3月18日(金)ロシア各地で「ロシアのために」という催しが開催された模様。本件につき、ロシアと西側の報道をご紹介する。
ロシアのノーバヤガゼータ 3月18日 22時58分配信 マリア ウラゾフスカヤ特派員
内務省は、モスクワのルジニキでの「クリミア」コンサートに20万3千人が参加したと発表。人々はほとんどすぐにスタジアムを去りました。以下記事自動翻訳概略
・コンサートは15:00に始まったばかりでしたが、ルジニキスタジアムに最も近い地下鉄スポルチヴナヤ駅は、「乗客の混雑のため」、事前に入り口が閉鎖されていました。この地域の地上輸送ルートも変更されました。
・コンサートが始まる前に、たくさんの人が入り口に集まりました。誰もが中に入ることができたわけではなく、多くの人々がスポーツ施設の外のスクリーンでコンサートの放送を見ています。
・大統領のスピーチ中に、ロシア24とチャンネル1の放送が突然中断されました。大統領スポークスマンのドミトリー・ペスコフは、放送の中断を「サーバーの技術的な障害」と説明しました。
スピーチ終了後、人々は一斉に去り始めた事をノーバヤ特派員は報告します。
ラトビアのMeduza 3月19日 1時52分配信
クリミア併合記念日に、集会とコンサートがロシアの都市で開催され、当局は人々に参加を強制しました。
以下自動翻訳記事概略、記事の出どころの明記は無し
・3月18日、ロシアの大都市で、クリミア半島のロシアへの編入8周年を記念して、集会、行進、コンサートが開催されました。最も大規模なイベントは、モスクワのルジニキスタジアムで行われ、警察によると、20万人が参加、プーチン大統領が聴衆に演説しました。
・各地の州職員は必ず行事に出席するよう通達がなされ、そのために追加の休日や金銭的報酬が約束されたと報告されました。モスクワでは、バスで手配された訪問者が連れてこられ、多くの訪問者はチェックイン後すぐにコンサートを去りました。
以下はMeduzaのWEBより引用したロシア各地の催しにおける写真であるが、配信を受けているようで撮影者:配信元を記入しておく。APとある以外は、ロシアのメディアである。
首都 モスクワ
パベル ベネディコフ:AP
ミハイル メッツエフ:イタルタス
ラミル・シトディコフ:イタルタス
ティマティというラップ歌手
パベル ベネディコフ:AP
サンクトペテルブルグ プーチンの生まれ故郷
ピョートル コバリョフ:イタルタス
ピョートル コバリョフ:イタルタス
ピョートル コバリョフ:イタルタス
後ろのほうに共産主義のシンボルである鎌とハンマーの赤旗がみえる。ロシアでは野党である共産党もプラウダにて表明していたがウクライナ侵攻には賛成の様だ。
アルチョン プリャーヒン:コメルサント
ノボシビルスク シベリアの大都市
キリル ククマール:イタルタス
キリル ククマール:イタルタス
キリル ククマール:イタルタス
クリミア
セルゲイ・マルガフコ:イタルタス
モスクワにて観衆の声援にこたえるプーチン大統領
セルゲイ グニーフ:イタルタス
写真だけを見たらロシア市民の多くはプーチンのウクライナ侵略を支持している様だ。しかしこれを見て、プーチンを支持するとはけしからんと思うまでは自由だが、ここぞとばかりに第三者がロシア市民を糾弾するのは断じて許されぬ、とは筆者の意見。
ノーバヤガゼータは懐疑的な報道だったが、他のロシアメディアでこの催しついての報道を探したが、イタルタスには見当たらず。
コメルサントは「南部解放記念日」という簡単な記事と、いくつかの投稿は削除されていたが催しについての議論をしようと促していた。
イズベスチャはぷ-珍の演説内容詳細を論評抜きで報じていた。
インテルファクスは簡単な記事であった。
最後に、ノーバヤガゼータがモスクワ ルジニキの会場で行った市民へのアンケートの動画
Как прошел митинг в поддержку «спецоперации» на территории Украины 18 марта 2022
意図的な編集だろうか、インタビューを拒否する人が多かった。バックの音楽も緊迫感を醸し出す。
どうもこれらの報道を見るに、西側の報道は懐疑的な主張を入れているが、ロシアメディアはノーバヤガゼータを除き、淡々と事象のみを報道しているように思えるのだった。
まあしかし、ドンバスのロシア系住民を民族主義者から保護する為なら国境を越えて攻め込んでも良いのか、ウクライナ大統領がナチなら、キエフを包囲して市民を殺傷しても良いのか。プーチンとその一味の所業は許されぬが、ロシア市民でなければこれを裁くことはできない。
そしてウクライナ侵略を支持するロシア市民にも罪はあろうが、彼らには彼らなりの意見があるのであり、彼らにプーチンは悪者だという西側の考えに同意を求める、或いは押し付ける事は無論、彼らに対する誹謗中傷は断じてならぬ、それを許したならば、また別の新たな争いが起きるであろうというのが筆者の個人的な意見である。
