円の外へ

20070121開設/中学高校国語授業指導案/中学校学級経営案/発達症対応/生活指導/行事委員会指導

授業できない○○って

2008-07-07 16:27:05 | 勝手に授業研究
2010/8/ upわかる目次
授業できない○○って

学年主任が、年に一度は見本で授業見せて、
自分の授業技術解説して見せられなかったら、
船の操縦できない、船長みたいなもんだよね。

校長・副校長が、毎月教師に授業させて、
具体的な代案示して、授業技術の指導できなかったら、
旅客機の操縦できない、機長みたいなもんだよね。

まあ、そんな人はいないと思うけどね。
まさかね。

新潟の大森修・元校長は、校内研修といえば、
教師に模擬授業やらせて、代案で指摘して、
教師全員の授業をレベルアップさせて、
土足で机の上を駆け回ってた小学校を、
私立の進学校みたいな学校に変えました。

夏休みは、
「本一冊読むと申告するごとに、自宅研修してよい」
と言ったそうです。
「こういうことは、校長が決めてよいのだ」
と、確かおっしゃったような。
ただし、ごく簡単な読書報告書を出させたとおっしゃっていました。

(邪道の五分後追記)
そういえば、
新採用の研究授業のあと、
「生徒の挨拶の声が小さい」
((爆笑))
とか評価する管理職が未だにいるそうです。
これって、
カール・ルイスに、
バットの素振りがなっとらんって言うようなもんだよね。
・・・ちょっと違うか。
ちょっとだけね。
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授業は技術のかたまりだ

2008-07-07 16:27:01 | 勝手に授業研究
わかる目次
授業は技術のかたまりだ

3年生に義務教育まとめの「漢字の読み方」のプリントをやらせた。
これも大事な授業だ。
大事だが単調だ。
「やりなさい」
と渡して全員やるなら苦労はない。
「全員に」
「やらせて」
「習得させる」

には、授業技術が必要だ。
授業TTのU先生が度々コメントを書いてくださる。
今日のはこうだった。

「テスト前に(注:よみがなを書かせる前に)、
一人に答えを言わせる所など、
ことばが最低限にけずられているのがわかった。
言わせる時に、正答がいえない時のフォロー、
全員で言わせるときの、さんはい、
など生徒もテンポよくできた。」


同僚のR先生ならこの6行の中に、
「六個」くらい の授業技術を読み取ることができるだろう。
また、U先生がこの6行を書くということは、教育書で勉強なさっている証拠なのだ。
ただ一つだけ、ぼくはほとんど
「さんはい」
とは言わなかった。
ほとんどで、まったくではないが。

「破れを繕う。ツクロウ、はい。」
「ツクロウ」


ほとんどは
「はい」
と言って、
「さん」
の2字、「ことばを削った」のである。
言葉を削るように「意識」した。
「さんはい」
と言ってしまったのは、授業技量が低いからだ。
授業中、このように
「今、何の原則を意識しているか」
と自分に問い続けている。
「漢字の読み方プリントの指導」
という極めて初歩的、誰でもできる授業でも、
ぼくのような三流教員は意識しなければ授業は成り立たない。

今日意識したのは次の原則だ。

①一時一事
②激励
③趣意説明
④全員
⑤個別評定
⑥空白禁止


また、
「テンポ」を作り、
「言葉を削り」、
「視線」を飛ばし、
一人に読み方を10個言わせる時に「手から物を放させ」、
終始一貫して「朗らかな表情」を心がけた。

2007-01-19 20:50
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仕事は意識的・具体的に

2008-07-07 06:08:32 | 勝手に授業研究
わかる目次
仕事は意識的・具体的に

○○中で6年間働いた。ご迷惑をかけ続けたが、少しだけした仕事もある。
仕事は意識的、具体的に行なわなければならない。
なんとなくやった、では効果が上がらない。
6年間の思いつく具体的行為を箇条書きする。

① 異動後すぐ「3年担任」
    (他にもできる人はいた。そりゃないだろ)

② 「保健室利用カード」を作り印刷しシステム作る
    (中学校の荒れは保健室がたまり場になることから始まる)

③ 生徒総会で「討議の柱」という概念を作り実行
    (この概念を持つ人が少ない)

④ 異動後すぐの「修学旅行」成功
    (帰ってきたあとの大会議室は感激であふれていた)

