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■2015.07.12 約1ヶ月ぶりの山は、ソールを張替えた靴の試し履きと足持久力の確認でヤマトタケルに由来する伊吹山界隈の探訪です。トドクロちゃんも誘うがこの暑さではスピードが上がらないと思い一人で行くことにした。
梅雨明け後の中期縦走も考えているので今回は費用を抑えてオール下道で。
5時過ぎに自宅を出発し名四に乗る、早い時間は快適に走れる。桑名から養老まで北上し伊吹山登山口へ7時10分に到着。駐車は旧ゴンドラ駐車場とし、係の人に200円を払う、ほぼ最後のスペース。他の場所はまだまだ余裕があります。
7:30 登山強力金300円を払いマップを貰い登りだす。
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一合目を過ぎると日差しを避ける場所は無く太陽との勝負。
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三合目のユウスゲ
ここでコースを外れ、ヤマトタケル遭難の碑を探す。デフォルメした地図では場所が分からず一番西側から探すことに。
迷走約30分ようやく草の中にそれを見つけた。この碑は地元の人が古事記にちなんで建立したもので「古のロマン」です。
写真はブログの後半にあります。
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六合目避難小屋
暑い・・スポーツ飲料1Lと「きうめず」(梅干しを作る過程ででる塩からい梅酢)200ccでは山頂まで持つか?。
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10:30 伊吹山山頂
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しばし山頂一帯を散策。
花はまだ少し早いが今回は花目的ではないのでよしとする。
南側を見下ろせる場所で涼しい風に吹かれおにぎりを食べる。
近くの登山者があの山獲ったとか行ったとか・・・
食後は西の展望台へ立ち寄ってから下山する事に。
まだまだ多くの人が登って来る。
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ハクサンフウロ
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カワラナデシコ
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イブキトラノオ
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ミヤマコアザミ
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シシウド
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ミヤマコアザミと多くの登山者
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キンバイソウ
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ヤマホタルブクロ
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カラマツソウ
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下山は道を譲りながらで思ったようにスピードが上がらなかった。
それでも1.5Hで下山、登り2.5Hと合わせて往復4時間。(正味)
デジイチを持たずに空手なら登り2H位だな。
※伊吹山(界隈)とヤマトタケルについて。
東征の帰路、甲斐から信州を経由して結婚の約束をした尾張のミヤズメヒメの元まで来るが、まだにヤマトに従わない荒ぶる神が伊吹山に居ることを知り「こんな山の神ぐらい、素手で殺してやろう。」とミヤズヒメの家に草薙の剣を置いたまま、伊吹山の神を退治に出かけた。
→草薙の剣を奉斎鎮守するため熱田神宮を建立
ところが伊吹山への途中で大きな白いイノシシと出会い「この白いイノシシの姿をしているのは、山の神の使者だろう。今殺さずとも、山の神を殺してからでも遅くはあるまい」と、さらに山を登って行った。すると、突然、大氷雨(雨と霧)が降りヤマトタケルは正気を失う。
→ヤマトタケル遭難の碑
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それでもヘロヘロになりながら山を降り、玉倉部(たまくらべ)の清水で休み、少し正気を取り戻した。その清水のことを「居寤(いさめ)の清水」と言います。
→醒ヶ井の「居醒の清水」や命水 ケカチの湧(ゆ)
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またこの醒ヶ井にはその時ヤマトタケルが腰かけたり鞍を置いた場所と言われる史跡がある
→腰掛石、鞍懸石
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実はこの白い猪こそが伊吹山の神その者でヤマトタケルに見下され激しい雹を降らしたのもこの神でした。
→伊吹山山頂の荒ぶる神
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→そして山頂のヤマトタケル像
ヤマトタケルはここから三重を経て故郷のヤマトへ足を進めますが死期を悟り
「倭(やまと)は国のまほろば たたなづく青垣 山隠れる 倭しうるはし」
と歌い亡くなってしまう。
知らせを聞いたヤマトのお妃や子供たちは能煩野に来てお墓を作り歌を歌うとヤマトタケルのお墓から一羽の大きな白鳥が、天高く翔上がって翔んで行った。→ヤマトタケルの白鳥伝説
この時、歌われた4つの歌は、いまでも天皇のお葬式で歌われています。
ヤマトタケルの終焉の話です。
-------------------------------------
下山後は伊吹薬草の湯で汗を流し、平成の名水百選のひとつ「居醒の清水」へ水中花・梅花藻(バイカモ)を見に。
醒ヶ井のヤマトタケル像
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清流(地蔵川)
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そうです梅花藻が咲いています。
梅花藻【キンポウゲ科】:水温が年間を通して14℃前後の清水に群生する多年草の水草。
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かわいい花ですね。
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時期的にはまだ少し早いですね、下旬頃が見頃でしょう。
