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■2010.11.27 今回のターゲット山は信州伊那地方の経ヶ岳(2,239m)
木曽山脈が南の権兵衛峠の鞍部で分断され、独立峰のような山容をしている。そして経ヶ岳は、『経』のつく山では日本最高峰である、同じ名を持つ福井県の経ヶ岳(1,625m)は数年前に登っている。山麓の伊那市には、みはらしファームや大芝公園があり何度も来たことがある。
4:35 自宅を出発し、伊那ICで高速を降りる。登山口のある仲仙寺駐車場に7時着、先行者の車が1台止まっており準備をしている。コーヒーを飲みながら準備し7:15出発。
8:10 4合目、地元で大切にしている事が良く分かる標識と登山道。
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9:55 8合目、やっと展望が利く所まで来た、雪を被った木曽駒など中央アルプスが西方向に北には御嶽山、南アルプス方面は山麓から上がってくる雲が邪魔している。
ここで少しお腹に食べ物を入れる。
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左奥が目指す経ヶ岳。
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9合目のピーク、登山道のど真中にじっと此方を見ている目がある。
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しばし・・・・
睨めっこをするがまったく・・・動じない
熊鈴を鳴らすがこれも・・・動じない
カメラのフラッシュにも・・・動じない
ザックからストックを取り出し大きく構えるが・・・動じない
逃げ道を確保しながら8mまで近寄るが・・・動じない
ちょっと通して下さいと喋りかけるが・・・聞いてくれない
→15分が経過。
ようやく歩きながら左側に動いたのでゆっくり9合目ピークを抜けた、ところがピーク5m先に一旦どいてくれたと言うのが正解で私を行かしてくれた感じだ。
このカモシカ、この山の主で山神様では・・・・
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ここからは所々に雪がある。
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頂上直下の嫌らしい凍った登りをやり越し10:58 山頂に到着。
山頂の石碑にお参りをしてコーラショックを飲む。山頂は樹林帯のなかで僅か西南側に眺望が開けている、そこからは中央アルプスと南アルプス南部が眺望できる。暫くしていると登山者が一人二人と上がって来る、結局この日は全て単独行者で女性2名、男性2名と出合った。
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下山時には凍っている部分のみ軽アイゼンを履きやり過ごす、そのままでの行けるが絶対滑らない保障は無い、限りなく100%に近い安全を確保するため1分程度のために装着した。以前なら絶対装着はしないが安全=安心をとった(滑っても尻餅程度)
下山時の9合目からは雲も無く八ヶ岳や南アルプスが良く見える。
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13:20 登山口に着く。
下山後の温泉は大芝の湯へ、ここはサウナもありゆっくりする事がでる、また露天風呂のモミジが真っ赤に紅葉していたのが印象的だった。
ネットで事前に調べた元祖ソースかつの店『青い搭』は結局止め、コンビにのサンドイッチで済ませた。
トドクロちゃんへの土産を買いに『伊那銘菓ちいずくっきい』を買いに菓子庵石川屋本店を迷いながら見つけたが本日は定休日だった、残念!。
帰路、車窓から『南アルプス』を見ながら渋滞も無く燃費運転で自宅に帰る。
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■コースタイム(休憩含まず)
往路:3.5H
復路:2.0H
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