カルテ番号 み・5(6)
その上で、改めて何が大切かを考えた。
未来はわからない。
今は、裕子は一人で生きていくつもりでいる。
それには、幸せよりも大切な事がある。
身体、肉体の健康だ。
心は安定しないが、肉体は安定できる。
より真剣に食に気を配った。
定時の勤めが無くなったからこそだ。
生活習慣も、甘くなりがちだ。
おそらく、ここがポイントになるのだろう。
自由な時間や選択が増えたからこそ、気を引き締める。
自分を律することには慣れていた。
小さいが持家だ。
いつも小奇麗にしている。
離婚してからの30年間の蓄積がある。
健康に気を配っていた蓄積がある。
裕子は体型も表情も10歳以上若く見られていた。
60歳を過ぎた今も、50歳台には思われていなかった。
それでも老いは感じる。
衰えは、ふと感じる。
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
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