⑤ 「合唱練習の楽譜」の作り方を広める
    (ぼくも先輩から教わったこと)

⑥ Ⅹ先生のY学年△△を○○
    (詳細書けぬ。がんばった)

⑦ 「職員会議のお茶だし制度」をなくす
    (お茶をだすことは良い。
    お茶だしが知らぬうちに女性職員の陰のヒエラルキーを作っていた
    ことが間違いなのだ。
    あるおばばが圧力をかけていたのだ。
    これ以後、飲み物は自分で持っていくようになる。)

⑧ 或る「商店を廃業」に
    (詳細書けぬ。
    子どもの努力を無にする業者と喧嘩したら自滅していった)

⑨ 「小委員会の初回」開催日を年間予定に書き込むようにする
    (それ以前は新年になって思いついたときに開いていた)

⑩ 「一ヶ月の中の会議の順番」を改良
    (当たり前のことなのに、なかなか通らず時間がかかった)

⑪ 「通知票の〆切日」「私は出せません」と職員会議で宣言
    (担任が書く時間が全く保証されていないのだ。
    翌年くらいから〆切が遅くなった)

⑫ 入学式の「在校生初参加を止める」
    (いきなり誰かが言い始めたからね。
    「今年は、在校生も入学式に参加させましょう」
    驚いた。
    その人は自分ではなんにもしないのだ。
    僕は、[入学式指導案代案7枚]をびっしり作り直した。
    個別の説得と、職員会議での敗北と管理職発言による逆転。
    これは勉強になった。
    感動もあった)

⑬ 「入学式一人ひとこと」を贈る形式を作る

⑭ 「群読」というものを行事・式典に取り入れる

⑮ 「大縄跳び」導入の言いだしっぺ
    (大縄跳びがあるかないかは結構大きい)

⑯ 「朝読書」指導方法を確定
    (宮○先生の引継ぎ)

⑰ 夏休み終わりの「宿泊宴会」をやめる
   (幹事になったとき。ちゃんと公式にアンケートを取って)
   (泊まりは困る、と思ってる家庭がある人は結構いたのだ)
   (だが、管理職が宿泊が好きで、何年も続いていたのだ)

⑱ 放送室大掃除
    (赴任の年の夏。
    担当した分掌の場所を必ずゴミの山にする人がいたのだ。
    3年前の牛乳パックが棚の奥から出てきた。
    4時間かかる)

⑲ 中央委員を学年4人に減らす

⑳ 「勝手に授業研究会」を勝手に作る
    (他のいちばん若い人二人とお互いに授業を見せ合って、
    意見を言い合った)

21 「朝礼を図書室」で行なうことにする

<その他ちっちゃいけど>

22 6年間○○中の素晴らしさを大宣伝
    (主に学級通信を配って)

23 I氏(異動後3年担任のもう一人)担当者
    (ボケの市○○○さんにぼくがツッコミみんなで楽しみました)

24 O氏に修学旅行下見方法を伝える
    (詳細に。具体的に。どこに行っても通用するように)

25 O氏に中学校での合唱の意味を伝える
    (今では信じられないが彼は初め
    「なんで義務教育に合唱が必要なの。いらないじゃん」
    と言ってた)

26 O氏・R氏に黄金の三日間指導法を伝える

27 O氏・R氏にエールマスター方法を伝える

27個。
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ブログは生き様を表すか

2008-07-07 05:53:55 | 勝手に授業研究
わかる目次
ブログは生き様を表すか

○谷さん(出版関係)  2007年1月6日
ブログ拝見。リズム(変化)があって、ついつい、全部目を通してしまいました。

① なかでも、ダイビングの話は、すべてが いい呼吸で書かれているな、と感じました
  とりわけ、珊瑚の産卵のところがぼくは好きですし、いいと思います。

② 「授業記録」はわかりやすく提供されていますね。
  自己評価の部分があるのが、また有意義なのだと思います。
  この自己相対化あるいは内言がちょこちょこ混じる文体(テキスト)に、
  **さんのブログのよさの1つを感じます。
  授業の内容面(方法論・読みの角度など)については、
  なぜ?どういう意味?と感じるところは、もちろんあるのですが(昨日の俳句の論議と同様に)、
 それ(注:方法論の論議等)については、
 ネット上でのその手のやりとりはまだ未成熟だ
  とぼくは考えているので、また、お会いしたときの機会があるときにでも!

