12月にこんなコメントをいただいていました。気になりながら、日々の課題に追われ、お返事することができていませんでした。また、どのようにお答えしてよいのか、ご期待に添えることができない現実。筆がどうしても進みませんでした。
コメントを紹介します。■島本町に移住し、すぐに我が子を第2幼稚園に入園させました。自然を生かしたおおらかな保育、保護者の熱心な協力体制は素晴らしいです。子供達が生き生きと成長していき、感謝しています。
しかしながらトイレは最悪です!悪臭で満ちた教室で子供達は毎日過ごし、お弁当を食べているのです。特に湿気の高い日は酷い悪臭です。毎日お迎えに行くだけでも、校舎は吐き気との戦いでした。
ときには汚水が逆流することもあります。害虫も多く子供達はトイレを嫌い、排泄を嫌がります。とても子供の健康状態をたもてません。それどころか人権に係わる問題です。
子供を、せめて食事中ぐらい汚物の臭いから解放させて普通に生活できるようにしてあげて下さい。民間保育所の保育士への手厚い補助金や過剰なセキュリティシステム対策より先に解決さべき(ママ)最低限の問題です。■
おっしゃる通りです。寒いこの季節に現場に赴いても臭気の実態は確認できませんが、すぐに職員と意見交換をしました。実は、数年前にも同じ苦情をいただき、夏に平野議員と現場を確認しています。
そのときいただいた声、そのこときのお子さんは、現在中学生。年月が経ち、なにも解決していません。解決できていません。浄化槽の清掃に努めていますが、改修には4~5000万円の費用が必要と担当課長の説明です。
臭気とともにお弁当を食べなければならない園児。浄化槽の改修も園舎の建て替えも、たとえ実現したとしても今いる園児には無縁のこととなってしまいます。
ならば、梅雨から残暑の厳しい時期は、そのときだけホールをランチルームにして、異年齢交流のカリキュラムを組むなど、ソフト面での工夫ができないか、と提言しています。
残念ながら、年間行事やカリキュラム、PTAのサークル活動などがあるので難しいようだ、という返事しかもらえていません。PTAからの要望もないのに、一議員の提言や要望に応えることは難しいということもあります。
現実、耐震化工事もできていないことから、浄化槽改修よりも耐震工事が優先的に行なわれるべきとの判断があります。しかし、その耐震化もできていません。耐震化するには躯体が老朽化しすぎている、とわたしはみています。
子どもたちの過ごす環境として相応しくない、とわかっていながら先送りせざるを得ない状況をつくってしまっています。小学校、中学校の耐震工事、保育所待機児童、学童待機児童(今は解消)、子ども・子育て支援制度への移行。
小規模保育所の新設、保育士不足。中学校給食の導入もあり、課題は山積していました。大型開発が進み、教室も学童保育室も給食室も、大急ぎで整備しなくてはならず、新たな課題が山積しています。
第2名神のトンネル工事の残土が、水無瀬川対岸の緊急土砂置場に大量に運ばれるという計画もあり(安易に受け入れることには反対)、工事がはじまれば長引くのは必須、これも頭が痛いことです。
ひとりひとりの職員は頑張っています。政策の柱に教育環境の改善を高く掲げて、予算と人を、保育・教育に重点的に配分することができれば子育て環境の課題は解決する。いえ、しなければなりません。
選挙に行くのは圧倒的に60代以上、その世代のための政策、あるいは政党の勢力拡大や支持母体が潤う政策が優先されてきたといっても過言ではありません。保育・教育・療育に興味がない町長や議員を選ぶと、幼稚園のことがまた後回しになります。
4月の選挙で、幼児教育に最も思いが強い新しい町長を選ぶことができれば、島本町らしい、島本町の誇る特色ある幼稚園が創れる、希望が生まれるとわたしは信じています。
説明責任を果たし、議員と是々非々で議論ができ、住民と対話ができる町長を選ぶことができれば、結果的に、計画的に廃止していく、あるいは民営化して認定こども園にするなどの選択を迫られても、一定の納得のうえで保育、教育内容を決めていける。
