ゲリラ豪雨と集中豪雨

　昨日の酒田市は朝から雨、雨、雨…でした。時折、ゲリラ豪雨ともとれる激しい雨も数度。私のスマホに防災速報があるのだが、豪雨予報が繰り返しに鳴っていた。最近この手の激しい雨を「ゲリラ豪雨」と呼ぶようになった。今まで使っていた「集中豪雨」はどこに行ってしまったのか。その違いは…。

　予測が困難で、巨大な積乱雲の発生に伴う突発的で局地的な豪雨を指す「ゲリラ豪雨」。ほぼ日本国内でのみ用いられ、国際的にこれに直接相当する言葉はないらしい。気象学的に明確な定義付けはなく、気象庁は予報用語として「ゲリラ豪雨」を用いていないそうである。ゲリラ豪雨、日本だけの俗語なんだ…。

　ここ近年、地球温暖化のせいか異常気象が増え、降雨量の増大により、梅雨前線などに伴う集中豪雨の被害が目立ってくるようになった。そして従来の気象台による粗い観測網では予測困難な集中豪雨に対し、「ゲリラ豪雨」の名称が用いられるようになった。

　ゲリラ豪雨は10km四方程度のきわめて狭い範囲に1時間あたり100mmを超えるような猛烈な雨が降るが、雨は1時間程度しか続かないという特徴がある。都市の下水は一般的に最大降水量として1時間に50～60mm程度を想定しているため、これを超える雨量では短時間であっても、処理しきれずに都市型洪水を発生させるのだ。

　では俗語でないのが「集中豪雨」。ゲリラ豪雨は集中豪雨の中の予測困難なモノ、また集中豪雨が局地的なのに対しゲリラ豪雨はさらに範囲が集中豪雨より狭い。しかし、集中豪雨・ゲリラ豪雨共に気象学的には明確な定義づけはなされていないらしい。

　イメージとしては、大雨＞豪雨＞集中豪雨≧ゲリラ豪雨、こんなところか…。

　昨日の酒田市もゲリラ豪雨が数度となく起こった。この地方でこの時期の雨は珍しくは無いが、こんなに雨が続くと気分も晴れないし、災害にもつながる。今日は落ち着いた天気のようだ、今のところは…。

またしても…

　先週の土曜日、娘Hの水泳大会があった。その日は午前中に建て主さんの引越に挨拶に行くのと、午後からは打合せが入っていた。娘が泳ぐのは10時頃と11時半頃。

　引越の挨拶を早めに終えれば、10時に間に合うかもしれない。9時過ぎに引越作業をしてる所に顔を出したが、何だかんだで大会会場に向かったのは9時45分。ダメだ間に合わない…。

　隣の鶴岡市へ車を飛ばしても15分では行けない。案の定、会場に着いたのが10時10分。妻に電話するとやっぱりもう娘の泳ぎは終わっていた。次の泳ぎを見て帰ることに決めた。しかし、午後一番からの打合せがある。時間的には微妙な感じ…。

　妻と息子と時間をつぶし、11時半頃会場に入った。すると競技は予定より遅れていた…。ダメだ、打合せに間に合わない。間にあってもギリギリ…。あえなく娘の泳ぎを見ることもなく会場を後にする。

　打合せにバタバタ行ってもいい打合せはできない。と自分の気持ちを納めた。また娘に怒られるだろう…。

　打合せから帰ってきて、妻に娘の泳ぎっぷりを聞いた。タイム自体はよくなかったようだ。しかし私が見に来てたことを知ると、娘は嬉しそうな顔をしてたという。このことを知った時、その日の天気のように胸のモヤモヤが快晴になった。

後輩が作った先輩の住宅作品

　大学の後輩たちが、私の作品である「タカハタのイエ」を見学し模型を作製してから早1ヶ月以上が過ぎた。一生懸命作製してくれた模型に、残念ながらまだお目にかかってはいない。

　そんなある日、今度は12月7～9日にその模型展を企画していると大学のI先生から連絡がきた。題して…「新潟大学発の建築家たち～後輩が作った先輩の住宅作品～」。新潟駅ビルの中にある、大学のサテライトキャンパスが会場である。

　学生たちが作った数体の模型の展示がメインかと思いきや、今回は作ってもらった我々OB建築家がメインのようだ。「面白いじゃない…」というのが私の率直な感想で、即決で参加の連絡をした。

　模型を作ってもらった我々OB建築家が集まり、我々の作品展示を行い、そしてトークショーもするという。作品展示会は自分でもやってることなのでなんてことは無いが、トークショーという企画に引きつけられた。

