四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

多武峯の芭蕉句碑(埼玉県ときがわ町)

2021年08月07日 | 歌碑・句碑


句 : 梅が香に のっと日の出る 山路かな
    (うめがかに のっとひのでる やまじかな)

出 典:『炭俵』 元禄7年(1694)春  芭蕉51歳の時の句
所在地:埼玉県比企郡ときがわ町西平(旧・都幾川村) 武藤家
建立日:文化9年(1809) 元は小川町上古寺の梅松院にあった
建立者: 梅松院




元は小川町下古寺の梅松院に建立されていたが、梅松院が火災で焼失したため多武峯(とうのみね)
の武藤家の庭に移された
写真中央の木の根元

いつの頃移されたかは分りませんが、武藤家はかつて修験道場でありましたし、梅松院も修験寺で
あったようですのでそのつながりかも知れません

このように(武藤家に移されて現存しているが)かつて小川町にあった「梅が香に のっと・・・」
の句碑を小川町の婦人会は再建しようと平成3年に小川町内の春日公園に碑の形こそ違え「「梅が香
に のっと・・・」の句碑を建立しました。




芭蕉の句碑
高さ50㎝ほどの自然石を利用したもの




上の写真の芭蕉句碑はこの高台にあります

散策日:令和3年(2021)6月13日(日)

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。