ロシアのノーバヤガゼータ 3月18日 22時58分配信 マリア ウラゾフスカヤ特派員
内務省は、モスクワのルジニキでの「クリミア」コンサートに20万3千人が参加したと発表。人々はほとんどすぐにスタジアムを去りました。以下記事自動翻訳概略
・コンサートは15:00に始まったばかりでしたが、ルジニキスタジアムに最も近い地下鉄スポルチヴナヤ駅は、「乗客の混雑のため」、事前に入り口が閉鎖されていました。この地域の地上輸送ルートも変更されました。
・コンサートが始まる前に、たくさんの人が入り口に集まりました。誰もが中に入ることができたわけではなく、多くの人々がスポーツ施設の外のスクリーンでコンサートの放送を見ています。
・大統領のスピーチ中に、ロシア24とチャンネル1の放送が突然中断されました。大統領スポークスマンのドミトリー・ペスコフは、放送の中断を「サーバーの技術的な障害」と説明しました。
スピーチ終了後、人々は一斉に去り始めた事をノーバヤ特派員は報告します。
ラトビアのMeduza 3月19日 1時52分配信
クリミア併合記念日に、集会とコンサートがロシアの都市で開催され、当局は人々に参加を強制しました。
以下自動翻訳記事概略、記事の出どころの明記は無し
・3月18日、ロシアの大都市で、クリミア半島のロシアへの編入8周年を記念して、集会、行進、コンサートが開催されました。最も大規模なイベントは、モスクワのルジニキスタジアムで行われ、警察によると、20万人が参加、プーチン大統領が聴衆に演説しました。
・各地の州職員は必ず行事に出席するよう通達がなされ、そのために追加の休日や金銭的報酬が約束されたと報告されました。モスクワでは、バスで手配された訪問者が連れてこられ、多くの訪問者はチェックイン後すぐにコンサートを去りました。
以下はMeduzaのWEBより引用したロシア各地の催しにおける写真であるが、配信を受けているようで撮影者:配信元を記入しておく。APとある以外は、ロシアのメディアである。
首都 モスクワ
パベル ベネディコフ:AP
ミハイル メッツエフ:イタルタス
ラミル・シトディコフ:イタルタス
ティマティというラップ歌手
パベル ベネディコフ:AP
サンクトペテルブルグ プーチンの生まれ故郷
ピョートル コバリョフ:イタルタス
ピョートル コバリョフ:イタルタス
ピョートル コバリョフ:イタルタス
後ろのほうに共産主義のシンボルである鎌とハンマーの赤旗がみえる。ロシアでは野党である共産党もプラウダにて表明していたがウクライナ侵攻には賛成の様だ。
アルチョン プリャーヒン:コメルサント
ノボシビルスク シベリアの大都市
キリル ククマール:イタルタス
キリル ククマール:イタルタス
キリル ククマール:イタルタス
クリミア
セルゲイ・マルガフコ:イタルタス
モスクワにて観衆の声援にこたえるプーチン大統領
セルゲイ グニーフ:イタルタス
写真だけを見たらロシア市民の多くはプーチンのウクライナ侵略を支持している様だ。しかしこれを見て、プーチンを支持するとはけしからんと思うまでは自由だが、ここぞとばかりに第三者がロシア市民を糾弾するのは断じて許されぬ、とは筆者の意見。
ノーバヤガゼータは懐疑的な報道だったが、他のロシアメディアでこの催しついての報道を探したが、イタルタスには見当たらず。
コメルサントは「南部解放記念日」という簡単な記事と、いくつかの投稿は削除されていたが催しについての議論をしようと促していた。
イズベスチャはぷ-珍の演説内容詳細を論評抜きで報じていた。
インテルファクスは簡単な記事であった。
最後に、ノーバヤガゼータがモスクワ ルジニキの会場で行った市民へのアンケートの動画
Как прошел митинг в поддержку «спецоперации» на территории Украины 18 марта 2022
意図的な編集だろうか、インタビューを拒否する人が多かった。バックの音楽も緊迫感を醸し出す。
どうもこれらの報道を見るに、西側の報道は懐疑的な主張を入れているが、ロシアメディアはノーバヤガゼータを除き、淡々と事象のみを報道しているように思えるのだった。
まあしかし、ドンバスのロシア系住民を民族主義者から保護する為なら国境を越えて攻め込んでも良いのか、ウクライナ大統領がナチなら、キエフを包囲して市民を殺傷しても良いのか。プーチンとその一味の所業は許されぬが、ロシア市民でなければこれを裁くことはできない。
そしてウクライナ侵略を支持するロシア市民にも罪はあろうが、彼らには彼らなりの意見があるのであり、彼らにプーチンは悪者だという西側の考えに同意を求める、或いは押し付ける事は無論、彼らに対する誹謗中傷は断じてならぬ、それを許したならば、また別の新たな争いが起きるであろうというのが筆者の個人的な意見である。