さっさと板書。
 「いそうろう、を丸で囲みなさい。漢字書けるか?」
    同様にサッサと。
    意味を教科書に聴写させる。
   
    続きをC君に音読させる。「ぐうたら」を囲ませる。意味を聴写させる。
    以下同様 = 一人指名音読させる―言葉を丸で囲ませる―発問する

●「唯一の読み」
 「脚注とは、説明」
 「脚の派生で、にくづき、とは・その漢字は」

●「①から⑥段落に、新聞のように題名をつけます。どんな題名になりますか?」
    ぐうちゃんと母(・・・誰と誰の関係を、説明しているの?)

4コマ目 ~ ?コマまで
●漢字ワーク
●1分交代音読・4回・4分間
    以下、発問前に一人指名音読させる。発問する言葉を囲ませる。
    問いを板書する。解決した答えを板書する。

●「1から6段落では、母が本当はぐうちゃんを嫌いではないのがわかります。
  どんなこと?どんな書き方?で分かりますか?
  三つ探して書きなさい。」
    相談させてサッサと解決か、どんどん指名して一緒に解決か。
    ①好・・・・・ ②部・・・・・・・ ③独・・・!卒・・・!と・・

●「7段落からぐうちゃんのほら話が始まります。
  何段落まで?
  ほら話は、いくつある? 何、何、何? 一番大事なのはどの話?」

●「僕は、アイスプラネットの話を、信じた・信じない、どちらか」

●「その証拠は?」
    19段落(あ・・・・) 20段落(本・・・・・)

●「信じないのは、なぜですか? 理由を説明しなさい」
    コンビで相談させてサッと処理。

●「21段落。言い逃れ、聴写しなさい、口実を作り責任をさけること。ですが、
  ぐうちゃんの、口実、とはどういうことですか。説明しなさい」
    どんどん指名。ヒント。相談。解決。板書。
    ヒント(・・)を(・・・・・・・・)こと
       (・・)があれば(・・・・・・・・)ということ

●「25段落。少し違う気がする。と僕が言うのはなぜか。理由を書きなさい。
    ぐうちゃんが何をしようと、
     (勉強・・か・・・か)は
     (ど・・生・・・・・か)は
    僕の責任だから。

●「29段落。勝手に行けばいいじゃないか。
  僕の心の中にある、別のせりふを書きなさい。書けたら持って来る」
    頃合いを見て、時間で切る。
    「書けた人だけ」又は「丸付けコンビのどちらか一人」指名なし発表。

●「30段落。ちょっと驚いた顔をした。なぜですか?」
    僕を怒らせるようなことを言ったつもりはないから

●「33段落。あの表情。
   何段落に書いてあるか。……⑨ その段落のどの言葉か。……」

●「34段落に、ぐうちゃんの手紙の文章が書いてあります。
  しかし、それを読んだ僕が思ったこと、は書いてありません。
  僕が返事を書くとしたら、どんな手紙になりますか」
    持って来させ、丸をつけ、全員指名なし発表。

※ハッピーエンディングか、トラジェディーか。
 主役の成長譚か。
 ・・・という話ではない気がする。
 主題作文を書きなさい、って感じでもないし。
 主役は僕だけど、ぐうちゃんの生き方の、不思議な当たり前でない魅力を感じる。
 そういう物語りかな、と。
 ぐうちゃんについて、思ったこと気付いたこと考えたことを書きなさい、くらいでしょうか。

『アイスプラネット』指導案発問改善2015
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中学国語指導案・指書きなぞり書き写し書きの始め方

2014-04-25 01:23:43 | 中高国語など指導案
2014-04-26up
中学国語指導案・指書きなぞり書き写し書きの始め方

語り口まで書いていると疲れ果てるので箇条書きで。
・・・と思って書き始めたが、それも無理。
細かく書くと莫大な量になる。
見てもらうしかない。

1 自作ワークシートを配布する。非常勤は副教材を買えない。
2 ひとコマ授業の練習は5語。
3 読み方を二回言う。生徒は書く。
4 指書き、を5語させる。
5 なぞり書き、を5語させる。
6 写し書き、を5語させる。
7 テストさせる・交換して丸付けさせる。


初めての指導は、これで40分かかる。どこにどうかかるか書く気力なし。
これまた、見てもらうしかない。
某ナントカネコスキルは、小学校の教育課程用だ。
中学校で同じ時間はかけられない。
だが、工夫して、指導力があると使うことができるらしい。

大事なのは「指導の原則」で、非常勤の自作ワークでも同じ効果が上がることだ。
逆に、たぶん、本家のスキル本を使っても指導方法が正しくなければ生徒に力はつかない。

■中2・指書きなぞり書き写し書き最初の指導 感想■
  ※やってみて、漢字が得意不得意の差が大きいのがわかった。 
   俺は、もうほんとに、出来ないのはしょうがないからほっとけ、というのが我慢ならない。
   そういう人は、他の仕事に就けばいいのに、なぜ???


