次世代を担う管理職と話していて感じることは、次世代を担う管理職がもっと責任ある立場になったとき、行政職員としての誇りと歓びを感じられる仕事はなんだろう、ということです。議員としては一期目でも、年齢だけはもはや部長クラスのわたしです。決して順風満帆ではなかったからこその豊かな人生を、今、ここで「まちづくり」(政治)に活かさない手はありません。
時代をにらんだ洞察力をもった政治、将来の住民の幸福力を高める「まちづくり」が求められています。女性や若者の声が活かされない、女性、若者の思いがかなわない政治は絶対にあかん!と痛切に感じる毎日です。一例をあげれば、保育所の過密状態は、どう考えても100%予測できました。
わたしは、高浜・江川地区の大型集合マンションの建設時に数回、説明会に訪れ、参加者の多くが子育て世代(妊婦・新婚も含めて)であることを確認しました。ヘルメットをかぶって、建設現場での説明会にも参加しました。山崎地区の大型住宅開発も同様、若い世代が保育所の情報を求めておられる様子を確認しました。もちろん担当課長に伝えました。
山崎保育園0,1歳児保育の増員など、行政も無為無策であったわけではありません。全体構想の問題です。生産人口の転入促進で税収増をめざすべきという声は議員にも多く、これはあながち間違った考えではありません。ただ、日本全体の人口が減少し高齢化が進んでいるという傾向からしても、すべての自治体が同じ思いであることからしても、言っているだけではどうしようもない!のです。
では、どうすればよいかが、すなわち政策ですが「子育て支援」への戦略がまったくみえません。みえるのは新たな「開発」。住民ホールの存廃問題など、住民理解を得にくい難しい問題には目をつぶり、大金が動く「開発」「土地利用」「土地売却」ばかりに固執しています。母屋も離れも子ども部屋もボロボロで、就職できない若者を抱えて、一か八か土地を売却する・・・その検討には多額の予算を惜しみなく費やしています(選挙前だから?と訝る声もあり)。
土地余り、住宅あまりの傾向のなか、「池」を埋め立てる土地が売れるのでしょうか。なにより、どういう開発がしたいのかビジョンとドリームがありません。若山台調整池売却益については、調整池の存在はゲリラ豪雨対策に役立つはずという声を封じ込めるように、売却益を「水路改修」に充てると突然言いだしています。過去に示された財政収支見通しで赤字体質脱却に20億を見込んでいました。なんだか、住民をバカにしています。まったく信頼できません。
島本町に近年転入してこられた方、たまたま出会う方の声は「子育てにやさしい町と言われるが、期待外れ」「もともとある自然環境に頼り、しかもそれさえ壊そうとしている」「乳幼児医療補助の現状にがっかり」などです。どうも、財政上の数字に固執しすぎて、若い世代が望む「まちづくり」と反対の方向に進んでいるとしか思えません。
江川・高浜地区の大型集合住宅は、現在ベビーラッシュと聞き及びます。第一幼稚園の充足率は今後確実にUP、第四小学校への入学も増えると予想します。第二・四町立保育所、第二幼稚園の老朽化は深刻で、耐震化や下水道完備など、課題がいっぱいです。保育・子育てのニーズはますます高まっています。保護者のあり方を責めてもなんの解決にもなりません。保護者のあり方を言うのなら、まず自らが自分の子どもの送迎を担当し、登校の安全を見守ってからにしてください!と言いたいですね。
幼保一元化・保育園の民営化に固執せず、島本町の将来像を描ける総合的な子育て支援、子育て環境の整備が必要です。町立プールなど、老朽化が進む既存施設のあり方も本気で検討しなければならない。諦めなければならない施設もあるかもしれない。国産木材を使用した落ち着ける幼稚園を新たに建て(国の補助金が見込めるかもしれない)、そこに代替のプールを設置し、未就学児に開放するということも可能かもしれない・・・
夢も希望もある「島本町・子育てまちづくり構想」が若い行政職員から生まれてくるよう、心から願っています。もっと外に目を向け、人と出会い、自己研鑽を重ねて欲しい。そして管理職はそれを受け止めるだけの度量をもってほしい。自らが信じたことを堂々と住民に伝え!若者・女性・子どもたちに希望を与える「まちづくり」を!新入職員は我が子と年齢がそうそう変わらないという事実。もちろん、わたしも「年の功」で頑張らなくてはなりません。
画像は、若山台住宅の入り口にあたる箇所に設置されている全体図
ふたつの暫定調整池は「建設予定地」として水色で表現され
開発時の古い地図がそのまま残っていると思われます
開発に際して流域下水道が完備されるまで必要としてつくられた「暫定調整池」
議員全員協議会で示された雨水等影響調査の報告書には
