タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

久方のひかりのどけき春の日に、しず心なく花のちるらむ。(紀貫之)

2012-04-09 | 植物

山道入口の道に覆いかぶさるように、山桜の古木が1本あります。

野桜は種類が多いそうで、私には皆同じように見えて種類までは分

りませんが、この山桜は今まさに満開を迎えようとしています。

ソメイヨシノとは違い、花は色白、その代わりに赤い葉っぱが花と同

時に展開して、全体に彩りを添えています。

やはり「日本人ですね~」、桜の花ならば何でもいい。

江戸の昔には、桜花が一気に散る様が武士に嫌われて、人気も無かっ

た様ですが、その後歌舞伎で「花は桜木人は武士、(一休和尚)」と取り上

げられて人気急上昇。

楠木正成に始まり、吉田松陰や坂本竜馬、はたまた特攻隊(軍国主義)や

、多くの人の思想的背景にまで絡らんで、大変な事になって来たようです

が、それはまたの機会に、と言うことで「桜花は、とにかく美しい」のひと言。

ソメイヨシノの満開が待ち遠しい。

            ~今日も良い一日を~