1漢字の練習が楽しみになりました。
2漢字が覚えれそうでますます漢字が好きになりそうです!!
3漢字の覚え方がとても分かりやすかった。
先生の声は優しいし、たまに 先生の言うとおりについてこい というのが
 すごいついていくきになる。

5久しぶりに漢字練習をして小学校の頃を思い出しました。

6漢字覚えやすかったです!!
7苦手な漢字をおぼえやすく教えてくれてよかった
8漢字を早く覚えられそうです!
なぞりがき すごく覚えやすい
10先生は、国語の神様にみえました。

11良かった 難しい漢字が良くわかった
12元から漢字が得意だったけど指・なぞり・うつしでもっと得意になれそうです。
13先生はプリントに穴をあけてくれてありがとうございます。
  そして、なぜ穴をあけてくれるんですか。うれしいけど。
 (傭兵:穴が開いている=ファイルする紙 / 開いてない=持って帰る紙
     学年で統一して、この指導をすると、非常にうまくいく)

14漢字、できるようになりたい!
  だから、この暗記のしかたでがんばろうと思う!!
15漢字以外(英単語、公式等)も、この方法を適用出来ますか?
 (傭兵:できる。過去の生徒の実績あり)

16漢字の勉強して漢字ができそうになりそうです。
17漢字がすっごく覚えれた。
18今回の漢字は、全て知っている字だったので、できるようになったのか、
  なっていないのかがわからなかった。

19漢字がおぼえられてよかったです
20今日やった漢字は全部知っていたので家で新しく勉強するときにやってみようとおもった

21小学校の時もこういうのはやりましたが頭に入ると思いました。
22漢字はニガテだが、得意になりそうだ。

■中1・指書きなぞり書き写し書き最初の指導 感想■
1ありがとうございました!国語がすこし好きになりました!
2楽しかったです。もっとかんじをおぼえたいです。
3漢字、楽しかったし、覚えやすかったです!
4漢字の覚え方がよく分かってよかった。
5超楽しい!!

6おもしろいです。
7最高
8何で国語の先生になったんですか? 1分読みでもくどくでも はやくよめそう!
 (傭兵:次回、音読の意味を教える)
9とてもいい漢字の覚え方を知る事が出来た!よかった!
10今週も楽しく勉強ができました。来週もよろしくお願いします。

11今日は座っているとイライラして集中できなかった
12ありがとうーございました!
  つぎ しょくいんしつに行くときは手をふるのは小さくします~!
13今日やったのは漢字でした。分からないけどおしえてもらったのでよかったです。
14こんな早く漢字がおぼえらえて、すごくじゅぎょうがおもしろかった。
15最後の部首を覚えるのはむずかしかった。
  でも、もっとたくさんの部首をおぼえたい。

16漢字の部首の名前を覚えるコツを教えてください。
17漢字の書き順などがうまく書けるようにがんばりたい。
18今日の漢字の練習はとても良かったです。

転職後、無職で家にいた時、漢字フラッシュカードを書いた。
ケント紙を100枚と油性ペンを買った。
一枚一枚、熟字訓と、漢字部首を書いた。
100枚全部使った。

一昨年、ああここでは二度と中学校の授業は出来ないらしいと感じて絶望した。
熟字訓の手書きケント紙を一枚一枚シュレッダーにかけた。
僕は何度かこういうことをして生き延びた。生きる代わりに何かを捨てる。
もう無駄なんだ。もう無駄なんだ。
だけど、部首フラッシュだけは砕くことができなかった。
漢字はコピーできても、部首は「手書き」しか出来ない。
「絶望」したくせに、どこかに万が一の気持ちが残っていた。

それを、三年ぶりに使った。
コメント (2)
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発問をどうやって作るか

