母校である新潟大学建築学コースの学生が当事務所を訪れるようになって3年目。大学2年の夏休みの課題に模型製作課題が与えられる。これは私の時代から延々と続く課題。おととしから、OBの住宅作品を製作するようになり、私も題材提供に協力をしている訳である。
今年は私の高校・大学の後輩に当たるOBも学生と一緒に駆けつけてくれた。作品見学の前に当事務所にて建築家の仕事ぶりをガイダンス。設計図を書く前の手書きのスケッチや模型、CGを使って、設計作業のプロセスやクライアントへのプレゼン方法を説明する。パソコンに向かうことよりも、手でグチャグチャとアイディアを練る事の重要さ、常に感性を磨くこと等々、彼らに伝わっただろうか。
その後は模型製作の題材「らせんに広がるイエ」を見学。クライアントのご厚意により、家の隅々まで見せていただいた。学生もスタディ模型を持参しながらの見学。私の提供した図面から読み込めなかった部分も、実際に見て確認、スタディ模型に対してのダメ出しそして寸法徴収。懸命な学生の姿に27年前の自分の姿をオーバーラップさせる私。
住宅見学を終えると、同伴のI先生とOB君と一緒にランチをとる。始めて会ったOBの彼は高校・大学の後輩ということもあり、初対面とは思えない親近感がある。まだ若い彼も独立や生まれ故郷での活動を模索中のようだったので、私の経験や独立時の話をアドバイス。あっという間に時間は過ぎた。
まだ若干20歳の学生たちを前に建築家の職能職域を説明したが、彼らに私の言葉は響いたのか?OBの彼には、私の姿はどう映ったのか?その答えは、数年後彼らのベクトルを確認すれば自ずと分かる。大きな、的確なベクトルであってほしい。
今年は私の高校・大学の後輩に当たるOBも学生と一緒に駆けつけてくれた。作品見学の前に当事務所にて建築家の仕事ぶりをガイダンス。設計図を書く前の手書きのスケッチや模型、CGを使って、設計作業のプロセスやクライアントへのプレゼン方法を説明する。パソコンに向かうことよりも、手でグチャグチャとアイディアを練る事の重要さ、常に感性を磨くこと等々、彼らに伝わっただろうか。
その後は模型製作の題材「らせんに広がるイエ」を見学。クライアントのご厚意により、家の隅々まで見せていただいた。学生もスタディ模型を持参しながらの見学。私の提供した図面から読み込めなかった部分も、実際に見て確認、スタディ模型に対してのダメ出しそして寸法徴収。懸命な学生の姿に27年前の自分の姿をオーバーラップさせる私。
住宅見学を終えると、同伴のI先生とOB君と一緒にランチをとる。始めて会ったOBの彼は高校・大学の後輩ということもあり、初対面とは思えない親近感がある。まだ若い彼も独立や生まれ故郷での活動を模索中のようだったので、私の経験や独立時の話をアドバイス。あっという間に時間は過ぎた。
まだ若干20歳の学生たちを前に建築家の職能職域を説明したが、彼らに私の言葉は響いたのか?OBの彼には、私の姿はどう映ったのか?その答えは、数年後彼らのベクトルを確認すれば自ずと分かる。大きな、的確なベクトルであってほしい。