徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

23年ぶり?の景色-1

2014-11-25 08:36:32 | 建築つれづれ…
 大学を卒業して25年。先週の金曜日に23年ぶり?に母校の研究室にお邪魔した。3年前に研究室のOBが開催されるまでは、残念ながら大学に足が向かなかった…。と言うのも、後ろめたさみたいなものがあったからである。

 私はいい学生ではなかったと思っている。授業はサボるし、建築の勉強はしないし、先生には反抗するし、同じ研究室の同期とどうやったら女の子にもてるかばかり考えていた。研究室のN先生にしてみれば、手を焼いた学生の一人であったに違いない…。

 そんな思いがあったため、確か社会人2年目の時に求人で大学に訪れたのを境に、一切学内には足を踏み入れてなかった。

 しかし、N先生には感謝している。東京での就職も先生の紹介。東京時代は同期や回りの先輩方にに追いつかなきゃと必死だった。4年生の時、先生に事務所を紹介してもらっていなかったら今の自分は無い…そう思っている。

 

 工学部のエントランス付近にはN先生が設計した同窓会館があり、エントランスも先生の設計で様変わりしていた。景色が変わったな…、これが23年ぶり?の印象。

 

 しかしエントランスから建築棟に歩を進めると、25年前と何も変わらない薄暗くて天井の低い廊下。そしてその廊下にへばりついたような講義室。この風景はその時とまったく変わっていなかった。

 

 

 そして、25年前と同じエレベータで3階の研究室へ向かった…。

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