今日の午後は、久しぶりの「ごみ問題学習会・島本プロジェクト」でした。会派「人びと」の議員3人と住民で、一般廃棄物処理計画(案)に関するパブリックコメントの成果を検証しました。
住民の方から「成果」「計画」は、ごみを「質」「量」でみることはあっても「金額」でみるという概念が抜け落ちているというご指摘がありました。そのことに議員が充分に気づいていないことを講師の先生から指摘され、はっとしました。たった1年で感覚が麻痺しています。
「成果」とはなにかという点でも、行政職員の感覚は民間企業で努めた経験のある者には理解しがたいものです。「なにを」「どのようにして」「その結果どれだけコスト削減できたか」ではなく「このような会議を行いました」という報告で先へ進む「計画」に実効性は期待できません。
「現場」からかけ離れたところで「計画」が作られているというご指摘もありました。高額の委託料を支払って外部組織に丸投げしていますが、その「成果品」である計画(案)を精査する職員に、プロ意識と専門知識と現場感覚が欠如しており、委託業者の「ゆるみ」を育てています。入札というある種の「価格破壊」が内容を低下させ、計画がますます現場から遠ざかっています。
この悪循環を止めるのは「課題に目覚めている」住民の参画しかありません。専門家の幅広い経験を活かした学習会を経て、住民とともに学びながらパブリックコメントを提出できたことはたいへん意義あることと感謝しています。議員はみなさんのお力を借りて、はじめてよい仕事ができます。議会という表舞台に立つのは一瞬です。
画像は、高槻市のし尿処理施設・唐崎クリーンセンター(6月2日見学)
住民の方から「成果」「計画」は、ごみを「質」「量」でみることはあっても「金額」でみるという概念が抜け落ちているというご指摘がありました。そのことに議員が充分に気づいていないことを講師の先生から指摘され、はっとしました。たった1年で感覚が麻痺しています。
「成果」とはなにかという点でも、行政職員の感覚は民間企業で努めた経験のある者には理解しがたいものです。「なにを」「どのようにして」「その結果どれだけコスト削減できたか」ではなく「このような会議を行いました」という報告で先へ進む「計画」に実効性は期待できません。
「現場」からかけ離れたところで「計画」が作られているというご指摘もありました。高額の委託料を支払って外部組織に丸投げしていますが、その「成果品」である計画(案)を精査する職員に、プロ意識と専門知識と現場感覚が欠如しており、委託業者の「ゆるみ」を育てています。入札というある種の「価格破壊」が内容を低下させ、計画がますます現場から遠ざかっています。
この悪循環を止めるのは「課題に目覚めている」住民の参画しかありません。専門家の幅広い経験を活かした学習会を経て、住民とともに学びながらパブリックコメントを提出できたことはたいへん意義あることと感謝しています。議員はみなさんのお力を借りて、はじめてよい仕事ができます。議会という表舞台に立つのは一瞬です。
画像は、高槻市のし尿処理施設・唐崎クリーンセンター(6月2日見学)