カルテ番号 み・5(13)
裕子は離婚してから、一人で子供を育てる決意をした。
元々は社交的の方かもしれない。
何でもチャレンジして、男親のいない分をカバーした。
わからない事は、人に訊くし、会に混じるのも平気だった。
負けまい、と思っていた。
この女性のように、閉じこもる発想はなかった。
娘も嫁に行き、定年退職をし、一人になった今、以前とは違う気持ちになった。
裕子は会社で40年間もいたのだ。
そこは小さな社会かもしれないが、様々な人と一緒に過ごす。
会社を離れた今、社会の観方、感じ方が違ってきた。
生きていくのは、一人の生きる力が大きいと思う。
会社にいれば、ある意味、楽だったのだ。
今は、会社に属さず、社会の中で一人生きていく人の気持ちが少し解る。
孤独は、必然であると思う。
どんなに社交的であっても、孤独と向き合うことになる。
この女性のように、内向的であった人は・・・
自分よりも・・・強い、と思えるようになった。
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
治療・若返り・講演、お話会依頼、悩み相談受付中。日本中出張します。
ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して
18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)