明日、7日は改選後の「会派届」の締切です。改選前に引き続き、わたし戸田靖子と平野かおる議員は、会派「人びとの新しい歩み」として既に届け出を済ませています。大阪維新の会・関議員(新)、無所属・外村議員と田中議員(新)、民主党・平井議員がどのような動きをされるのかが注目されます。
会派制について思うこと。政治理念や政策を「共有している」という「名目」が、議案の賛否は「できるだけ会派でまとめる(=「拘束」にもなりえる)」ということになり、その結果、住民から、賛否に至る議論の経過がみえにくくなってしまっています。
会派内での議論、調整がいわゆる「水面下」で行われ、議場で明らかにされないからです。この「わかりにくさ」が議会のダイナミズムを削ぎ、住民に「議会や議員は何をしているのか見えない」と指摘される一因になっているのではないでしょうか。さらには自ら考えることをしない「寄らば大樹型」の働かない議員を生んでしまう要因になっていると、わたしは思います。
本来、会派を構成する議員と政治理念や政策をすべて共有できるかというと必ずしもそうではありません。特定の政党には所属しない場合、有権者から「まとまりがない」「わかりにくい」などと揶揄され、理解されにくいことが多いのも事実です。しかし本来、議員はひとりひとり独立した存在であり、理念や政策が個々の案件で異なるのは当然のことです。
このことを伝え続けるのが議会改革のひとつとわたしは考えています。政策決定に至る過程の議論、個々の議員の賛否それぞれの主張の透明化、これが議会改革の本丸。議員が自らの思いに従って発言し態度を示せる環境をつくることは、住民主体の政治をめざすうえで極めて重要です。
現状では、島本町議会は会派制をとるとしているので、会派に属さない議員には、さまざまな場面で制約があります(例:運営委員会や議会だより編集委員会などに所属できない)。よって民主主義は数とばかりに単なる数集めに力を注ぎ、そこにまた力を期待する風潮が強まります。情報の共有と熟議を経ることなく・・・ここが問題です。
なにより、住民に最も身近な地方議会である市町村議会は、地域全てが一つの選挙区であり、候補者個人が直接有権者に選ばれているという側面があります。一人ひとりの議員が自らの信念、当選した背景、選挙で掲げた政策によって発言し、態度を示していくことこそが重要。このことなくして、住民の信頼は得られません。
議員個人を拘束する会派が、それを妨げてしまっている面が少なからずあるのです。改選後の議員定数は14人、会派を介さないでも運営は可能と考えます。現状、島本町議会は「2人以上」として会派制を設けているので、明日の会派届出が議会の構成を大きく左右することになります。
画像は、
第29回「YYワールド」(4月28日・水無瀬川緑地公園)に参加
会場から天王山方面を撮影したもの
島本町の誇る山崎地区の景観です
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会派制について思うこと。政治理念や政策を「共有している」という「名目」が、議案の賛否は「できるだけ会派でまとめる(=「拘束」にもなりえる)」ということになり、その結果、住民から、賛否に至る議論の経過がみえにくくなってしまっています。
会派内での議論、調整がいわゆる「水面下」で行われ、議場で明らかにされないからです。この「わかりにくさ」が議会のダイナミズムを削ぎ、住民に「議会や議員は何をしているのか見えない」と指摘される一因になっているのではないでしょうか。さらには自ら考えることをしない「寄らば大樹型」の働かない議員を生んでしまう要因になっていると、わたしは思います。
本来、会派を構成する議員と政治理念や政策をすべて共有できるかというと必ずしもそうではありません。特定の政党には所属しない場合、有権者から「まとまりがない」「わかりにくい」などと揶揄され、理解されにくいことが多いのも事実です。しかし本来、議員はひとりひとり独立した存在であり、理念や政策が個々の案件で異なるのは当然のことです。
このことを伝え続けるのが議会改革のひとつとわたしは考えています。政策決定に至る過程の議論、個々の議員の賛否それぞれの主張の透明化、これが議会改革の本丸。議員が自らの思いに従って発言し態度を示せる環境をつくることは、住民主体の政治をめざすうえで極めて重要です。
現状では、島本町議会は会派制をとるとしているので、会派に属さない議員には、さまざまな場面で制約があります(例:運営委員会や議会だより編集委員会などに所属できない)。よって民主主義は数とばかりに単なる数集めに力を注ぎ、そこにまた力を期待する風潮が強まります。情報の共有と熟議を経ることなく・・・ここが問題です。
なにより、住民に最も身近な地方議会である市町村議会は、地域全てが一つの選挙区であり、候補者個人が直接有権者に選ばれているという側面があります。一人ひとりの議員が自らの信念、当選した背景、選挙で掲げた政策によって発言し、態度を示していくことこそが重要。このことなくして、住民の信頼は得られません。
議員個人を拘束する会派が、それを妨げてしまっている面が少なからずあるのです。改選後の議員定数は14人、会派を介さないでも運営は可能と考えます。現状、島本町議会は「2人以上」として会派制を設けているので、明日の会派届出が議会の構成を大きく左右することになります。
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第29回「YYワールド」(4月28日・水無瀬川緑地公園)に参加
会場から天王山方面を撮影したもの
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