「和を以て貴しとなす」
この言葉は聖徳太子が制定した十七条憲法の第一条に出てくる言葉です。
極和ファシリテーションのルーツは江戸しぐさですが、
この言葉もルーツと言えるのではないかと思います。
この言葉の「和」とは表面的なものではなく、
お互いの意見を伝え合った上で、皆の「和」が大事であるということを
説いているものです。
極和ファシリテーションの「極和」とは、
和を極めると書きますが、
まさに「和を以て貴しとなす」を意味している言葉でもあります。
「ファシリテーション」は
アメリカから伝わったコミュニケーションスキルと言われていますが、
実は聖徳太子の時代や江戸時代に日本人が持っていた考え方であり
哲学であり文化なのですよね。
なので、アメリカ人よりも日本人の方が
ファシリテーションに馴染みやすいよねと言われるのです。
ファシリテーションは、一人ひとりを大切にし、
一人ひとりの満足度を求めながら、全体の成果も最大化するための
究極の考え方だと思います。
これからの時代、このファシリテーション思考を持っていなければ
社会に適応しにくくなると思います。
この先10年後、20年後・・・30年後?には
ファシリテーションの考え方は極当たり前になっていて、
わざわざ学ぶものではなくなると思います。
そうでなければ日本は成り立たないと思います。
エゴや利己主義、拝金主義などは淘汰されなければ
日本も世界も成り立たないと思います。
「和を以て貴しとなす」
この言葉は私たち日本人のDNAには刻まれていると思います。
そのことを思い出す必要があると思います。
今こそ、このDNAのスイッチをONにしないとネ♪o(^-^)o