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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

大山崎町・隣の芝生Ⅱ

2012年06月05日 | とだ*やすこの活動日記
昨日、島本町に先駆けて始まっている、大山崎町議会の定例会を傍聴しました(6月4日)。江下町長の行政報告は首長としてめざす政策をわかりやすく伝えるものでした。町外の住民にも内容が即座に理解でき、その政策の多くに共感することができました。府域を超えてはいても、お隣の大山崎町は類似団体として見逃せない存在です。可能な限り議会や会議を傍聴したいと思います。

もしも、同じ議場で議員として大山崎町長に対峙すれば、政治的立ち位置から厳しくぶつかり合うことになるかもしれませんが、施策ごとに是々非々で向きあうことにこそ議会の存在があり、まずは政治家として互いに尊敬しあえるかどうかが、実はとても大事です。首長も議員もともに住民からの直接選挙で選ばれていることが国会における議員と首相の関係とは違うところです。

その意味で地方議会に、与党野党は存在しません。町長追認型の議員の集まりを与党と認識することに問題がある。ここを改めることから議会改革がはじまります。仲良し倶楽部、みんないっしょ、キレイにまとまった会派の同一行動では、議員ひとりひとりの思想信条、政策、活動内容がみえません。これでは有権者は誰に票を託し、議席を預けてよいか判断できません。ここはとても問題。

大山崎町は京都府でもっとも小さな町(面積規模)でありながら、課題解決に向けて前進、頑張っておられるという印象です。本年度中に役場旧庁舎を解体され、売却を計画されていますが、アスベスト対策、PCBの問題等検討すること、近隣へのご挨拶をされた(される?)ことなど、具体的な報告が町長自ら発信されました。

5月には町内各地で町長のタウンミーティングを開催され、その内容のとりまとめについても行政報告されています。ホームページにもUPされるそうです。意見がわかれた「合併」については、別途議論の機会を設けると断言されました。このプロセス、具体性は重要です。他にも「京都大学大学院工学研究科低炭素都市圏政策ユニット」に、コミュニティバス導入についての住民意向調査と生活実態調査(平成23年度事業)、実証実験(平成24年度事業)などを委託されています。

通学路の安全・安心については、亀岡市の事故を受けて翌日から見回り開始。町長をトップに町内関係課の会議を立ち上げ、5月8日には公共交通の対策協議会に取り組みの説明をされ、同月中に京都府知事あてに緊急要望書を提出されたそうです。150着のベストを購入、PTAの保護者会に配布されています。「保護者会」というところがポイントとわたしは思います。

自らの政策実現に向かって前進される過程で、具体的な報告を積み重ね、信頼を獲得する政治の必要性を改めて感じました。水と緑と交通の利便性を誇る島本町などと言っていますが、大山崎町も長岡京市も向日市も同じ魅力の持ち主で、大阪・京都に交通の便がよい自治体は淀川の向うにもたくさんあります。お互い、隣の芝生はよくみえます。しかしながら、島本町の「ぬるま湯」「ボヤキ」体質は、ぜひとも改めなければなりません。

島本町の6月会議(定例会)は6月21日、22日、25日。諸般の報告、一般質問(13人が行います)からはじまります。



画像は、JR駅前の西田書店が企画開発された「大山崎物語」
ホワイトチョコレートを使った美味しいお菓子です
毎月十日の素敵発見市(ギャラリー主催・山崎十日市と同時開催)でも販売

「サントリー山崎蒸留所はどこですか?」と道を尋ねて入店される
観光客が多いそうで、お土産品の企画をいろいろと考えておられます

これを機に、近くのお店や神社仏閣の「土産品ネットワーク」が
さわさわと、広がりつつあるそうです(素敵!)
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