「山を削ってなにかを建てる」ということの意味を伝える地図が・・・
昨今の深刻な土砂災害を通じて、土砂災害の危険を顧みずに
福祉施設の建設や住宅地の開発が行われてきたと、多くの国民が気づいています
時代をにらんだ洞察力をもった政治、将来の住民の幸福力を高める「まちづくり」が求められています。女性や若者の声が活かされない、女性、若者の思いがかなわない政治は絶対にあかん!と痛切に感じる毎日です。一例をあげれば、保育所の過密状態は、どう考えても100%予測できました。
わたしは、高浜・江川地区の大型集合マンションの建設時に数回、説明会に訪れ、参加者の多くが子育て世代(妊婦・新婚も含めて)であることを確認しました。ヘルメットをかぶって、建設現場での説明会にも参加しました。山崎地区の大型住宅開発も同様、若い世代が保育所の情報を求めておられる様子を確認しました。もちろん担当課長に伝えました。
山崎保育園0,1歳児保育の増員など、行政も無為無策であったわけではありません。全体構想の問題です。生産人口の転入促進で税収増をめざすべきという声は議員にも多く、これはあながち間違った考えではありません。ただ、日本全体の人口が減少し高齢化が進んでいるという傾向からしても、すべての自治体が同じ思いであることからしても、言っているだけではどうしようもない!のです。
では、どうすればよいかが、すなわち政策ですが「子育て支援」への戦略がまったくみえません。みえるのは新たな「開発」。住民ホールの存廃問題など、住民理解を得にくい難しい問題には目をつぶり、大金が動く「開発」「土地利用」「土地売却」ばかりに固執しています。母屋も離れも子ども部屋もボロボロで、就職できない若者を抱えて、一か八か土地を売却する・・・その検討には多額の予算を惜しみなく費やしています(選挙前だから?と訝る声もあり)。
土地余り、住宅あまりの傾向のなか、「池」を埋め立てる土地が売れるのでしょうか。なにより、どういう開発がしたいのかビジョンとドリームがありません。若山台調整池売却益については、調整池の存在はゲリラ豪雨対策に役立つはずという声を封じ込めるように、売却益を「水路改修」に充てると突然言いだしています。過去に示された財政収支見通しで赤字体質脱却に20億を見込んでいました。なんだか、住民をバカにしています。まったく信頼できません。
島本町に近年転入してこられた方、たまたま出会う方の声は「子育てにやさしい町と言われるが、期待外れ」「もともとある自然環境に頼り、しかもそれさえ壊そうとしている」「乳幼児医療補助の現状にがっかり」などです。どうも、財政上の数字に固執しすぎて、若い世代が望む「まちづくり」と反対の方向に進んでいるとしか思えません。
江川・高浜地区の大型集合住宅は、現在ベビーラッシュと聞き及びます。第一幼稚園の充足率は今後確実にUP、第四小学校への入学も増えると予想します。第二・四町立保育所、第二幼稚園の老朽化は深刻で、耐震化や下水道完備など、課題がいっぱいです。保育・子育てのニーズはますます高まっています。保護者のあり方を責めてもなんの解決にもなりません。保護者のあり方を言うのなら、まず自らが自分の子どもの送迎を担当し、登校の安全を見守ってからにしてください!と言いたいですね。
幼保一元化・保育園の民営化に固執せず、島本町の将来像を描ける総合的な子育て支援、子育て環境の整備が必要です。町立プールなど、老朽化が進む既存施設のあり方も本気で検討しなければならない。諦めなければならない施設もあるかもしれない。国産木材を使用した落ち着ける幼稚園を新たに建て(国の補助金が見込めるかもしれない)、そこに代替のプールを設置し、未就学児に開放するということも可能かもしれない・・・
夢も希望もある「島本町・子育てまちづくり構想」が若い行政職員から生まれてくるよう、心から願っています。もっと外に目を向け、人と出会い、自己研鑽を重ねて欲しい。そして管理職はそれを受け止めるだけの度量をもってほしい。自らが信じたことを堂々と住民に伝え!若者・女性・子どもたちに希望を与える「まちづくり」を!新入職員は我が子と年齢がそうそう変わらないという事実。もちろん、わたしも「年の功」で頑張らなくてはなりません。
画像は、若山台住宅の入り口にあたる箇所に設置されている全体図
ふたつの暫定調整池は「建設予定地」として水色で表現され
開発時の古い地図がそのまま残っていると思われます
開発に際して流域下水道が完備されるまで必要としてつくられた「暫定調整池」
議員全員協議会で示された雨水等影響調査の報告書には
「山を削ってなにかを建てる」ということの意味を伝える地図が・・・
昨今の深刻な土砂災害を通じて、土砂災害の危険を顧みずに
福祉施設の建設や住宅地の開発が行われてきたと、多くの国民が気づいています