タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

手にとるな、やはり野におけ、れんげそう。(滝野瓢水)

2012-04-22 | 植物

いちめん「蓮華草の花が咲いている田んぼを、最近あま

り見掛けなくなった気がしますが、農家では花の盛りに土

と一緒に耕して肥料とし、牛馬の餌にしたものです。

子供の頃、春の田んぼと言えば、蓮華草が咲き乱れてい

て、女の子達は花の中にゴザを敷いて、 おままごと遊び

したりしていました。

男の子達は、蓮華草を丸く踏みつぶして土俵を作り、相

を取ったり、虫取り遊びをしたものです。

とにかく自然を相手に、いろいろ子供なりの工夫を凝らし

て、日がれるまで外で遊びました

隠れられそうな場所もない田んぼでカクレンボをしたこと

思い出しました、 きっと蓮華草の中に腹ばいになっ

隠れていたのでしょう。

今風なゲーム遊びもいいが、子供達には、たまには自

然相に思いっ切り遊んで欲しいものです。

        ~今日も良い一日を~


花たずね、城跡に立ち、ゆく春を。

2012-04-21 | 植物

花見ごろの、ゴールデンウィークを前に、ぶらり大根島に出掛けて

ました。

例年から言えば、1週間ほど早い感じですが、それでも「ぼたん」は

くさん咲いていました

島に来る度に、?なぜ牡丹=大根島なのか?の疑問に対する答え

が知りたい事もあって、花を横目に土地の古老?に尋ねてみました。

曰く、 約300年前、波入の古刹・全隆寺の住職が遠州(静岡)の方に

修行に行った折、ぼたんの苗を持ち帰って境内に植えたのが始まり

とか。

この全隆寺は、戦国時代、毛利、尼子の戦いで敗れた尼子氏の家臣

を城主とする出城、全隆寺城のあった場所の近くにあり、 こんな平た

んな場所に城が在ったこと自体が大きな驚きでした。

大根島は、溶岩流に火山灰が堆積して出来た火山島で、ぼたんの

培に適し、島民の努力で花の島に生まれ変わった様です。

古くから、高麗人参の産地でも有名です。

ゴールデンウィークに、もう一度「ぼたん」をゆっくり、見に行こうと思っ

います。

            ~今日も良い一日を~

 

 


4月20日(金)のつぶやき

2012-04-21 | 植物
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漁火と、見まごうばかり、夜の湖(うみ)。 blog.goo.ne.jp/iksmay-327-okk…

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漁火と、見まごうばかり、夜の湖(うみ)。

2012-04-20 | 風景

夕暮れ時、宍道湖の北岸道路を走っていると、対岸に

ポツリポツリと灯がつき始め、渡り鳥も砂場に上がっ

眠りに就きます。

やがて、すっかり陽が沈み漆黒の湖面と山を背に、対

岸の集落毎の灯が湖面を照らし、あたかもイカ釣船団

が漁火を焚いている様な、妙な錯覚に陥ります。

宍道湖は嫁が島を背景とした夕日が有名ですが、一年

通して見る湖は、稀に出会う蜃気楼(浮島現象)

ロチが荒れ狂うように波立つ水面(浅い水深)、

霞む湖面を滑るシジミ舟等、様々な姿を見せてく

れます。

そして、見る者の心のあり様によっても、様々に姿を

変えます。

       ~今日も良い一日を~

 

 


葉やなぎが、みなもに映る、橋わたる。

2012-04-19 | 風景

松江は「水の都」、街全体が豊富な宍道湖の水を引き込

城をめぐる堀川もきれいな水を湛えています。

600近くの橋があって、それぞれに橋と水と自然織りなす、

春夏秋冬趣を変える景観が、心を和ませてくれます。

芥川龍之介が松江滞在時の手記に、松江の良さを「水・

橋・城」を特に取り挙げていますが、私も、堀川によく映る

のは、出来得れば古風な木製の橋だと思います。

この木製の「筋違橋」は、石灯篭や白壁、青柳等と共に

、水面に写絵を作り、昔から結構お気に入りの橋です。

少し飛びますが、水が人の心を和ませてくれるのは、

に在った頃の、安らぎの記憶が残っているからだと、 私は

思うのですがどうでしょうか?

      ~今日も良い一日を~

 

 

 


たんぽぽも、今はふまれず、咲きほこり。

2012-04-18 | 植物

庭のプランターに「たんぽぽの花」が咲いています。

妻が、どこからか種が飛んできて、芽を出したもの

を大切に育てているもです。

ときどき私が、「これは雑草だから、、、」と言って勝

手に抜いたりでもしょうものなら、う大変、当分口を

聞いてもらえません。

きっと花を「育てる」と云う観念がつよいのでしょうね。

たんぽぽの花は、どの花よりも早く、早春に咲き始め、

今では野原や道端にたくさん咲き乱れています。

そう云えば、たんぽぽを取り上げたこんな歌がありま

した。

   たんぽぽ(作詞カドクラサトシ・作曲堀越浄)

雪の下の 故郷の夜 冷たい風と 土の中で

青い空を夢に見ながら 野原に咲いた 花だから

どんな花よりたんぽぽの 花をあなたにおくりましょう

どんな花よりたんぽぽの 花をあなたにおくりましょう


清水は、春のさくらか、秋もみじ。

2012-04-16 | 風景

安来市・清水寺、ここもソメイヨシノが満開です。

ここの春もいいが、秋はモミジや銀杏の紅葉が素晴らしく、

10数年前、夜中に「能楽」が根本中堂で舞われた際に観

に行きました。

杉の古木に囲まれた漆黒の闇の中、薄明りのお堂の舞台

舞われた「能」 、まさに幽玄・優美の世界で、とても印象

いものでした。

杉林の中の、長い参道の石段は、夏秋には、足元を照ら

「灯参道あかりさんどうや「萬燈会」なども行われます。

あえぎながら石段を登り切った、境内入り口付近には数

の旅館があって、ここでは「精進料理」が戴けます。

かつては、山陰第一の天台宗の大霊場、根本堂は戦国

伝わる建造物です。

                ~今日も良い一日を~


♪いざや いざや 見に行かん。

2012-04-15 | 植物

           さくらさくら

♪さくら さくら やよいの空は 見わたすかぎり かすみか雲か

 においぞ出る いざや いざや 見にゆかん♪ (歌詞は新旧あり、これ

 は最初に作詞された当時の歌詞だそうです)

午後は絶好の花見日和、お弁当を持って花ゴザを敷いて花見

をしてきました。 

宍道湖を見下ろす小高い丘に、さくらさくらが植えてあり、満開

のヨシノ桜の下で、時折吹く風に絵に描いた様な花吹雪、もう

りはじめてきています。

下の段には、さくらいろいろ、白、ピンク、濃いピンク、山桜など

れから咲こうとする桜達もあります。

 さくらいろいろ、年年歳歳見る人の思いも、いろいろ。

花びらを追っかけた子供の頃、希望に満ちて見上げた青春時

代、家族との寛ぎの花見頃、酔い痴れた花見の宴、万感去来

の桜花、さて来年はどんな桜になるのでしょう。

先が楽しみです。

           今日も良い一日を~