③ TOSSセミナーでの初めての模擬授業のシーンからも緊張感・臨場感がキーンと伝わってくる。
  これはうまい!
  というか、よく、行きましたね。ほんとうに。
  こういうことを「命がけの飛躍」というのだろうか。

④ 発達障害の子供たちの指導は、
  ようやく、動きが学校教育の表にでてきてきたような印象がありますね。
  引き続いての実践的な研究を期待しています。
  ことばの学びの領域(仕事)で、この課題とどうかかわっていけるかを考えていかなければと、
  漠然とですが思っているところです。
  昨日の、**さんの、○部さんへのサジェスチョンは、説得力がありましたし、
  ブログにおいても、**さんの思いが伝わってきました。

⑤ それから、これは飛ばし見しかしてませんが、4月のスタート時の行動確認・実行の段、
 「黄金の三日間中学校」には鬼気迫るものがありました。
 一種の「マニュアル」であるはずなのに、
 一人の人間の「生き様」があそこには表出している。
  教師という(とんでもない)仕事が有す(べき)
  意志、ねがい、責任、恐ろしさ、信念、プライドといった念が、
  ずしりと伝わってきます。
  教員全体のレベルアップの転機としては、
  団塊の世代と新人との入れ替え時がねらいめなのかもしれませんね。
  少なくとも、会社という小さい組織で考えれば、
  沈滞気味の企業の大部分はそう考えているという意見には、実感を持って頷けます。
  
⑥ 追伸:大阪の模擬授業、発表などは、大阪弁なのかな?
  →ここに社会言語学的な興味あり。
  加えて、コミュニケーション論としても最近関心があるところですが、
  TOSSでは、あるいは伊藤さん自身は、 
  指導者のアクションとして、
  「教えること」と「演じること」との関連性をどう考えているのでしょう? 
  また、学習者の行為として、彼らが授業内で「演ずること」を、
  「本心・本音を言う」「見栄をはらずに・他人の目を気にせずに言う」ことなどと比べて、
  どう評価しているのでしょうか?
  こんど、機会のあるときにでも、お話聞かせてください。

(返信)**です   2007年1月7日
○谷さんに又会えるようになってうれしいです。
ブログについて。便宜上、番号をつけさせてもらいます。

①ダイビング。
「いい呼吸で書かれている」という表現は○谷さんでないとできませんね。
ダイビングの文章は自分でもとても好きです。
自分の感動が本物なので文章にも表れているのが分かります。
あれを書いたのはちょうど10年くらい前で、何かに憑かれたように書いた覚えがあります。
「珊瑚産卵」がいいとは渋いです。一番読まれているのは、「イルカ」です。

②授業記録。
「自己相対化・内言」ってパソコンが変換しない言葉ですね。試しに書き込んでみました。
理由は、事実を曲げずに書く、ためです。
失敗の発問を書き換えるか少し考え、やめました。
事実を記し、かつ次の授業に役立つようにしなければなりません。
教材研究は全く足りません。自覚しています。

③TOSS模擬授業。
「命がけの飛躍」ってほどではないですけど、勇気は必要でした。
誰ともつるまず、一人で挑戦したのは良いことだったと自負しています。
僕は、漫画でも映画でも一人で戦うヤツが好きなのです。例えば矢吹ジョーとか。

④発達障害。
僕のブログの目的は「教師の仕事は授業にあり」と主張することです。
そのための切り口が 「普通教室における発達障害への正しい対応」 を広めることです。
教師の多くが、授業中にどう対応したらわからなくなって失望し、
授業の勉強をやめたり、授業以外のことで自己実現したりしようとします。
2006年の終盤にパワーポイントで「普通教室における特別支援教育」について資料を作り、
教師向けに説明する機会を得ました。
このブログも、ホームページを作り「発達障害の知識と対応技術」を伝えるための第一歩です。

⑤黄金の三日間中学校。
「鬼気迫る」と言って頂けて驚きです。
「黄金の三日間」はご存知のとおり向山洋一先生の造語であり概念です。
ブログの学級経営案のほとんどすべては○間先生に教わり一緒に何年も勉強した結果です。

