カルテ番号 み・5（19）
裕子は女性に、これからも話し相手になって欲しいと言った。
お互いの連絡先を交換し合い、お礼を言って別れた。
求めていた、ヒントは見つかった。
方向も見つかった。
方法は、多分、幾つかあるのだろう。
そして、それらを導く人も・・・多分、見つかった。
１０年後、２０年後の健康なのだ。
それは日々の積み重ねの中にある。
重ねる事自体が、楽しみでもある。
重ねる事で、多くの気づきがある。
そして、無理なく、軽く、楽になれる。
そういう方法だ。
調べると、隣の県だ。
今の裕子に時間はある。
一人身としての余裕もある。
早速メールで予約をした。
すると、意外な返事がきた。
本当にここまで来る必要がありますか？
本当に私に相談したいのですか？
３日以上、冷静に考えてから、また連絡下さい。
そういう内容だった。
仕事、やりたくないのかな？
（登場する人物・組織・その他はフィックションです）
（過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
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