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中学校生徒総会05(1)職員会議指導案 |
[参考]中学校・生徒総会指導案
作成者hyoko2005.4.4(月)職員会議
1 日時 2005年5月13日(金)6校時
2 場所 図書室
3 目的
(1)生徒総会とは、自分たちの1年間の活動方針を決定する
大切な場であることを理解させる。
(2)少人数の学校の特色を生かし、全員に参加の機会を与える努力をする。
(3)自分たちの問題を自分たちで考えるものである。
討議事項により決定した事項を年間の活動の中で実現させる。
(4)班、学級や委員会で話し合いを通して、物事の決定の手順と討議のルールを学び、
年間の学級・学年の活動に生かさせる。
4 目標
(1)生徒会役員・学級委員他、専門委員に十分な準備をさせ、達成感を味合わせる。
(2)学級で事前に充分な「柱の討議」を行い、発言の準備を済ませることができる。
(3)総会当日に、「整然と」かつ「活発な」討議を行なわせることができる。
5 討議の柱<提案事項>
担任は「討議の柱」に十分な準備をして下さい。
① 個人の意見(立場)をはっきりさせること。
② クラス内で、柱の討議を行なっておくこと。
③ 発言の順番を決めておくこと。
★昨年度の反省の中に、「同じような意見ばかりが続いた」とありました。
①~③の準備の中で、出来ればそうならないよう、アドバイスをお願いします。
<今年度討議の柱>
(1)体育祭で大縄跳びは行うが、
A案:大縄跳びは、時間内に「連続して跳べた最高回数」で勝敗を決める。
B案:大縄跳びは、時間内に「跳んだすべての合計回数」で勝敗を決める。
★なお、原則として二回戦行なう。
設定の理由
① 前年度生徒会担当よりの初案は、
「大縄跳びを、行う・行わない」
だった。
が、前二年生の大縄に対する抵抗が大きいという予想から、廃案となった。
② 前年度生活指導部の見解としては、大縄跳びは行事企画上、不可欠ということであり、
その点を踏まえて、勝敗のつけ方について論点を設定した。
(2)文化祭でクラス別合唱は行うが、
A案:コンクールとして、順位をつける。
B案:発表会にして、順位はつけない。
設定の理由
① 同様に、初案は
「合唱を、行う・行わない」
だった。
が、学級・学年経営上、合唱は不可欠ということで、廃案となった。
② 同時に、前年度生活指導部の見解は
「合唱をコンクール形式にすること」は、
学年の人数差が大きすぎるため不可能である、
ということであった。
しかし、あえて「コンクール」の是非を問う論点を提案する。
③ 第一に、合唱を行う以上、発表会だろうが、コンクールだろうが
担任と生徒の負担は変わらないということである。
④ 第二に、コンクールでなければ、
生徒の「練習のテンション」と「目的意識」は保てない。
かつての市内O中は合唱のレベルが“ある観点で”頂点を極め、
コンクールだろうが発表会だろうが、
合唱の練習と質に違いはないという段階で発表会に移行した。
なかなかそこまで到達する学校はない。
⑤ 第三に、どちらにせよ生徒も担任も結果を自己評価する。
発表会にはその目安が存在しない。
昨年度のように、歌う観点がなく内容の不明確な「~~賞」は
自己評価と、達成感の目安にならない。
負けなら負けで、フォローをすればよい。
発表会では、割り切れない不完全燃焼感が残る。
(昨年度担任をした方はおそらくそう思われたのではないか。)
⑥ つまり、同じ価値のある苦労をするのであれば、担任にも生徒にもより
「前向きで」
「明確な目的を持った」
取り組みやすい状況を作るべきである。
6 プログラム
★前日、放課後図書室の会場設定をします。
5月13日(金)は図書室の使用をご遠慮ください。
a.5校時終了。
<持ち物>
(①議案書 ②討議の柱発言用紙 ③発表順などを決めた用紙 ④筆記用具)
<hyoko>
(①議長団・執行部表示 ②クラス発言用プラカード ③座席指定=前日)
<**t>
(①議事進行表 ②時計 ③書記用記録用紙 ④ベル)
b.トイレを済ませて、図書室に移動。
c.指定された机に着席。
d.担任は自分のクラスにつく。
フリーは自分の学年につく。
Ktは議長団につく。
hyokoは事務局につく。
★全体司会(学級委員: )
★学級委員は、役割が終わったら、自分のクラスに戻り討議に加わる。
(1)開会宣言 (学級委員: )
(2)議事進行の注意(学級委員: )
(3)議長団紹介 (全体司会)
(4)議事 (学級委員:議長= 副議長= 書記= )
①議長団自己紹介
②質疑応答(発言クラスは事前決定)
③議案書の確認済み事項
④「討議の柱A」の討論と採決
⑤「討議の柱B」の討論と採決
⑥議案書全体の承認
⑦議長団あいさつ
(5)講評(教頭先生・**生徒会長)
(6)閉会宣言(開会宣言に同じ)
(7)諸連絡(全体司会&先生)
(8)退場指示(全体司会)
A 教室へ戻ったら簡単そうじ。
B HRノーと記入のみの帰りSHR。
C 「生徒総会まとめアンケート」記入後さよなら。
学級委員と生徒会役員はアンケートを持ち、図書室に集合。
会場片付けと、アンケート集計。
D 役員は「生徒会だより」作成。&「生徒集会」リハーサル。
7 取り組み日程(別紙)
8 学年別指導の重点
①一年生:組織とルールについて学ぶ。
(**中との統合後に積極的に参加できるように!)
②二年生:中堅学年として、学校生活に積極的にかかわろうとする態度を育てる。
③三年生:最上級生として、**中学校への意識や責任感を育てる。
9 議案書内容
(1) 議案書の内容
第一号議案 昨年度の総括
第二号議案 今年度のスローガンと活動重点目標
第三号議案 活動の具体的方針
第四号議案 各委員会の今年度の活動方針、活動計画
第五号議案 予算
(2) 重点目標、具体的活動方針の主な内容
①委員会活動の活発化
②清掃活動の活発化
③他学年交流
④意見交換を行う
(3) 行事の取り組みなど、新しく議案に盛り込まれるもの
①生徒会組織の変更(専門委員会数・中央委員会から生徒会執行部に名前の変更)
②生徒朝礼の活発化
③学級委員会と生徒会執行部の協力について
(4) 議案書作り
① 中央委員の生徒総会での役割とは
・全校生徒が活発に意見交換できる場を提供する。
・議案書は、全校生徒から反対意見がでるように作り、議論を活発にさせる。
(中央委員は、議案書から多くの意見がでるように仕向ける。
結局は、原案が覆されるのだが、負けるが勝ち。
それが中央委員です。)
・議案書は、中央委員が作り全校生徒に提示するだけで、
最終的に決定するのは、全校生徒の意思によるのである。
② 議案書作り割り振り
第一号議案(昨年の総括と現状分析): ( )
第二号議案(スローガンと重点目標): ( )
第三号議案(活動の具体的方針) : ( )
第四号議案(各委員会指導方針) : 各委員会の委員長
第五号議案(予算) : ( )
表紙・裏表紙・目次 : ( )
※4/28日までに原々案を持ち寄ること
[参考]中学校・生徒総会指導案
(1)職員会議指導案
(2)議事進行指導案職員用
(3)討議の柱
(4)HR進め方職員用
(5)発言メモ用紙全校生徒用
(6)当日プログラム時程
(7)反省用紙教師用
(8)反省用紙生徒用