四年前くらい前に職員室で
「黄金の三日間っていう言葉があるんだよ」と言ったら、
「またまた冗談を」と言われました。四年前にですよ。呆然としました。
今はさすがにうちの学校では常識になりました。
が、おそらく市内で「黄金の三日間という言葉と重要性」を知っている人はとても少ないのです。
だから、伝えなければならないのです。

⑥指導者のアクション。
「教えること」の中に「演じること」は内包されています。
授業者・担任の仕事は「脚本・演出・監督・役者・道具作り」すべてを含みます。
力のある人なら、他の教師集団や地域に住む人・保護者を
「プロデュース」することも仕事になります。
演じることなしに、教えることはあり得ません。
「素=す」で演技する役者はいないのと同じように。

2007-01-09 21:32
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ブログを始めるということ

2008-07-06 18:05:58 | 勝手に授業研究
わかる目次
ブログを始めるということ

少しページがたまったので、知り合いにアドバイスを求めました。断りなく掲載する人もいますが、許してください。 
ぼく(たち)のように50近いおじさんたちにとって、ブログを始めるということだけで大事件なのです。これを読んでくださる方に10代のかたも多いと思いますが、どうぞバカにせず見守ってください。これからブログに手を染める、おじさん達の参考になれば幸いです。 
[●=知り合い・△=**]

○野さん(教員)
●駆け足で読ませてもらいました。大仕事を手がけ始めましたね。感心するばかりです。背骨がしっかりしてる先生の姿が鮮明に伝わってきます。かげながら応援していきます。このようなことに手を染めたら、時間がいくらあっても足りないでしょう。じゃまた。

△**です。読んでくれてありがとう。ただのコピペでたいした作業じゃないのです。

○上さん(教員)
●早速拝見致しました。とても素敵ではありませんか。文句の付けるところなどありませんよ。これからも楽しみにしていますです!

△**です。デヘヘ。○上さんが僕のブログに始めてコメントを書いてくれた人です。次回の飲み会はおごりで賞、が決定しました。

●電車の中で**さんのブログを読んでおりました。あらためて思いますが、文章、うまいですね!スタイルがあるし。お手本にしている作家などはいるのですか?

△**です。名手○上さんに文章ほめられたらうれしいです。○谷さんも珊瑚産卵が良いと書いてくれました。手本はわかりませんな。○上さんの返事、感想をブログに載せていいですか。他の人にも頼みますが。

●はい。載せください。今後は承諾の確認なしでも結構です

○藤さん(教員)
●ブログ拝見しました。指導計画、ものすごいです。TOSSのサークルの話、とても面白かったです。これまたものすごい中身でした。

△**です。返信ありがとう。うれしいです!

●「朝会の話」の中身がとても気になります。

○辺さん(教員)
●ブログ見ました。なかなかの作品ではないですか。内容も大変参考になるものばかり。勉強になります。毎日ページ増やしてる感じかな?ブログ見て見ますと作成のページがありますね。会員登録すれば誰でも作れるのかな?無料かな?作成方法アドバイスしてください。僕も作成したくなりました。

△**です。読んでくれてありがとうございます。毎日更新できるのは冬休み中くらいと思ってがんばってみました。サークルの記事は○辺さんが作ってくださいね。ブログはとても簡単に作れます。誰でも作れます。無料です。

○間さん(教員)
●ブログ見ました。かっこいいね。ついに時代はここまで来たかって、もうとっくに来ているのか、すみません。で、一応感想らしきことをいくつか。
1 文章はどれもすばらしい。まあ、これは当たり前か。いつも通りに。
2 トップページが、どうなんでしょう、ちょっと見にくい気がした。つまり、「最新でない文章」が、とりあえずカレンダーをクリックしないと 見られないようなので、もっと記事内容にスッとアクセスできる方法、いうなれば「目次」があるといいのかなあと思った。シロウト考えですけど。
3 リンクがはられていると思うが、ちょっとそれが分からなかった。まあ、これからかな。とにかく、今後に期待してます。「動画」や「写真」が入ると、さらにグレードアップかな。まあ、身体をこわさない程度にやって下さい。

△**です。返信ありがとうございます。
> 1 文章はどれもすばらしい。
でへへ…自分の才能が怖いです。
> 2 トップページが・・・「目次」があると
確かにそうでした。目次ではないがちょっといじってみました。

2007-01-08 10:02

(以上)
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