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ファシリテーション中級講座 第1回

2006年04月20日 23時02分07秒 | ファシリテーション講座情報
4月8日にファシリテーション中級講座の第1回目を行いました。

受講生は8名・・・・そのうちの4名は、宮城県の職員の方々です。

初級講座から継続受講してくださっているのですが、

それにしても、県の職員の方々が、自費でこのような研修に参加してくださる

その意欲に、県民として、とても心強く思いますし、その意識の高さに敬服します。


今後の宮城県は期待できる!!と思ったのは、私だけでなく、

他の受講者の方々もそう思われたようです。

さて、中級講座は、初級とどう違うのかと言いますと、

少し、理論を学んで頂こうと思って、企画致しました。

初級では、ファシリテーションとはどういうものか、

さまざまなゲームやエクササイズを通じて体感して頂きました。

中級では、ファシリテーションの理論を学びながら、

頭と体と両方でファシリテーションを理解していただこうという場です。

第1回目は、ファシリテーションとは何か?

問題解決型  合意形成型  講師研修型  体験学習型の4つについての

説明と、合意形成型を実践してみました。

テーマは、受講生の方が、たまたま作成している防災MAP

この防災MAPは、ミウラ折りという、一瞬で前面が開ける特殊な折り方で

ただの屏風たたみのように見えるが、よく見ると、ジグザグの斜めに折ってあります。

この防災MAPを仙台の七夕祭りに来る人のために作るとしたら、

どう改善したらより良くなるか?

このようなテーマで皆さんにディスカッションをして頂きました。

そのときに、皆さんは、自分がどのような役割を果たしたでしょうか?


他の人の意見を引き出すような役割を果たせたでしょうか?

MAPのことに夢中になって、

ここがファシリテーションの研修の場である事を

すっかりと忘れてしまった方もいらっしゃるかも知れません。


グループによって、役割が自然とできていたグループもありました。


終わってみてから、ここがファシリテーションの研修の場だったことに

気付いた方もいらっしゃるようでした。(*^o^*)

このように、普段の何気ない会話やミーティングのときに

いかにご自身がファシリテーターの役割を果たしているかそうでないか、

良い気付きの機会になったのではないかと思います。


それでは、皆さんからの感想を以下に書きます。

・理論を知ることで、実際に現場で1日いることは、開きがあると感じた。
 自分の思考の癖への理解や参加者を見る目が介在して、実用性が出てくることが
 わかった。キャパシティを広げることがファシリテーターをする上で重要だと思った。

・無意識の部分がいやになるほど多い今日のセミナーでした。(反省)
 役割を意識しなくては!と、意識しました。集団の中で、遊ぶのではなく、仕事を
 しなくてはと考えた途端に発言できなくなってしまいます。本当に訓練が大切なんだと
 いうことがわかっただけでも、凄く良かったです。刺激がつよくなってくるなぁ~!
 ぞくぞくします~。

・防災MAPについての意見交換を振り返るところが良かった。理論的な部分は、本で
 読んでる通りだったので、知識の積み重ねにはなったが、もっと具体的な事例で深く
 勉強したい。

・いろいろな意見を聞くことができて良かった。いい発想を描けるように、引き出しを
 いっぱいにしたい!!

・人の話を聞き、アイディアを膨らませる技術を身に付けていかなければと思う。

・皆でミーティングをして、たくさんアイディアが出たのが良かった。いろいろな年代
 の方とお話できて良かったです。

・ファシリテーターをやろうと思えばできるが、何でもない話し合いで
 ファシリテーションをやるのは難しいと感じた。

・話し合いで、自分がネガティブな発言をすることに気付いて愕然とした。
 グループ内での役割分担について学んでいきたい。(自分がグループにどうすれば
 貢献していけるのか)

・みんなで考えようという場合、より良い結果がでるよう導き出すスキルを養い
 身につけるには・・・実践トレーニングをする際気をつけるポイントを具体的に
 インプットしておく必要があると感じました。
 それにはやはりたくさんの経験が必要ですね。

・PTAの顔合わせがあって、今後の運営方法について検討する際、より良い
 方向で、活動できるようにと、ファシリテートする場面で、昨夜の経験を活かすこと  ができ、よかったです。わたしがいて心強いと言われましたしうれしいですよね。

次回は、4月22日です。

今度は、ハーマンモデルを活用して、各自の脳の癖を知り、更にどのように

脳力を引き出していくか、タイプ別に適した話し方とは?について

講義と実践を行います。お楽しみに~!