大事なのは保育教育の質が向上するためのビジョン。その「質」は、道徳とか体育とか学力ではない。未就学児の間は自然とともにある豊かさであってほしい。政治は誰がやっても同じではありません。
コメントを紹介します。■島本町に移住し、すぐに我が子を第2幼稚園に入園させました。自然を生かしたおおらかな保育、保護者の熱心な協力体制は素晴らしいです。子供達が生き生きと成長していき、感謝しています。
しかしながらトイレは最悪です!悪臭で満ちた教室で子供達は毎日過ごし、お弁当を食べているのです。特に湿気の高い日は酷い悪臭です。毎日お迎えに行くだけでも、校舎は吐き気との戦いでした。
ときには汚水が逆流することもあります。害虫も多く子供達はトイレを嫌い、排泄を嫌がります。とても子供の健康状態をたもてません。それどころか人権に係わる問題です。
子供を、せめて食事中ぐらい汚物の臭いから解放させて普通に生活できるようにしてあげて下さい。民間保育所の保育士への手厚い補助金や過剰なセキュリティシステム対策より先に解決さべき(ママ)最低限の問題です。■
おっしゃる通りです。寒いこの季節に現場に赴いても臭気の実態は確認できませんが、すぐに職員と意見交換をしました。実は、数年前にも同じ苦情をいただき、夏に平野議員と現場を確認しています。
そのときいただいた声、そのこときのお子さんは、現在中学生。年月が経ち、なにも解決していません。解決できていません。浄化槽の清掃に努めていますが、改修には4~5000万円の費用が必要と担当課長の説明です。
臭気とともにお弁当を食べなければならない園児。浄化槽の改修も園舎の建て替えも、たとえ実現したとしても今いる園児には無縁のこととなってしまいます。
ならば、梅雨から残暑の厳しい時期は、そのときだけホールをランチルームにして、異年齢交流のカリキュラムを組むなど、ソフト面での工夫ができないか、と提言しています。
残念ながら、年間行事やカリキュラム、PTAのサークル活動などがあるので難しいようだ、という返事しかもらえていません。PTAからの要望もないのに、一議員の提言や要望に応えることは難しいということもあります。
現実、耐震化工事もできていないことから、浄化槽改修よりも耐震工事が優先的に行なわれるべきとの判断があります。しかし、その耐震化もできていません。耐震化するには躯体が老朽化しすぎている、とわたしはみています。
子どもたちの過ごす環境として相応しくない、とわかっていながら先送りせざるを得ない状況をつくってしまっています。小学校、中学校の耐震工事、保育所待機児童、学童待機児童(今は解消)、子ども・子育て支援制度への移行。
小規模保育所の新設、保育士不足。中学校給食の導入もあり、課題は山積していました。大型開発が進み、教室も学童保育室も給食室も、大急ぎで整備しなくてはならず、新たな課題が山積しています。
第2名神のトンネル工事の残土が、水無瀬川対岸の緊急土砂置場に大量に運ばれるという計画もあり(安易に受け入れることには反対)、工事がはじまれば長引くのは必須、これも頭が痛いことです。
ひとりひとりの職員は頑張っています。政策の柱に教育環境の改善を高く掲げて、予算と人を、保育・教育に重点的に配分することができれば子育て環境の課題は解決する。いえ、しなければなりません。
選挙に行くのは圧倒的に60代以上、その世代のための政策、あるいは政党の勢力拡大や支持母体が潤う政策が優先されてきたといっても過言ではありません。保育・教育・療育に興味がない町長や議員を選ぶと、幼稚園のことがまた後回しになります。
4月の選挙で、幼児教育に最も思いが強い新しい町長を選ぶことができれば、島本町らしい、島本町の誇る特色ある幼稚園が創れる、希望が生まれるとわたしは信じています。
説明責任を果たし、議員と是々非々で議論ができ、住民と対話ができる町長を選ぶことができれば、結果的に、計画的に廃止していく、あるいは民営化して認定こども園にするなどの選択を迫られても、一定の納得のうえで保育、教育内容を決めていける。
大事なのは保育教育の質が向上するためのビジョン。その「質」は、道徳とか体育とか学力ではない。未就学児の間は自然とともにある豊かさであってほしい。政治は誰がやっても同じではありません。