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男と女のコミュニケーション♪

2009年08月27日 17時11分52秒 | 極和ファシリテーション
先日後輩のA子と『リュウ’s BAR』に飲みに行ったときの話。。。

A子はもうすぐアラフォーのシングルで、最近彼氏ができたと、

その日は紹介してもらうことになっていました。


私同様、市民活動などに熱心なA子は、

所属しているNPOでの活動について、

いろいろ問題を抱えていて、その話を聞いていました。

そこにちょっとイケメンの彼K輔君が登場!!となったわけですが、

A子は久々に逢った私にグチを話してるところだったので、

ちょっとドンヨリした空気のまま、私は話を聞いていました。

彼もその話を聞いてるらしく、

そのうち彼も口を挟み始めました。


A子にすると、どうしようもないことはわかっていても、

クチにすることで、ストレス発散をしたかったのだと思いますが、

彼の方は、A子のそういうところを直さないと・・・と、

ちょっと上から目線でたしなめようとしています。

もちろん、A子に対する愛情から、

そういう言葉が出てくるのだとは思いますが、

A子にすると、彼がソリの合わない先輩の肩を持ったようで、

気分を害してしまったのです。。。


こんな男女の典型的なコミュニケーションのパターンを

まさか目の前で繰り広げられるとは思っていませんでしたが・・・。(><;)


とうとう、目の前で言い合いになってしまい、

A子は、泣き出す始末!!

仕方なく、彼に引き取ってもらって、

A子の話を聞いたのですが・・・。


男女の脳の嗜好というか、癖は違いますので、

時として、愛し合っているカップルでさえ、

話が行き違うことがあります。


よく離婚した方々にこの話をすると、

離婚する前とか、結婚するときに聞きたかった・・・と、

そうしたら、離婚しなくて済んだかも・・・

と仰る方が結構いらっしゃるんですよね。


つまり、女性は右脳(それもハーマンでいうところのCタイプ)の

方が多いので、フレンドリーとか共感を求めるのです。

なので、解決方法とかどうすれば良かったとかではなく、

「イヤな思いをしたね♪」とか、「それは大変だったネ♪」と

言いながら聞いてあげれば、ほとんどはそれでOKなのです。


一方男性は左脳の方がほとんどなので、お互いの感情よりも

どちらのどの言葉が悪かった、と間違いを指摘してしまいます。

脳の習性として物事を分析をすることが好きなので、

相手のことがスキとかキライとかに関係なく、

分析解明しようとしてしまいます。


受け止めてさえくれればいいと思ってる女性に対して、

愛しているにも関わらず、君のここが悪かったね、なんて

言ってしまったりするものだから、

なんであっちの肩をもつのよ~ってことになってしまいます。

そうなると、もう大変!

自分の愛する人が、自分と合わない方の味方をしてしまったわけですから、

彼までが敵になってしまうのです。


しかも左脳の人の言い方は、断定的だったりするので、

聞こえ方によっては、上から目線の言葉に聞こえてしまいます。

「A子の気持ちはわかるけどさ、A子が○○と言ったのが悪いんじゃない?」

「A子がそんなふうに受け取るからこじれるんだよ。」

「A子は、だいたいいつもオレの言うことだってきかないし」

という感じで、A子を責める言葉を掛け続けます。

そんなふうに言われれば、A子はA子で

「なんでK輔にそんなこと言われなくちゃいけないの?」

「A子が話すから、相談にのってるんだろう」

と、益々エスカレートしていきます。


こんなありきたりの失敗パターンのコミュニケーションを

久々に見ました。

彼に対しても、そんな言い方はちょっときついわよと言ったのですが、

彼は彼で自分は彼女と本音で付き合いたいので、

これを受け止めてくれないようなら、会話はできない・・・と

言い出すし・・・。


どっちもどっちですが・・・。


しまいに、最後はお互いの悪口に変わってしまっていました。


もったいない話ですね。

ちょっとしたコミュニケーションのコツを知っていれば、

まだまだ二人ともラブラブで居られたかも知れないのに・・・。


まあ・・・このぐらいのことでケンカするようなカップルは、

長続きしないかも知れませんネ♪

お互いがもう少しずつ相手に寄り添わないと・・・。


そして、男性には特に注意して頂きたいのですが、

女性を責めてはいけません。

例え間違っていた場合でも、共感し受容してあげることが大切です。

その上で、主語を自分に変えて

「オレは、こうすれば良かったのかな?って思うけど・・・どうかな?」とか、

「オレだったら、こうするかな?」という表現をすると、

責められてる印象がなくなります。

たったこれだけを気をつけるだけで、ぜんぜん違ってくるんですよ♪

これは、「Iメッセージ」と「YOUメッセージ」と言って、

自分を主語にするのか?

あなた(相手)を主語にするのかによって、

相手に与える印象がぜんぜん違ってくる見本ですね。

「君が間違ってる。」と言われるのと、

「僕は君が間違ってると思うよ。」と言われるのでは、

同じ間違っているにしろ、後者は責められてる感じはしませんよね。

同じことを伝えようとしても、

言葉の選び方を間違えると、とんでもないことになります。

本人に相手を責めるつもりがなくても、

受け取った方が責められてると思ったら、

それは、伝える側が気をつけないといけないですね。


もっとも、別れたい!と思っていたのなら、

別れる方法としてはいいかも知れませんが♪(^^♪


A子からは、その後どうなったか、まだ連絡はありませんが・・・


「婚活」という言葉が飛び交っていますが、

最初の活動として、コミュニケーションスキルを

身につけて欲しいですネ♪(^^♪