タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

漁火と、見まごうばかり、夜の湖(うみ)。

2012-04-20 | 風景

夕暮れ時、宍道湖の北岸道路を走っていると、対岸に

ポツリポツリと灯がつき始め、渡り鳥も砂場に上がっ

眠りに就きます。

やがて、すっかり陽が沈み漆黒の湖面と山を背に、対

岸の集落毎の灯が湖面を照らし、あたかもイカ釣船団

が漁火を焚いている様な、妙な錯覚に陥ります。

宍道湖は嫁が島を背景とした夕日が有名ですが、一年

通して見る湖は、稀に出会う蜃気楼(浮島現象)

ロチが荒れ狂うように波立つ水面(浅い水深)、

霞む湖面を滑るシジミ舟等、様々な姿を見せてく

れます。

そして、見る者の心のあり様によっても、様々に姿を

変えます。

       ~今日も良い一日を~