2014-04-23 18:57:42 | 中高国語など指導案
2014-04-23up
発問をどうやって作るか

新しい人がやって来てくださって30分くらい話した。
その人には、ブログどおりすべての発問を渡してある。

「にじの橋で、一番聞きたいのは、なぜ僕は恵まれた気持ちになったかなんですけど」
「ああ。すごいですね。僕も発問にしたいけど難しいから無視しました。それで答えは?」
「ナントカカントカナントカカントカ……」
「ま、というわけで、答えがはっきり分かんないから飛ばしたんだよ。
 こういう時は、細分化。
 デカルトが、難問は分割せよ、と言ってて、人生は全て同じ。発問もね」
「はあ」
「で、**さんの言ってたことを分けるとだ。
 恵まれた気持ちになる前に、まず、にじが出た、わけだ。これは偶然」
「はい」
「で、にじを見た、わけだ。他に見てない通行人がたくさんいたのに」
「はい」
「で、そのにじを見て・・・・・・が、・・・は、有ったわけだ」
「はい」
「じゃあ、こう訊けばいいじゃん。
 僕が恵まれた気持ちになるまでに、三つの出来事がありました。
 一つ目は何ですか? いや違う。ああ、そうそう。
 二つ目は? そうそう、そうでしょ。
 三つ目は? ○には○を・・・・・が有った。
 だから、僕は生まれて初めてかな、恵まれた気持ちになった」
「ああ、できましたね。それなら分かります。
 発問になりますね。びっくりしました」
「俺もびっくり。一緒に考えるとできるもんだね。授業でやってみなよ」
「いいんですかね」
「いいんだよ! 何でも実験。
 こうやってさ、自分で読んでなんか引っかかった言葉を、工夫して発問にするわけだ。
 引っかかっても、発問にできない、正解も作れない、そん時は飛ばす。
 でも、自分の力が上がると、二年か三年後に発問にできたりするわけ」


「授業」は講義が良いのか、発問をするのが良いのか。
どちらが正しいかは誰にも決められない。
「講義=解説授業」と「発問授業」には、「教育とは何か」というほど思想の違いがある。
仕事ができるのはたった三十年くらいだから、どちらを選ぶかで人生は真っ二つに別れる。
どちらの「人生」を選ぶかは、自分で決めるしかない。

■中1・にじの見える橋・登場人物 授業感想抄■
1登場人物が少し難しかった。どこからどこまでが登場人物なのかをくわしく知りたくなった。
2主役の心を動かした、一番大きな出来事は?っていうので
 一発で当たってほめてくれたとき、とてもうれしかった。
3たのしかった。国語のじゅぎょうたのしい(^^)
あと30分やりたい!!
5超楽しい!
6お話の登場人物にはそれぞれの名前がついていることを始めてしりました。
 (傭兵:名前・言葉を与えることは、概念を与えること)
7今日はおもしろかったです!
8問題をあてたときに はなまるがもらえてうれしかったです。

■中2・アイスプラネット・登場人物 授業感想抄■
1今日の授業は小説・映画のような感じがしました。
2今日の授業、とても楽しかったです。信じまーす☻
 (傭兵:先週は「作文がみんな楽しくなるようにさせる」と言った。
     今度は「漢字がみんな出来るようにさせる」と言った。
     信じたい人? と訊いた)

先生はささやかなことで ほめてくれるのでうれしいです。
4たのしかった。ニコニコしている所は良いと思います。
5先生はいろんなことを教えてくれてうれしいです。
6先生の授業で、新しい言葉とかを知れるので楽しいです。
7解説が分かりやすい。ノートがとりやすい。
8こんなに楽しい授業なら色んな物語の細部まで分かる気がします。

僕は、授業とは発問・指示で、生徒の知的好奇心を動かし、
向上的変容を促す行為だ、と習ってその通り勉強してきた。
幸運だった。
まだ、二週間も経ってないけど毎日楽しくて楽しくて楽しくてたまらない。
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参観してもらった・『明日』視写と暗記練習

2014-04-16 20:33:59 | 中高国語など指導案
2014-04-16up
参観してもらった・『明日』視写と暗記練習

中学授業の相棒Aさん、Bさんが、中2授業を参観して下さいました。
教員二年目と一年目のかたです。
 ①漢検受験級確認と、漢字小テスト計画説明
 ②『明日』視写のさばき方
 ③『明日』暗記テストの練習
を見て頂きました。

視写は4行・一連ずつ持って来させる。
暗記練習は全文視写が済んだ生徒から始めさせる。その後、
1分間起立暗記・コンビ模擬テスト・90秒起立暗記・コンビ模擬テスト
最後に僕に向かって、全員言える所まで暗唱させました。
二人は、24行すべて暗誦できました。

僕は授業後、参観の先生にひと言言ってもらう時間を作ります。
「今日は、二人の先生が見に来てくれました。きっといっぱい褒めてくれるよ」
と、たっぷりハードルを上げることにしています。
お二人の感想は・・・
生徒の授業感想を残します。

■中2・『明日』視写と暗記練習■
1暗記テストがんばります!
2暗記ムズカシー!早かった!
3今日も楽しかったです。
4先生の教えたとおりに勉強するとどんどんおぼえられるきがする
5全部覚えたはずなのに最後いえなくて悲しい。

