タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

♪さくらさくら やよいの空は見わたす限り~

2012-04-11 | 風景

待ちに待った、桜花見に行って来ました。

ここ真言宗・金胎寺千手院は、松江の桜の名所筆頭格の場所

、松江城や城下を一番美しく眺められる高台にあり、まだ七分

きのソメイヨシノの花影を潜って、石段を上り詰め空を仰ぐと

齢200余年の枝垂桜(エドヒガンザクラ)の古木が、今な

開の桜すだれで、出迎えてくれます。

ただただ、見事な桜の花、春そのものです。

桜の花は、「ワァ~きれい。 散り際が潔い。」などと強調され

感がありますが、古来より、桜にまつわる話には意外や「

魂・生・情念幽玄・狂気・妖艶・怨念」と言ったイマジネーション

を掻きたる話多いのも事実です。

いずれにしても、日本人が一番好きな?「桜の花」は、単に見た

さだけではなく、情感を花に映して見るからこそ 、至上

さを感じるではないでしょうか。

この寺院は、松江藩主堀尾吉晴が松江に城をした折に建立

せ、僧、長海律師に命じて、地鎮祭をわせた寺だそうです。

松江に住んで30余年、ほぼ毎年この桜を見て春の訪れを実感

てきた私にとって、心休まる空間の一つです。

これで、今年も「春」が巡って来ました。

         ~今日も良い一日を~