トドクロちゃんと山登り

自然が好きで日本アルプスと近郊の山登り。
高山植物や四季折々の花を愛で。
史跡・歴史・ドライブがすきな自由人です。

知多四国巡礼 No2 地元の三寺+二寺

2020年03月14日 | データ
■2020.03.11 生協の注文品を受取りに行くついでに二寺巡礼。
先日行くには少し離れている。
 
■第62番 御嶽山 洞雲寺(西山浄土宗、阿弥陀如来)
蓮の花から紅葉まで四季の情緒を堪能する。
御嶽三百坊と呼ばれた高讃寺が兵火を逃れるために埋められた阿弥陀如来坐像を掘り起こし本尊として1537年に建立された。
堂内には寧護(ねこ)大師がある。
■第61番 御嶽山 高讃寺(天台宗、聖観世音菩薩)
知多三山のひとつに数えられた名刹。
648年行基により天武天皇の勅願寺として創建されたと伝わる。
1537年織田と今川の戦火にあい堂塔末坊の大半を失い、南の坊一院を残すのみとなった。
 
■2020.03.09 天気もよく暖かいので時間が空いた昼から地元の三つのお寺(知多四国)へ。
焼き物散歩道を経由しぐるりと徒歩で周回する。
最初の目的地までは徒歩で30分程度、遊び慣れた路も今では当時の風景を残す場所は少なくなった。
 
■第65番 相持院(そうじいん) 宗派:曹洞宗、延命地蔵菩薩
陶都に知多半島随一の大梵鐘が鳴りひびく。
1560年創建、明治の廃仏毀釈の難にあい、六十四番の宝全寺に統合されるも静岡県にある寺の寺号を譲り受け大正時代に再興された。近年では映画『20世紀少年』シリーズのロケも境内で行われた。
知多半島随一の1.99トンの大梵鐘は1回100円の布施でつくことができる。
ここから一丘超えれば次なる目的地。
 
■第63番 大善院(だいぜんいん)宗派:真言宗豊山派、十一面観世音菩薩
樹齢五四〇年イブキと常滑焼の陶製塀。
白鳳十二年(684年)御嶽山三百坊が滅亡の時、御本尊の十一面観音をこの地へ移したのが始まり。
1469年常滑城主が十一面観音を新たに造立し常滑城の鬼門にあたるここに再建。
本堂の屋根が痛々しいが境内には540年の時を刻むイブキの巨木がある。
ここは私の子供の頃の遊び場で、また娘が絵を習いに通った場所でもある。
■第64番 宝全寺(ほうぜんじ) 宗派:曹洞宗、十一面観世音菩薩
懐かしい町並みに佇む川べりの寺。
1573年創建、以前は賑やかま町並みだったが今は閑散とした常滑の銀座通りにある。
子供の頃は、野菜は「八百屋」、魚は「魚屋」、鶏肉は「かしわ屋」、鍋などは「雑貨屋」と個々に買い物をしていて賑わった場所である。
最近はランニングのルートの一部として通ることはあるがゆっくり歩くのは久しぶりだ。
常滑の陶器(土管、筒管、焼酎便など)は今でも土留として至る所に残っている。
以下はその一部を今回撮影したもの。
焼酎瓶の製作窯屋の屋号が入っている。
今でも残っている会社の屋号がある。
至る所にあるオブジェなど。
この丸窯は主に焼酎瓶を焼いていた物です。(今は展示用)
月曜日定休が多く閉まっている店が多いなか手作りパン屋さんが開いていた。
15時も過ぎているのでおやつとしてパンを購入しお茶タイムとする。
ここから散歩道メイン場所へ。
焼き物散歩道の土管坂です。
今は使われていない煙突。
子供の頃は真っ黒な煙を出していた。
ゆっくり歩いて3時間で自宅に戻る。
知多四国霊場巡りと焼き物散歩を一緒にした一日でした。


2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
地元の風景 (みさ々)
2020-03-13 17:22:03
こんにちは~
歩いてこの風景ですか、映画のセットのようで素晴らしい~ですね。
かつては、お寺は生活の中にあったのですよね。

 ♪ 夏が過ぎ風アザミ
  誰のあこがれに さまよう
  青空に残された 私の心は夏もよう~
 
そんな感じの風景です。

今、花粉症でポァン~(笑)状態で集中力なくなっています。

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Re.地元の風景 (みさ々) (クロです。)
2020-03-13 22:47:04
花粉症辛そうですね。

私も花粉が多いときは来ますね。特に鈴鹿山脈をこの時期登るときは杉の植林の中も歩くので大変です。

地元は焼き物の街で、朝ドラ「スカーレット」の舞台「信楽」と同じような風景です。
この景色が次なる世代へ残せるといいと思っています。
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