6今日も楽しかった!今日の暗記のやつでよくおぼえられて良かった。
 本番は成功したいです。
7今日も楽しく勉強が出来てよかったです。うれしかったです。
8あんきする力が成長した気がした。たのしかったです。
9先生のやり方だと、すぐ覚えることができる。すごく、毎日楽しみです。
10今日はいっぱいよんだ。

11読むことはとても楽しいと思いました。
1213行~15行までにはいけましたが明日には全部いけるといいです。
13できるだけ多く覚えたい。
14とっても楽しかったです。
  暗記する事が苦手な私が少しずつだけれど暗記することができてうれしかったです♪

15楽しかった。

16よかった。
178行目までおぼえられました!
18詩の8番目まで暗記ができた!
19同じ単元を勉強する期間が多いなあと思いました。
208行目まで詩を覚えれた。
21久しぶりに詩の暗唱をして小学校時代を思い出しました。
22ノートを4行ずつかいてみせるのが わざわざていねいだなと思った。 

授業参観は、教師が自分で見ることのできるものしか見えない。
たとえば、視写ノートを持って来させる方法だ。

 小さな机は授業の前に、廊下から一、二列目の間に置いておく。
 持って来させる列は、その一列だけにする。
 自分の席に戻る時は、左右どちらかに流す。
 二秒で五重丸をつけて返し、個別指導はしない。


なぜ、こうしたのかだけはBさんに説明した。
Bさんは、参観メモに付け加えた。
教わらなければ、理由は分からない。Bさんに
「なんで、4行ずつ分けて持ってこさせたと思う?」
と訊いた。
ズバリ、二つの正解が返ってきた。
教わらなくても見る目があると理由が分かるのだなあ。
そしてBさんに、
「全体的にはどうだった?」
と訊いた。Bさんは、
「授業が止まらず流れていった」
と答えた。
コメント (2)
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中学国語指導案・にじの見える橋・全発問指示

2014-04-13 00:17:34 | 中高国語など指導案
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2014-04-13up
中学国語指導案・にじの見える橋・全発問指示

[授業で用意したい物]
教科書・赤鉛筆・ストップウォッチ

[授業前の準備]
1 本文の音読練習(読めない字は辞書)
2 教科書に傍線と発問等書き込み

[授業の指導・発問・指示・作業・評価]
1コマ目
  教科書を開かせる。
  予告
  「読んであげます。終わったら印を書きます。
   すごくおもしろい花丸、なかなか良い○ ふつう△、つまらない×。
   では、聞いてください」

●読み聞かせ全文(約5分)
   文末30ページのすき間に、印を書かせる・理由を1、2行書かせる。

●「書けたら見せに来なさい」
   赤鉛筆で理由の下に丸つけて返す。

●「全員発表します。三角です、と言ってから今書いたことをそのまま読んでください」
   順番は<言える人から>。
   「全員言います。下手でもいいです。立ち上がって言います。どうぞ」(なかなか出ない?)
   「丸付けコンビでジャンケンポン! 負けたほうが先に言います。励まして!」
   上手。うまい。よく言えた。たくさん言えた。いい声だ。必ず褒める。

★1コマ目はここまでで合格。
 もし、たくさん時間が余ったら、生徒に<丸読み>させる。

●「ひとりずつ、丸読みしましょう。」(端の列から、一人ずつ・これまた必ず褒める)
   チャイムが鳴ったら終わり。

2コマ目
●「教科書を開きます。26ページ」(26、とでかく板書)

●1分交代読み・4分間・毎時間チャイムのすぐあとこれから始める
 「1分交代読み。丸付けコンビの一人が、先に1分間読んであげる。終わったら交代」
 「丸付けコンビでジャンケンポン。負けた人から。雨が、から。ヨーイ、始め」
 「そこまで。指で相手にどの字まで読んだか教える。二人目。ヨーイ、始め」
 「三回目は最初の人に戻る。(同様)  四回目で最後。(同様)」
 「コンビの人に、君は読みの天才だね、って褒めてあげなさい」

   ノートを開かせる。板書は毎回「日付・今日のテーマ」から。
   板書は、常に、声に出しながら書く。視覚・聴覚両方を使わせる。
   「日付・テーマ」板書したら、「今、書き終わってる人! 天才! 他の人追いつきなさい」

●設定(人物・場所・時代、を小説・物語りの「設定」という。大抵、人物だけで済む)
 「カッコ1、登場人物。①、②って書きながら、出てくる人を書きなさい」
 「Aくん、一人だけ言いなさい。(と、トントン指名して板書。生徒が言うのは全部書く)」
   ①少年 ②友達 ③子供たち

