午前10時から議員全員協議会が開かれました。議長から議員ひとりひとりに開催の通知が事前にFAX通信で届けられます。今日の案件は2件。「生活保護受給者のケースファイルの誤廃棄について」「第一小学校・第三小学校耐震診断結果について」でした。
民税部、総務部において事実確認が行われ、廃棄されたと考えるのが妥当という判断により「誤廃棄」とされたこと、再発防止について今後とられる対策等の報告がありました。それにしても、廃棄するものを入れる「箱」と、一時的にであれ重要かつ繊細な取り扱いを要する個人情報を入れていた「箱」の「形状が似通っていた」というのが、どう考えても気になり、協議会終了後、会派で現場を訪ねました。
なんと、誤廃棄された「箱」は事務用品の入っていたダンボール箱の再利用でした。良かれと思ってしていること(経費削減・リユース)の別の側面、仕方がないと見過ごしている小さなことの積み重ねが、ある日、さまざまに重なって、まさかの事態に・・・
重要な個人情報(今回の場合は永久保存の対象)の誤廃棄は、多くの場合、あってはならない手違いや誤解が複数に重なって、起こるべきして起こってしまう事件です。日常業務というのは、客観的にみれば「まさか!」と思うような環境に、知らず知らずに陥ってしまいがちです。
どんなに優秀な人間でも万能ではありません。工夫して、パターン化して最悪の事態を免れるためのチェック機能が現場になかったことも問題です。管理職が大きく入れ替わった春の人事異動、職場の机やロッカーの配置状況など、さまざまな要因が背景にありました。
民生部はもちろん、他の部局においても、継続的に「カイゼン」に向けた取り組みがされるよう、今一度、職員が「疑いの目」で見直すこと。その見直しを、財政問題や職員数の減少を理由に安易に却下することがないよう、管理職の力量が問われています。
もうひとつの案件です。第一・第三小学校の耐震化診断結果が出ました。どちらも耐震補強工事を要する棟があるという結果が示されました。計算上検討期間も含めて完了までに26ヶ月を要する補強工事とのことですが、夏休みを利用した工事工程を組み立てる必要があります。
一校につき1億5千万円の費用が必要とされ、国庫補助金は3分の1。すべての自治体が公共施設の耐震補強工事という重い課題をかかえており、財政の大きな課題になっています。耐震強化の必要性を否定することはできませんが、実は学校校舎はそれ以前の老朽化問題をかかえています。
5月末の長雨の際、屋上の防水シート張替え工事中の第2小学校が、深刻な水漏れ被害を受けました。5月28日夕方、会派で現地を視察したときの画像をUPします。梅雨に先駆けて急ぎ工事を「計画的に」行ったことが裏目にでてしまったという印象ですが、それにしても・・・
画像は、「土建国家ニッポン」の教育施策の貧しさそのもの!
このことに関して国民は怒りをあらわにしてよいと思います!
民税部、総務部において事実確認が行われ、廃棄されたと考えるのが妥当という判断により「誤廃棄」とされたこと、再発防止について今後とられる対策等の報告がありました。それにしても、廃棄するものを入れる「箱」と、一時的にであれ重要かつ繊細な取り扱いを要する個人情報を入れていた「箱」の「形状が似通っていた」というのが、どう考えても気になり、協議会終了後、会派で現場を訪ねました。
なんと、誤廃棄された「箱」は事務用品の入っていたダンボール箱の再利用でした。良かれと思ってしていること(経費削減・リユース)の別の側面、仕方がないと見過ごしている小さなことの積み重ねが、ある日、さまざまに重なって、まさかの事態に・・・
重要な個人情報(今回の場合は永久保存の対象)の誤廃棄は、多くの場合、あってはならない手違いや誤解が複数に重なって、起こるべきして起こってしまう事件です。日常業務というのは、客観的にみれば「まさか!」と思うような環境に、知らず知らずに陥ってしまいがちです。
どんなに優秀な人間でも万能ではありません。工夫して、パターン化して最悪の事態を免れるためのチェック機能が現場になかったことも問題です。管理職が大きく入れ替わった春の人事異動、職場の机やロッカーの配置状況など、さまざまな要因が背景にありました。
民生部はもちろん、他の部局においても、継続的に「カイゼン」に向けた取り組みがされるよう、今一度、職員が「疑いの目」で見直すこと。その見直しを、財政問題や職員数の減少を理由に安易に却下することがないよう、管理職の力量が問われています。
もうひとつの案件です。第一・第三小学校の耐震化診断結果が出ました。どちらも耐震補強工事を要する棟があるという結果が示されました。計算上検討期間も含めて完了までに26ヶ月を要する補強工事とのことですが、夏休みを利用した工事工程を組み立てる必要があります。
一校につき1億5千万円の費用が必要とされ、国庫補助金は3分の1。すべての自治体が公共施設の耐震補強工事という重い課題をかかえており、財政の大きな課題になっています。耐震強化の必要性を否定することはできませんが、実は学校校舎はそれ以前の老朽化問題をかかえています。
5月末の長雨の際、屋上の防水シート張替え工事中の第2小学校が、深刻な水漏れ被害を受けました。5月28日夕方、会派で現地を視察したときの画像をUPします。梅雨に先駆けて急ぎ工事を「計画的に」行ったことが裏目にでてしまったという印象ですが、それにしても・・・
画像は、「土建国家ニッポン」の教育施策の貧しさそのもの!
このことに関して国民は怒りをあらわにしてよいと思います!