　一地方都市で設計活動をしていると、どうしても建築に対峙する外的関係が少なくなる。いい建築に触れる、他建築家と出会う、そして建築・建築論を語る、そんな機会がそれにあたる。そういう意味では出身大学・研究室という繋がりだけで、自分が欲していたステージを作ってくれたI先生に感謝である。

　建築家には感性力が必要である。建築家に求められるファクターとして「センスの良さ」が必ずやあるはず。センスの良さをアップするには感性を磨くことに他ならない。そのためには、外的関係、外的刺激に触れることは必要絶対条件だと思っている。

　この企画で私自身、刺激を受け感性を磨くことはもちろんだが、傍聴に来る現役学生にも、刺激を与え、感性を磨くことができるようなことを語りたい。どのくらい、今の学生に私の言語が伝わるかは未知数だが、少しでも何かを感じ取ってもらえれば幸いである。

久しぶりのフリー週末

　先日の週末は久しぶりに仕事の予定が入らずフリーだった。フリーの週末は実に4、5カ月ぶりになるだろうか。3日の土曜日は芋煮会のはしご。そして4日の日曜日は少し朝寝坊をしての朝食。

　フリーのこの日、家族を連れてランチを食べに行くことに決定。妻の提案で、隣は鶴岡市にあるパスタ、ピザの食べ放題のお店に足を運んだ。その名は「菜園ビュッフェ　ピソリーノ」。パスタ、ピザの他にサイドディッシュも食べ放題。パスタとピザは注文してから作るという手の入れようだ。しかも時間無制限。

　お店に着いたのは11時半をまだ回っていない頃。お店の混雑度は60％ぐらい。難なく待つことなく座れた。サイドディッシュも種類が多かったが、デザート類は少々種類が少ない感があった。

　食べ始めると後から後からお客さんが入ってくる。日曜日なので家族連れが多い。あっという間に、入り口付近には順番待ちの家族連れがチラホラ。この店人気があるようだ。

　パスタもピザも作りたてでアツアツがうれしい。食べざかりの子供たちも、パスタ、ピザ、サイドディッシュを頬張る。この年頃の子供たちを連れてくるには食べ放題がいい。財布を気にする心配がない。

　　　　

　今までの食べ放題というと、値段は手頃だが味は…というのが多かった。最近は味も満足できるレベルの店が多くなった。このピソリーノもその一つに感じた。

　皆様今度、家族連れで行ってみてはどうでしょうか。2人だと少ないかな。パスタとピザを数・種類多く食べたいなら、やっぱり4～5人で行かないとダメかなと感じた食べ放題だった。

芋煮に舌鼓

　今年の最初の芋煮会は3日の土曜日に行った。息子Kの野球スポ少の芋煮会。雨でグランドが使えず、隣接するコミュニティセンターでのレクレーションから始まった。

　子供たちは、ウォーミングアップがてらドッジボールを開始。30分ほど汗をかいたら、幹事の親たちが準備したレクレーションの開始。

　1種目目は的当てゲーム。ペットボトルに水を入れた的に、テニスボールを投げて当てる。これがなかなか当たらない。力を入れるとコントロールが乱れ、力を抜くとペットボトルが倒れない。微妙な力加減とコントロールが必要。子供たちには意外と難しかったようだ…。

　2種目目はバントゲーム。親が投げた球を子供がバントし的に入れるゲーム。これまた難しい。的になった段ボールに入れるどころか当たりさえしない。かろうじて、的に入れた子は1人のみ。子供が投げて、親がバントの逆バージョンもやったが勝手がつかめない。私ももちろん外した…。

　　　　

　最後のレクレーションは親子対抗ドッチボール。ガチンコ対決だった。親父もお母さんも血相を変えて子供たちに挑む。子供たちも、ひるまず投げてくる。一進一退の攻防は30分以上も続いた。最後は子供チームに軍配。ドッチボールも30分も延々にやってると相当汗をかいた。

　ドッチボールの後は場所を近くの自治会館に移しての芋煮会。ちょうど時間もお昼になった。この日は庄内風芋煮。ドッチボールで汗をかいた後は芋煮が美味い。久しぶりのビールも身体にしみわたる。おにぎり2個と芋煮を2杯。そして、節制生活に久しぶりのビールにお腹はパンパン。

　この後、もう一軒夕方から芋煮会のはしごであった…。2件目の芋煮会も庄内風。ここは1杯で万事休す。お酒も少々頂き、最後はウーロン茶での芋煮会であった。

　次の日、ふと肩が張ってる…そうかドッジボールの筋肉痛であった。