醒ヶ井宿も中山道の宿場町です、いつか中山道をすべて歩いて見たいですね。
それにしても暑かった。
梅雨明け後の中期縦走も考えているので今回は費用を抑えてオール下道で。
5時過ぎに自宅を出発し名四に乗る、早い時間は快適に走れる。桑名から養老まで北上し伊吹山登山口へ7時10分に到着。駐車は旧ゴンドラ駐車場とし、係の人に200円を払う、ほぼ最後のスペース。他の場所はまだまだ余裕があります。
7:30 登山強力金300円を払いマップを貰い登りだす。
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一合目を過ぎると日差しを避ける場所は無く太陽との勝負。
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三合目のユウスゲ
ここでコースを外れ、ヤマトタケル遭難の碑を探す。デフォルメした地図では場所が分からず一番西側から探すことに。
迷走約30分ようやく草の中にそれを見つけた。この碑は地元の人が古事記にちなんで建立したもので「古のロマン」です。
写真はブログの後半にあります。
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六合目避難小屋
暑い・・スポーツ飲料1Lと「きうめず」(梅干しを作る過程ででる塩からい梅酢)200ccでは山頂まで持つか?。
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10:30 伊吹山山頂
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しばし山頂一帯を散策。
花はまだ少し早いが今回は花目的ではないのでよしとする。
南側を見下ろせる場所で涼しい風に吹かれおにぎりを食べる。
近くの登山者があの山獲ったとか行ったとか・・・
食後は西の展望台へ立ち寄ってから下山する事に。
まだまだ多くの人が登って来る。
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ハクサンフウロ
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カワラナデシコ
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イブキトラノオ
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ミヤマコアザミ
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シシウド
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ミヤマコアザミと多くの登山者
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キンバイソウ
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ヤマホタルブクロ
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カラマツソウ
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それでも1.5Hで下山、登り2.5Hと合わせて往復4時間。(正味)
デジイチを持たずに空手なら登り2H位だな。
※伊吹山(界隈)とヤマトタケルについて。
東征の帰路、甲斐から信州を経由して結婚の約束をした尾張のミヤズメヒメの元まで来るが、まだにヤマトに従わない荒ぶる神が伊吹山に居ることを知り「こんな山の神ぐらい、素手で殺してやろう。」とミヤズヒメの家に草薙の剣を置いたまま、伊吹山の神を退治に出かけた。
→草薙の剣を奉斎鎮守するため熱田神宮を建立
ところが伊吹山への途中で大きな白いイノシシと出会い「この白いイノシシの姿をしているのは、山の神の使者だろう。今殺さずとも、山の神を殺してからでも遅くはあるまい」と、さらに山を登って行った。すると、突然、大氷雨(雨と霧)が降りヤマトタケルは正気を失う。
→ヤマトタケル遭難の碑
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それでもヘロヘロになりながら山を降り、玉倉部(たまくらべ)の清水で休み、少し正気を取り戻した。その清水のことを「居寤(いさめ)の清水」と言います。
→醒ヶ井の「居醒の清水」や命水 ケカチの湧(ゆ)
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またこの醒ヶ井にはその時ヤマトタケルが腰かけたり鞍を置いた場所と言われる史跡がある
→腰掛石、鞍懸石
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実はこの白い猪こそが伊吹山の神その者でヤマトタケルに見下され激しい雹を降らしたのもこの神でした。
→伊吹山山頂の荒ぶる神
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→そして山頂のヤマトタケル像
ヤマトタケルはここから三重を経て故郷のヤマトへ足を進めますが死期を悟り
「倭(やまと)は国のまほろば たたなづく青垣 山隠れる 倭しうるはし」
と歌い亡くなってしまう。
知らせを聞いたヤマトのお妃や子供たちは能煩野に来てお墓を作り歌を歌うとヤマトタケルのお墓から一羽の大きな白鳥が、天高く翔上がって翔んで行った。→ヤマトタケルの白鳥伝説
この時、歌われた4つの歌は、いまでも天皇のお葬式で歌われています。
ヤマトタケルの終焉の話です。
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下山後は伊吹薬草の湯で汗を流し、平成の名水百選のひとつ「居醒の清水」へ水中花・梅花藻(バイカモ)を見に。
醒ヶ井のヤマトタケル像
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清流(地蔵川)
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そうです梅花藻が咲いています。
梅花藻【キンポウゲ科】:水温が年間を通して14℃前後の清水に群生する多年草の水草。
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かわいい花ですね。
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時期的にはまだ少し早いですね、下旬頃が見頃でしょう。
醒ヶ井宿も中山道の宿場町です、いつか中山道をすべて歩いて見たいですね。
それにしても暑かった。
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