●「主役はだれですか。(少年)主役の次に大事な人は。(友達) 対役、と言います。
  子供たちは?脇役だね」
   たぶん、母親、が出る。
   「登場人物だと思う人、違う人(挙手)」「違います。せりふも行動もないからです」

●「この物語で、最も大きな事件は何ですか? 起こったこと。
  ヒント。主役の心を大きく動かしたこと。4字で書いてあります。」
 「書けたら持って来なさい」

   <持って来させる指導>
    丸、×、△をサッとつける。すぐノートを返す。その場で何秒も説明しない。
    言うなら「惜しい!」くらい。「もう一度もってこい」くらい。
    待つ列は学級崩壊の亡霊。
    適当な所でやめる。又は、全員丸まで続ける。騒がしくなるならすぐやめる。
    「みんなで答え、さんはい (仲たがい) (同時に板書) (こんな調子)」


3コマ目
●日付・テーマ板書 ◎あらすじ

●1分交代読み4回

●「かっこ1、あらすじ」
 「この話の、あらすじ、をコンビに言います。ジャンケンポン。負けたほうからどうぞ。
  (20秒で)そこまで! 交代して、どうぞ」
 「誰が、どうした話、ですか? 少年が。次に大事な言葉は。友達。次は。にじ、です」
 「一緒に書きます。少年がにじを見たことで友達と仲直りした話(20)。20字です。こうやってカッコで書きます」

★あらすじ指導にはワザがある。桃太郎のあらすじを言いなさい・超ウケル。
 時間があれば練習。

「かっこ2。問題を出すから、Cくん、雨が、から読んでください」(3段落終わりまで)
 「考え事、3文字を丸で囲みなさい。シャーペン。赤はダメ」

●「問題です。考え事、は何段落に書いてありますか。数字を書きなさい」
 「あと、10秒。簡単。2、1、さんはい。(ごー)」        (簡単な問題のさばき方) 

●「カッコ3。4段落、黒く、からNくん読んでください。(4段落だけ)うまいねえ」
 「どうでもいいような目、まるで囲む。なぜ、どうでもいい目になった? 5段落にある」
  なにもかもうまくいっていないから(16字)

●「うまくいっていないことは、いくつありますか?コンビで相談(サッと)5個?5個以上だね」

●「カッコ4。5段落をGさん、読んでください」

[この調子で書いていくと僕が死んでしまうので、発問・指示だけにします]
[流れ:発問する段落を一人か二人に音読させる → 丸で囲ませる → 発問する → さばく]
[何コマで終わるかは相談しましょう]


[5段落]
発問:雨は自分の上にばかり降るような気がする・「雨」は何をたとえていますか。5字で
   (いやなこと)
発問:この一文は何を言いたいの? カッコの中を埋めます。
   (5    )は(2  )だけに(6     )気がする。
   書けたら持って来る。
    いやなこと は 自分 だけに おこるような 気がする。
発問:ずぶぬれ、とはどうなることの比喩ですか。
    もっといやなことばかり起こること

[7段落]
指示:うわの空 囲む。意味を言うのであいている所に聴写しなさい。
   (他のことに心をうばわれて落ち着かない)
指示:たわいもない 意味を聴写しなさい。
   (とくに意味もない)

[8段落]
発問:おぼろ、の意味は。おぼろ、がつく言葉知ってる? おぼろ月・おぼろ気・おぼろ昆布

[9段落]
指示:衝動 聴写しなさい。
   (自分でも理由がわからずに急にしたくなる気持ち)

発問:思いがけない衝動、とは、少年のどんな気持ちですか。持って来なさい。
   (にじを全部見たい)という気持ち
    ※予想では「全部」が抜ける。最初ノーヒントだとできた生徒が喜ぶ。

[10段落]
発問:ついぞ つい、を漢字にしなさい。(終。終に・終の棲家)意味は?(一度も)

[11段落]
発問:はなやかな橋、何の比喩か!さんはい。

[12段落]
発問:少年の意図、どんなことですか。書けたら持って来なさい。
   ( にじ )を( ひと目で見わたす )こと

[15段落以下は、教科書コピーを見て下さい]

★最後にできれば。
発問:この話は、人生はうまくいくものだ、いかないものだ。どちらの話ですか。
   英語で、ハッピーエンディング。反対は、トラジェディー。


授業記録・にじの見える橋2011
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中学国語指導案・授業案・作文1・原稿用紙の使い方

2014-04-12 23:57:52 | 中高国語など指導案
2014-04-12up
中学国語指導案・授業案・作文1・原稿用紙の使い方

[授業で用意したい物]
1 ストップウォッチ  2 原稿用紙の使い方(説明入り見本)
3 視写用紙(上が見本・下が原稿用紙) 4 早く終わった生徒用の「小学校1年漢字」

