徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

寡黙な男の一仕事

2012-06-27 08:47:03 | 愛しき野球おバカ達
 昨日TVでプロ野球を見ていた、巨人広島戦。TVカメラが捕えたのは、ネクストバッターサークルで準備する代打の切り札、前田智徳。熊本工業から広島に入り23年目のシーズンを迎える。

 プロ二年目で開幕戦を1番センターで迎えてからの彼の活躍は素晴らしかった。1番野村、3番前田、4番江藤、5番金本の90年代の広島打線は破壊力抜群であった。前田が1995年にアキレス腱断裂をするまでは…。

 90年代、このクリーンアップとエース佐々岡を擁しながら広島は優勝していない。91年に優勝しているが、その時はこのクリーンアップは確立されていない。

 アキレス腱断裂から始まったケガとの戦い。チャンスに代打で出場し、ヒットを重ねる。時折、興奮気味に一塁ベースを回ったところで手を叩く。40歳の男が一振りに賭ける執念を見る思いがする。

 今年の前田の勝負強さはすごい。山本浩二や落合博満に「天才」と呼ばれた男である。このくらい打って当然の実力は誰もが知ってる。やはり、この男は別格だと…。

 同世代のこの男の業師ぶりから今年は目が離せない。

コメント
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