ラヴ・ミー・テンダー:エルビス・プレスリー
「タゲリ」の群れが飛んで来た。
オオヒシクイの撮影に再トライしていると、そこに♪ミューミュー♪ と鳴きながら飛んで来たのが「タゲリ」の群れ。 白と緑がかった濃緑色の、一見、白と黒のツートンカラーに見える、とても綺麗な飛翔姿。 田んぼの上をジグザグ&フワフワ浮いた様に飛翔しながら、近くの田んぼに降り立ちました。
「タゲリ」は、動物食なので、田んぼに降りると、昆虫・節足動物・ミミズを採食します。 なんと・・・足で地面を叩くようにして揺らし、ミミズなどをおびき出して食べる、とても頭のいい野鳥なのです。
野鳥撮影は、粘り強く待つ事、そして何種かの鳥を撮影し、目的達成したらサッサと帰る事。 等々を学びました。 でなければ、ダラダラと長時間野鳥撮影に時間を割くことになってしまうからです。
赤富士・逆さ富士
(お借りした画像です。)
暮れから泊まりに来ていた、孫と一緒に初詣に行きました。(1月2日)
出雲大社正門から約400m続く、参道の入り口部分です。 初詣客目当ての屋台が随分たくさん出ていました。
この橋までは参道は参拝客でいっぱいです。 が ☟ ここから先は「人の通る道」と「神の通る道」が、分かれています。
出雲大社の御祭神大国主大神が兎を助けた、因幡の白兎伝説(古事記)に因み、境内にはこの様な「兎の像」が46羽☟あります。(お参りの節には探して見ましょう。)
ここから先は、左右に歩道があり、神では無い、人は左右の歩道を歩きます。 松並木の真ん中の砂利道は神のお通りになる道です。 だから神で無い、貴方も歩くことは出来ません。
当然、お犬様(ミカ嬢)も、左右の歩道です。
若者達が、様々な思いを込めてお御籤を引き、杉の大木に結んでいます。
お正月なので、吉兆さん☟が境内を巡回しています。
先ず、拝殿にてお参りをします。
次に本殿へのお参りです。 本殿前には、かつて巨大神殿(48mの高さの)であった頃の、杉の巨木(の根っこの部分3個)が発見されています。☟(写真を撮るのは、忘れました。)
孫達もお神籤を結んでいます。
願掛け絵馬です。
これは、八百万の神々がお泊りになる、☟ ホテルです。(全国的には、10月を「神無月」と言いますが、ここ出雲の国では、「神在月」と言います。 それは全国の八百万の神々が稲佐の浜から、ここ出雲大社にお集まりになり、会議が開かれるからです。 )
大しめ縄のある、「神楽殿」です。
オマケは、やっぱり「鳥撮り」で〆です。(何と、夕方になると拝殿の屋根の木組みの間へ、一斉に雀が帰って来るのです。)
今年も皆様にとって、いい事いっぱいあります様に。
オオヒシクイ
お正月で、都市部から泊まりに来ている孫達が「白鳥を見に行きたい。」と言うので、午後も遅くになって出掛けて見ました。 コハクチョウを見終わって、帰ろうとすると少し離れた田んぼに、見慣れないマガンに似た鳥が、10数羽降りて餌を啄んでいるところを発見したのです。 少し距離が有ったが、カメラを構えて、少しづつ少しづつ、間合いを詰めながら数枚撮ったところで。。。。異変(人が近付く)に気付き、一斉に首を伸ばしてSOS(警戒態勢)に入ったので、これが限界でした。! カメラに数枚収めた・・・刹那、西に向かって一斉に飛び立ちました。 帰宅後、調べて見ると、嘴の先端の黒・オレンジ色・体色等々から『オオヒシクイ』と判明。 多分、これは、斐伊川河口に毎年渡来する、マガン・オオヒシクイ・コハクチョウ・カリガネの群れの中から、餌を求めて遠征(10数㎞)して来たものではないかと思われます。
『オオヒシクイ』は、主に冬鳥として日本に越冬にやってきます。 田んぼや湖沼でよく見られ、毎年決まった場所で越冬することが多いため観察は比較的容易の様ですので、近く斐伊川河口周辺の田んぼに行って、再トライして見たいと思います。 越冬地には主に群れで飛来し、体が大きい(カルガモの数倍)ため田んぼや湖沼にいると、とてもよく目立つので見つけるのは簡単の様です。 ただし越冬地にいる『オオヒシクイ』でも、昼間は餌を探すために塒立ちと同時に、周囲の田んぼや、時にはかなり遠くに行くこともあるので、飛び立つ前の早朝か、帰ってくる夕方の方が観察できる可能性が高くなる様です。 この『オオヒシクイ』は、ヒシクイの亜種でヒシクイに比べて少し大きく、顔の形が少し違うのですが、野外で識別するのはかなり難しいです。
一斉に頭をもたげて・・・SOS発信中です。
マガンなどと同じく飛び立った後、次第に隊列を整えてV字飛行に移ります。 西の空に消え行くまで見守りました。
今日は、5歳児の情操教育には、持って来いの一日となりました。
2020年 元旦
明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願い致します。
今年も一年、家族一丸となって前を向いて歩こうと、決意を新たに致しました。
陽の射す、東方を見詰めて、それぞれに飛び立ちました。