[授業前の準備]
特になし

[授業の指導・発問・指示・作業・評価]

追加)2014/04/21
   ①「初めに、記号の名前、を教えます。ノート開いて」
    (以下、横並びに板書し、視写させる)
   ②「会話文の 「 は何て言うの?(ナンダカンダ) かぎ、です」
     1 「 かぎ
   ③「じゃあ、会話文の終りの 」 は?(ナンダカンダ) とじかぎ! 正解!」
     2 」 とじかぎ
    (同様に、( かっこ )とじかっこ 〈 やまかっこ 〉 とじやま
         ……三点リーダー ・ 中黒  ? ! □段落 改行)

1 原稿用紙の使い方
  ■原稿用紙の使い方(説明入り見本)を配る。A4版。名前を書かせる。
 
  読み聞かせ
  「文を、読むから聞いていなさい」

追記2015-09-14 こちらも)
青山スタンダード-宮城県利府町立青山小学校
青山スタンダード-原稿用紙の使い方-宮城県利府町立青山小学校

  説明の追い読み
  「説明を読みます。あとに続きなさい。まるいち、題名の上は三ますあける ~」
  ⑪まで、追い読みさせる。

  ★漢数字と算用数字、という言葉を教える。縦書きの時は、漢数字です。

  ■視写用紙(上が見本・下が原稿用紙)を配る。上下合わせてB4版。

  「下に、そのまま写します。名前と番号は自分のを書く」
  氏名と出席番号の文字数によって、二行目の書き出しマスが変わるのを教える。

  「題名と、二行目だけ写したら、持って来なさい」
  →赤丸つけて1秒で返す。続きを写させる。
  約10分くらい待つ。
  (全員できるまでは、待たない)

  全部できた生徒は持って来る。ありの巣を10個書かせて音読させておく。

2 1分間視写
 「今、写した紙を、裏にしなさい」
 「教科書の40ページを開きなさい」(ダイコンは大きな根?)

 「これから、1分で何文字写せるか、競争します」
 「写すのは、40ページの1行目、私たちは、毎日 から。点(、)も写します。
  一字に数えます」

 「まだ、シャーペン置く。ヨーイ、ドン」
  (始める前に、色々質問が出るから、サッサと答える。1度やればわかる)
 「30秒・・・10、9・・・3、2、1。そこまで。シャーペン置く」

 「コンビで紙を交換します。何文字か数えます。大きめに 45字 とか書いてあげる」
 「返してもらった? 手を挙げます。0から10。11から20。・・・75?優勝!」

 「二回戦。42ページ。いっぽう から。今書いた隣に書きます。ヨーイ、ドン」

(何回戦か行なう。チャイムが鳴る前に終わるように)
(視写した紙だけ提出。大きな花丸つけて、次回の授業で返す。ファイルさせる)

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中学国語指導案・授業案・詩・野原はうたう

2014-04-11 20:10:15 | 中高国語など指導案
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2014-04-11up
中学国語指導案・1年授業案・詩・野原はうたう

[授業で用意したい物]
 ・教科書・生徒にあげるノート・赤鉛筆

[授業前の準備]
 ・自分の教科書に書き込み

[授業の指導・発問・指示・作業・評価]
 ・挨拶したら「欠席なしですね」「誰々くんお休みですね」で出欠終わり。出席簿に。
 ・すぐ授業。
 ・教科書を開かせる。
  (忘れた人? コンビで机をつけて見せてもらいます)
 ・以下、トントン進む。

 <教材:詩・ねがいごと>
指示:ねがいごと、の右に、ありの巣の穴、10個書きます。書けたら手挙げる。

指示:先生のあとについて読みます。野原はうたう・・・とばします

 ・丸を1個塗らせる。
 ・行頭に番号を振らせる。題名が1、とばしますが9。

指示:全員起立。三回読んだら座りなさい。

 ・丸を三つ塗らせる。
 ・あとは、音読プリント読んで工夫する。10回くらい読ませる。

発問:季節はいつですか。
  (板書 ねがいごと 1季節 春)
  (以下、発問するごとに、問いと答えを板書)

発問:あいたい、を漢字に直しなさい。

発問:たんぽぽが、会いたい。変ですね。人間みたい。こういうのをナントカ法。

発問:わたげ、って何。漢字は。

発問:とばします。「なぜ」とばすのですか?

