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中学校で『江戸しぐさ』講演会

2008年05月26日 17時50分16秒 | 江戸しぐさ
5月23日秋田県大仙市の大曲中学校で

「江戸しぐさ」発「曲中しぐさ」へ

というタイトルで中学3年生240名ぐらいの前で

講演を行って参りました。


これだけ多くの中学生の前でお話するのは初めての体験です。

私にとっては未知へのチャレンジでしたが、

多感な時期である中学生の皆さんと触れ合う機会を頂き、

とてもワクワクして望みました。


90分のお時間を頂戴していましたが、

そんな長時間人の話を聴くだけではとても苦痛です。


アイスブレイクやワークを盛り込んで行うつもりでしたが、

生徒さんたちを目の前にするまでイメージが沸かなくて、

当日の内容は、生徒さんたちの顔を見てから決めました。


まずは緊張しているようでしたので、

ジャンケンのアイスブレイクで少し楽しんで頂きながら

「ファシリテーション」と「江戸しぐさ」の繋がりについてのお話、

そして今後大曲中独自の「曲中しぐさ」を創りだすにあたり、

どのように取り組んだら良いか?についてお話致しました。


そして、少しでも主体的に捉えて頂くために

コミュニケーションのワークを行いました。


240名もの中学生を2人ずつのペアにして、

ワークを行うのですが、実際問題やれるんだろうか?と

不安も無きにしも非ず!


ですが、ここは秋田の江戸しぐさ広め隊!のメンバーが

6名参加して協力してくれましたので、

予想以上にスムーズにワークを行うことができました。


「先生の目」は普段慣れていますし、つい甘えてしまいがちですが、

知らない「大人の目」が私を含めて7人分ある、ということは

わずかながら生徒たちには緊張感を与えたはず!

このおかげで、大騒ぎにもならずにスムーズにワークができました。

もっとも、まじめに取り組んでいる子や、ふざけてる子といろいろでしたが。

それでも、真剣にやっている姿には、正直ジーンとくる場面もありました。


さて、ファシリテーション講座同様、ワークのあとは振り返りです。

全員に感想を聞くことは当然できませんが、

生徒さんの中でほんの数名でも、感想を言ってくれたのでとても良かったです。


「場から出た声」を活かせることが重要ですからね。


最近、大人も子どもも「感じる」機会が少ない気がするのですが、

「自分が感じる心」と向き合うことはとても大切なことです。


今回も自分がどう感じたか?ということにスポットを当てて

お話させて頂きましたが、届いたかどうかは正直不安です。


自分が嬉しいとか楽しいとか悲しいとか、

そう思うことに向き合うことがとても大切なのです。


自分の心と向き合い、嬉しさや楽しさや悲しさを感じることが、

初めて人への思いやりに繋がるからです。


頭でわかって行動するのではなく、

心で感じて行動することが大切です。


そこから初めて「思いやり」が生まれ、行動となって現れるのだと思います。


人に優しい、思いやりのある行動を行うためには、

自分の心を磨くことが第一歩!


曲中しぐさを創りだすためには、時代背景にも目を向けて欲しいと思いました。

つまり、「江戸時代にあって今に無いもの」

「江戸時代には無かったけど、今あるもの」

そういうものに目を向けることから始めて欲しいと思います。


そして、自分と自分の周りに存在する人にとって、

それは心地良いのか悪いのか?

それは楽しいのか嬉しいのか?誰が楽しくて誰が楽しくないのか?

そんな視点を持ちながら、自分たちの望む中学生活を考え、

必要なものをひとつずつでも取り入れていければいいなぁと思います。


最後に皆さんにお願いしたのは、

是非、一人ひとつの曲中しぐさは考え出して欲しい!ということです。

生徒会や他の人から与えられたものではなく、

自ら考え作り出して欲しいのです。


それが曲中しぐさとして残るかどうかはどうであれ、

自ら考えることが大事なのです。


数年後に、自分たちの妹や弟が大曲中に通ったときに、

「曲中しぐさって知ってる?前からあった?」なんて聞かれたときに

「それはオレたちが中3のときに創りだしたものなんだよ!」

なんて、話せたら楽しいと思いませんか?


また、20年後、30年後に自分たちの子どもから

曲中しぐさという言葉が聴けたら、とっても素敵じゃないですか?


あるいは、大曲では毎年8月末に花火大会がありますが、

全国から集まる人々に、大曲から江戸しぐさを発信できたら、

それも素晴らしいことだと思いませんか?


そんなことも考えつつ、曲中しぐさづくりに取り組んで頂けたら

嬉しいなと思っています。


最後に言い忘れたことがあります。

(これは、湯沢のFMゆーとぴあさんの番組でお話しましたが)

是非!!

『カッコいい!!』曲中しぐさを創り出し、実践して頂きたい!!ということです。


大曲中での講演のあと、私の講座の受講生がパーソナリティを務める

ラジオ番組の収録や、地元の情報誌の取材も受け、

秋田でどんどん「江戸しぐさ」が広がる予感を感じています。


秋田の江戸しぐさ広め隊!支部隊長のス~さんはじめ、

今回は残念ながら参加できなかったhiromixさんや、

めぐみん、ゆうこりん他秋田の広め隊の皆さん

ご協力本当にありがとうございました。