四季・めぐりめぐりて

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さきたま史跡の博物館「スペシャル古墳群ガイドツアー」に参加してきました

2023年04月06日 | 史跡・文化財めぐり〈団体〉


4月1日(土)に、さきたま古墳公園の「にぎわい広場」が開園しました。
これを記念して【埼玉県立さきたま史跡の博物館】の「スペシャル古墳群ガイドツアー」が実施さ
れましたので参加してきました。
埼玉古墳群を見学に行く方たちの多くは丸墓山古墳や「辛亥銘鉄剣(しんがいめいてっけん)」が出土した
稲荷山古墳のある北側のエリアに行っているようで、南側にある奥の山古墳や鉄砲山古墳などへ行
く方は少ないようです。
今回のガイドツアーはそうした行く人が少ない古墳を学芸員の方の説明を聞きながら廻るというも
のでした。




「にぎわい広場」の中にある【観光特産館さきたまテラス】




「スペシャル古墳群ガイドツアー」の参加受付はにぎわい広場で午前10時30分から行われました。
事前申し込みではなく、当日の現地申込です。
参加者名簿に氏名を記入し、資料・メモ用紙。アンケート用紙を頂きツアー開始を待ちました。




ツアー開始は午前10時45分で、館長の挨拶の後、まずはさきたま史跡の博物館の学芸員と古代人と
ともに博物館前の「さきたま古墳公園案内図」の前に向います。




ここで学芸員の方から埼玉古墳群の説明を受けました。




最初は行ったのは「奥の山古墳」
古墳についての説明は省略させていただきますが、詳細はこの現地解説板や博物館のHPを参考にし
て下さい。以下同様




「奥の山古墳」 前方後円墳





奥の山古墳の外堀から出土した「盾持人埴輪」を修復復元し、そのモニュメントがおいてあります
学芸員の背後の白い部分は外堀を平面復元したもの




モニュメントの傍らにある「奥の山古墳・盾持人埴輪」説明板




次の古墳に向かいます。右側に写っている方が”古代人”(博物館職員)です




「奥の山古墳」解説板




「奥の山古墳」 前方後円墳
実は古墳の前で数名の男女が腰を下ろして何やらしていましたので、解説板で隠れるようにして
撮ったものです。




「鉄砲山古墳」解説板
鉄砲山古墳の名称の由来は、近世に忍藩がこの古墳の周辺で砲術の訓練を行ったという伝承があっ
たことによる。




鉄砲山古墳を南側から撮っていますが、全体は入りません。
左が「前方部」 右側が「後円部」




鉄砲山古墳の北側に回り込みました
墳丘に昭和26年建立の『史蹟埼玉村古墳群】標柱  側面に「鉄砲山古墳」と刻まれています




砲術訓練の場所となった「角場遺跡」
中央の窪んでいるあたりを的にして射撃したようです




古墳通り(県道77号)を横断して二子山古墳へ向かいます




「史蹟 将軍塚・稲荷山・ポチ山 入口」と刻まれた標柱 昭和四年六月建立
これも貴重なものですね




「二子山古墳」 前方後円墳




「二子山古墳」解説板




前方部後方から 南側の状況




前方部後方から 北側の状況




中堤造出しから二子山古墳を見学する参加者
ここで「スペシャル古墳群ガイドツアー」は現地解散となりました。

見学日:令和5年(2023)4月1日(土)

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