カルテ番号 み・5(22)
治療院はすぐ見つかった。
駐車場は舗装されていたが、継ぎ目から草が生えていた。
その草も手入れをしていないようだ。
流行っていないと一目でわかる。
院長にやる気がないのかもしれない。
裕子はここに来た事を少し後悔し始めた。
患者さんの車はないようだ。
思い切って、玄関を開け声をかけた。
「こんにちは」
返事はすぐにあった。
「はい」
想像よりも若い院長だった。
40代後半といったところか。
「私、三木裕子と申します。
先日、メールさせていただきました」
院長は少し間をおいて、
「あぁ・・・遠くから来ちゃったのですか」
と笑顔で軽く迎えてくれた。
「はい、来ちゃいました。
でも、温泉目的に宿もとってありますから、都合が悪くても大丈夫です」
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
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