 ・指名、挙手で答えさせる。「残念」「残念」「すごい!だから、って言えた」
 ・なぜ、と聞かれたら? だから、と答えさせる。

説明:この詩を「二連から成る 口語自由詩」と言います。

指示:ノートに写して持って来なさい。
 ・赤鉛筆で花丸つけてあげる。「おれはかまきり、も写しなさい」
 ・ねがいごと、が全員終わったら、途中でもやめさせる。
 ・その前に、おれはかまきり、まで持ってきたら、花丸つけて
  「ありの巣書いて10回読む!」

 <教材:詩・おれはかまきり>
 ・ありの巣。行番号1から13。10回くらい音読。

発問:①季節は ②人間みたいに書くのはなんだっけ ③がんばって、何をすると思う?

説明:これも「二連から成る 口語自由詩」と言います。

説明:「明日、「読みテスト」をします。点数のつけ方は・・・(説明する)」

  ・時間が余ったら、テストするほうの練習をさせる。

[授業の指導・発問・指示・作業・評価]
又は
1 詩二編を10回くらいずつ音読させる。

2 どちらか一編を選ばせて「音読テスト」
  ①一行1点。
  ②行数プラス、何か工夫した読み方をしたら「プラスA!」「プラスダブルA!」追加。

これで、さっさと終了。
まあ、視写はさせる。


全員かまきりになった音読テスト
選ばせず「おれはかまきり」テストのほうが楽しい
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中学国語指導案・1年授業案・大学卒初めての授業

2014-04-10 21:58:23 | 中高国語など指導案
2014-04-10up
中学国語指導案・1年授業案・大学卒初めての授業

 ●大原則=話を聞かせるときは「手に持っている物を置きなさい」ビシッ!
 ●蛇足ですが、僕は4月最初の授業でこうはしません。
  一年間を決める最善の授業を、限りなくいきなり始めます。

[授業で用意したい物] 
 ★赤鉛筆(生徒に持ってこさせるノートに花丸)
 1教科書
 2ノート
 3 国語便覧
 4漢検トレーニング
 5中学書写
 6国語辞典(すべて記名してある)
 7生徒座席名簿
 8名前ペン
 9チョーク
 10ルーズリーフ(ノートない生徒用) 

[授業前の準備] 人生初めての授業だと仮定・授業に入る前に
1 ・チャイム
  ・挨拶(出席取りなどしない)
  ・自分の名を大きく板書
  ・短く自己紹介

2 生徒教材確認と記名
 ①「■みんなの机の上には何がありますか。
    教科書。
    国語便覧(べんらん)。
    漢検トレーニング。
    中学書写。
    ノート。
    (ワイワイ・ノートありません! いいです、あとで教えます)
    名前が書いてありますか。書きましょう。
   ■教科書出して。
    (書き方見本を大きく板書・1年A組5番 桜井優香)
    (教師の教科書も見せて)
    こうやって、大きく書きます。
    名前ペン貸してあげて。先生のも貸してあげます。
   ■次、国語便覧。裏側の下に、ここに書きます。1年A組5番 桜井優香
   ■以下漢検、書写、同じ。」

 ②「ノート、ある人。
   (これでいいですか!いいですか!これは!)
   ノート。一行が広い。薄くマス目が書いてあるのはすごくいい。点が書いてある。
   縦に長いのも横に長いのもどっちもいいです。
   今日、ない人。いつ買えますか。**曜日? 毎日確かめます」

 ③「国語辞典、ある人。まだ、なくていいです。何買っていいかわかんない?
   (1)小学校で使っていたのでいいです。なければ買わないでいいです。
   (2)これ、先生の(板書)『新明解国語辞典・三省堂』買うならこれでいい。
   (3)電子辞書は? 買ってもいいです。でも高いのでまだ買わなくてもいい。」

 ④「明日の授業で机の上においておくものは。
   教科書。ノート。筆記用具。三つだけ。
   国語便覧。漢検トレーニング。中学書写。は、ロッカーに入れておきます」

[授業の指導・発問・指示・作業・評価]
1 「教科書を開きます。16ページ(と言い板書も)
   こうやって、アイロンをかけます。上からやさしく押して。教科書アイロン」

2 「読んでみましょう。先生と同じように真似します。
   野原はうたう 工藤直子」
   (生徒続く)
   (以下、追い読み続ける)

3 「丸付けコンビを決めます。この列とこの列・・・。
   挨拶。よろしくお願いします。
   仲良くなりましょう。
   向かい合って。30秒あっちむいてほい。始め!」
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中学国語指導案・音読指導の技術26

