タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

山の道、ゆけば馬酔木の、花こぼる。

2012-04-03 | 植物

今日は、散歩の足を少し延ばして、むかし山城の在ったという、山の古道を行っ

て見ました。

杉木立の脇に「馬酔木・あせび」の花がひっそりと咲いており、よく見ると鈴蘭の

様な小さな白い花を鈴生りに着けた、あせびの花がここにもあそこにもあること

気付きました。

日本各地の低山・低木に咲く花で、田舎育ちの子供であれば、春になったら必ず

度や二度は見掛ける、むかし馴染みの花ですが、その割には印象が今一つで

す。(私だけがそう思うのかも?)

漢字では、「馬酔木」を「あせび」と読ませる難解な木名ですが、牛・馬がこの葉を

食べると、その毒によって麻痺を起すことが語源の様で、あぁ~納得と云うところ

です。 馬酔木と言えば

「まほろば」さだまさし詩/曲

春日山から 飛火野辺り 

ゆらゆらと影ばかり 泥む夕暮れ

馬酔木(あせび)の森の馬酔木(まよいぎ)に 

たずねたずねた 帰り道

がありました。