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行間のスキル

2008年11月17日 22時59分55秒 | ファシリテーション講座情報
ファシリテーター養成スクールも9回目を迎え終盤となりました。

10回目の12月には、

各自がファシリテーターとしておよそ1時間を使って

それぞれの課題の場面を想定してのファシリテーター講師、

あるいはファシリテーターコーディネーター、

ファシリテーター司会者として実践トレーニングを行います。


それに向けて、

今回は『行間のスキル』とも言うべき、

ファシリテーターに必要なエッセンスというか、

マジックで言えば種明かしになるのかな?

そんな内容の講座を実施致しました。


内容的には、些細なことなのですが、

実はその裏側には恐るべき程たくさんのエッセンスが詰まっている!

そんな内容の講座でした。


但し、これは今だから伝えられる内容であって、

それは受講生のスキルがある程度アップし、

ファシリテーターとしての思考や、観察力、気付く力などが

付いたから理解できる内容だったと思います。


そして、早速受講者から講座の感想が寄せられていますが、

私が伝えたかったことをしっかり受け取ってくれている内容に

講師として非常に満足感を感じているところです。


ともすると、このエッセンスの部分を教えて欲しい・・・

なんていう不届きモノ?(^^♪がいますが、

それはその人自身がファシリテーターとして

成長していなければ、いくら説明しても受け取れない、

宝の持ち腐れになってしまう内容でもあるのです。


よくケーキに使うバニラエッセンスというバニラの香りの

エッセンスがありますが、

これも使いすぎれば気持ち悪くなっちゃいます。

ほのかな香りとしてさりげなく存在するからこそ

美味しさをそそるのであって、

肝心のケーキのスポンジがゴワゴワだったり、

クリームがしっとりしていないのに、

エッセンスでごまかそうとしてもそれは無理な話!

と、似ていますネ♪(^^♪


また・・・

演技の上手な人は、

セリフのない「見つめるだけ」「たたずむだけ」の演技に

上手さが滲み出ます。

この行間の演技とも言うべき、

監督の意図を汲んだ間の取り方、次のセリフまでの動作、所作に

上手さがでますよね♪


ファシリテーターも同じです。

セリフ回しや、表現力が身についているからこそ、

この行間の演技が際立つのであって、

セリフもそこそこ、表情もイマイチの人が、

いくら間合いをとっても上手くは感じさせることはできないでしょう。


つまりは、ファシリテーターとしての基礎力が

しっかり身についた上で使うからこそ

このエッセンスによって、もっと美味しそうに表現できたりするのですよね。


演技力のある人が行う行間の演技・・・

その人が居るだけで場が保てるというか、

存在感があるというか・・・


今、そのように成長しつつあるスクール生を

見ていられることがとても嬉しく感じられます。


12月の実践トレーニングに向けて

自分の力の全てを発揮して欲しいと思います。