2014-04-09 20:57:03 | 中高国語など指導案
2014-04-09up
中学国語指導案・音読指導の技術26

[どんな教材でも始めは、ありの巣]
1 題名横に「ありの巣」10個
  一度、文、詩を読むたびに塗らせる

[教師の読み聞かせなど]
2 読み聞かせ
   文学教材では必ず教師が全文読む
   説明文は場合・学年に応じて

3 一人で
  「自分で一度読みなさい」

2 追い読み
  「先生のあとに続いて読みなさい」
  「先生と同じ大きさと速さで」

[丸付けコンビの音読]
3 丸よみ(句点読み)
  「丸で交代して読みなさい」

4一行交代
  「一行交代で読みなさい」

5 段落で交代
  「段落で交代して読みなさい」

6 1分交代
  「1分交代読み。一人目、始め」
  「そこまで。交代。二人目はい」
  「そこまで。交代。はい」
  「そこまで。ラスト。始め」
 ★「一人が、なかなかうまいね、
   もう一人が、君は天才だね。
   相手に言ってあげなさい」


7 声をそろえて
  「二人でぴったり声をそろえて読みなさい」

8 競争読み
  「競争します。※ページだけ。読み終わったら相手に、終わったよ、と言いなさい。
   ヨーイ。始め」

[全員の音読]
9 何回読んで座る
  「三回読んで座りなさい」
  「全員起立。始め」全員起立、は慣れたら省略

10 全部
  「全部読んで座りなさい。始め」

11 方向を変える音読
  「全員起立。プリント持って。
   合図をしたら、
   廊下向いて一回、
   後ろ向いて一回、
   窓向いて一回、
   黒板向いて一回。
   全部で何回?四回。終わったら座る。
   行くよ。ヨーイ、始め」

12 斉読
  「全員で声をそろえて読んで聞かせてもらいます。どこどこから。さんはい」

13 音読の姿勢・三つのポイント
   ①「教科書を両手で持ちなさい」
   ②「首筋立てて」
   ③「両足の裏を床に着ける」

   (このあと、追い読みなどを行なう)
   (着座の読みテストなどもこの姿勢)

14 「隣りクラスに聞こえる声で読むよ」
   (ドアを少し開けてみせる)

15 「黒板を突き抜けて隣りに聞かせるよ」

16 「グランドに人がいます。聞かせてあげます。
   全員起立。窓向いて。ついて読みなさい。
   祇園精舎の鐘の声、~、諸行…」

[音読個別評定][暗誦テスト]
17 必ず褒める
  (どんなことでもよい。教師の評価基準、褒め言葉を年々増やす)
  (ただし、フシの付けすぎ、語尾が重すぎ。
   これは、その場で見本を見せて直させる。
   そして、褒める)

18 生徒に考える間を与えず瞬間評定
  (教師もAかBか、度々迷う。
   が、迷いを見せずに瞬間に断言する。
   間違ってもよい。経験で正確になる)

19 コンビで模擬テスト
  「テストの前に、コンビで模擬テスト。
   最初の生徒役決めて。起立。始め」

20 音読(暗誦)テストの評価
   ①詩は一行1点、散文は一文1点など。
   ②範囲を指定して、何点満点か予告する。
   ③範囲を読み(暗誦し)続ける。
   ④教師はミスした部分は数えない。
   ⑤終わってすぐ「何点!」と言う

21 声を大きくさせる「誰々に向かって」
  「全員起立」
  「教室で一番遠くにいる人を決めます」
  「名前読んで。手振って」
  「その人に聞こえるように5行読みます」
  「さんはい」
  (一度目は、とても声が小さいときがある。
   やめ。顔を上げなさい。相手の耳に届くように。もう一度最初から。さんはい)

[古文の音読]
  注)教師が古文を7つとか、9つとかに分け、
    生徒に丸番号を書かせるとよい。

22 現代語訳・古文・交代読み①
  「先生が下の段の現代語訳を読みます。
   みんなは上の段の古文を読みます。
   場所を間違えちゃダメだよ。
   今ではもう昔のことだが
   ~今は昔~
   うまいっ。竹取の翁と・・・」

23 22番の逆・古文・現代語訳・交代読み②
  「今度は、先生が上の段、古文。
   みんなが下の段、現代語訳」

24 22番を丸つけコンビで行なわせる

25 23番を丸つけコンビで行なわせる

26 古文暗唱テスト※点満点
  「⑦番まで暗記テスト。
   途中を忘れても最後まで言っていい。
   できた所だけ点数に入れてあげます」

★音読テストも、暗誦テストも、授業内に充分しつこく練習をさせる。

★変化のある繰り返しで十回も十五回も。
 [いじわる教師は、家で練習してきなさい、と言う。
 してくるのは元々できる生徒だけ。
 かくして、できない生徒は、ますます嫌いに不得意になる。
 嫌にならない「変化のある繰り返し」で、ふつうなら嫌になるほど練習させてしまう。
 できるようにさせるのが、国語教師の腕]

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