人にはそれぞれコミュニケーションスタイルがあります。
コミュニケーションスタイルとは、その人特有の話し方のことですが、
自分自身のスタイルや、相手のスタイルを理解し合うと
コミュニケーションが取りやすくなり、相互理解が深まります。
コミュニケーションスタイルには次のような困ったものがあります。
(1)話したがり
自分中心に話すことに終始する人・・・人の話を聞かない。
(2)聞きたがり
自分のことは語らず、聞いてばかりいる。・・・自己主張がない。
(3)横取り
人が話している途中でその話題を横取りして自分で話す人
あなたの周囲にもこのような人は居ませんか?
それともあなた自身は当てはまってはいませんか?
耳は二つ、口は1つありますので、
2つ聞いて1つ話すのがコミュニケーションスタイルとしては理想ですが、
これは二人の場合です。
これが複数の場合には、変わってきます。
5人居たら、5つ聞いて1つ話すが理想のペースになります。
5人居る時に2つ聞いて1つ話しているとしたら、
それは話し過ぎに分類されてしまいます。
また、お話が苦手な方もいらっしゃるでしょうが、
何も話さないのもマナー的にもNGですし、
他の人との関係性の構築にもマイナスの影響を与えます。
何故かというと、自己開示しない人・・と映る可能性があるからです。
それに、自分は情報提供をしないで、
情報をゲットだけする人とも見えますので、注意が必要です。
まあ、相手がう~んと話すので、
ついつい聞くだけになってしまう場合もあるでしょうけどね。
それから、自分は話すネタがなくて話せないのです・・という場合には、
上手に合いの手(愛の手)を入れれば良いのです。
誰かが話したことを自分の言葉でこういうことですか?と質問したり、
何かを教えてもらいたい・・という情報発信もいいのですヨ♪
何故その情報を知りたいのかを語れば充分なコミュニケーションになります。
それから、(3)の人の話題を持って行く・・・と言うのは
例えばAさんがこの間美味しい魚の店の話をしたとして、
「実はさ、この間行った〇〇というお店の魚が凄く美味しくてさ、」
と話したとします。
「、」ですから、まだ話は続くはずなのに
「あ~、その店オレも知ってる知ってる!!〇〇も美味しんだよね~。」とか
「魚だったら、□□の店も美味しいよ」などと話題をさらっていく人がいますね。
そうしますと、Aさんは「魚が美味しくてさ、」のあとに話したかったことが
話せなくなってしまいます。
本当は、「美味しくてさ」のあとは、
「それで何度か通っていたら、そこで働いている〇子ちゃんという女性が
可愛くてさ、今度デートに誘ったんだよ。」という話をしたかったかも知れません。
誰かが話しているときは、「、」の状態の時に割り込んではいけません。
「。」までは待つことが大事ですし、話しの内容がちゃんと結末まで
話し終わったかどうかを確認し、まだ途中であれば「それで?」と
続きを促しながら最後までお話を聞くのが
好印象のコミュニケーションスタイルですよね♪
話を取ってしまう人は、自分ではその癖に気付いてない方も多いのですが、
実はこういう方は嫌がられる可能性が高いので要注意です。
相手の話は「。」まで聞こう!ということを意志気すれば
失敗はなくなると思いますので、
お互いに心地良いコミュニケーションスタイルを目指したいですね♪
ご自分のコミュニケーションスタイルを一度振り返ってみてくださいね♪