毒を放出!

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渓に入るしかあるまい

2018-07-19 21:39:31 | 釣り
昨日の日記。
やっと巡ってきた休みは何をするか、考えたのは、
①自転車 → ここんとこの危険ともいえる暑さのなか自転車乗るのはNG。
②家でゆっくり → 家に居てたらエアコンつけずにはいられず、そこに籠ってしまって一日何もしないのはムダ極まりない。
③渓流釣り → あまり気乗りせず早起きしなければならないのがイヤだったが、山に入り冷たい水流れる渓に入るのが一番だ。それしかあるまい。
ということで渓流釣りに決定。
ただし上が開けた(木々がない)川は暑すぎるのでそこは考えて。

そんなことで4時に目覚ましをかけ、たものの2度無意識で消していたようで3度目のスヌーズで起き4時半出発。
行き先はいつもの川はこの前の大雨で荒れたような気がするので避けて、遠いけど久しぶりとなる川へ。
その行く川は久しぶりだが入ったのは初めての支流、今日はその川に注ぎ込む支流をメインにやってみることにする。
7時過ぎスタートフィッシング!


一番に入ったのはY谷。
初めて入る支流で場所はおおよその見当がついていたので川に降りる場所だけ現地でリサーチ。
林道と川の高さはそこそこ差があって急斜面、入退渓の場所は限られる。
思った以上に狭い渓。
竿を振るとすぐに小さいチェイサーの姿を確認、魚種はわからなかったがほどなくアマゴが掛かったのでしっかり渓魚はいる。
サイズは総じて小さめで手のひらサイズから7寸を切るぐらいまでで、アマゴが多かったがイワナも上のほうで2匹釣れた。
時間をかけながら2時間半ほど釣り上がって堰堤が出てきたところでストップフィッシング、退渓。
堰堤を巻いてその上もやるかと一応リサーチしたが流れも細くサイズも期待できないと思ったのでやらなかった。

サイズはさておきキレイな魚だ。


(左)頭にまで虫食い模様がハッキリ出た珍しいイワナ。
(右)この谷イチの魚はこのイワナ。


二番目に入ったのはA谷。
過去にも入っている本流へ向かったのだがこの前の大雨で土砂崩れがあったらしくその林道がクローズドされていたので違う方へクルマを走らせ目に付いた支流に思いつきで入る。
川沿いにクルマ一台分の細い林道が続いていたが脇の草木が多く張り出していたので入り口から少し入ったところでクルマをデポし入渓。
林道と川の高低差はそれほどなく入退渓が容易。
魚が居るかどうかも知らないままパイロットルアーを投げると小さいチェイサーの姿を確認、パーマークがちらりと見えたのでアマゴが居るようだ。
そしてほどなくアマゴが掛かる。
サイズは小さめでアベは5寸ぐらいか。
入った時はこんなところ誰も入らないだろう思ったのだが、徐々に魚がスレている印象を受ける。
人の影を見つけて逃げるのが早い、ルアーを深追いせず見切ったらもう出てこないのである。
で、後から気付いたのだが聞いたことある谷で釣り人が結構入っているようだ、しかし自分にはそんな良い渓じゃないように感じた。
イワナも1匹釣れたが総じてアマゴが多い谷だった。
最後は堰堤が出てきたところでストップフィッシング。
その上も一応覗いてみたがなんだか退屈な感じがしたのでやらず。

最後の堰堤で揃えた魚、一番大きいので24センチぐらいか。




三番目に入ったのは二山三山越えた過去にやったことある場所をピンポイントで攻める。
そこはズバリ堰堤。
規模もそこそこ大きく水深もあるので尺サイズが十分期待できるので時間をかけて山を走ってもやっておきたかった場所。
遠いというのが最大のネックだったが帰るにはまだ早い時間だったので行くことにした。
その堰堤に入るのは少々苦労するが期待値がデカイので我慢する、しかし釣れなかったら心折れる。
そしてなんとかかんとかその場所に入り表層から深度の異なるルアーを2種類使い攻めて数は6匹ぐらい、サイズは9寸あるかないかのキレイなアマゴを筆頭に8寸のイワナを2匹釣った。
しかしここに入るのに水を被ったり転倒したりする危険性が高かったのでカメラ及びその他荷物は下に置いて上がったので写真が撮れず悲しかった。


四番目に入ったのは三番目に入った堰堤から更に一山越した遠い場所。
そこまで行くのか少し悩んだが、ここまで来たらやらんことにはもったいないとクルマを走らせた。
その場所も堰堤。
規模も大きく水深もあり過去に尺越えの大きいイワナを釣ったことがあるのだが、そのご何度か不発が続いたので今回こそはという気持ち。
そしてこの前の乗鞍行きの時、夕方に良い結果が出てたのでそれに期待。
釣り場に着いたらそこに懸ける気持ちが強かったので背を屈めながら水音を立てないよう細心の注意を払いつつ入り、先の堰堤の時と同じく深度の異なるルアーを使い、まずはシャロータイプ、次にミッドタイプで探る。
入った瞬間にひったくるような鋭いアタリが出て魚が間違いなく居ることを確認、しかし釣れて来るのは期待したような魚ではなくこの場所にしては・・・と思うような小振りなものばかり。
落ち込みの周り流れがあるところではアマゴが多く釣れる、そしてそこから少し離れた場所からイワナが釣れるそんなイメージ。
サイズ的は大きいので8寸のイワナとアマゴそれぞれを上げたが、期待するようなものではない。
しかし遂にそれまでとはまるで違う魚が掛かる。
それはミッドレンジのルアーで落ち込みの際にルアーを落とし、流れに乗せて引いた後その流れを横切らせてブレイクライン沿いにピックアップさせるコースを取っている時だった。
ガツンとアタリ、それまでとは違う重みがロッドに乗りブレイクライン沿いに走り出し、そうかと思ったら深みへ逃げようとする。
ラインブレイクはあまり考えなかったが、それよりもフックアウトだけは避けなければとテンションを切らさないようにロッドを操作する。
しかし強烈にロッドを絞り込むので自分が動きラインテンションの加減をとる。
そしてクリアな水の中を走る魚の姿を確認「イワナだ、尺サイズは余裕で超えている、もしかしたら40あるかもしれない」そんなサイズだった。
もう獲りたい一心でロッドを操作し徐々にラインを巻いてシャローに上げてネットを出す。
しかしまた走られロッドが絞り込まれ遠ざかる。
そんなやり取りを3回ほどしてネットイン!
したと思ったが、魚が暴れてネットから出てしまった。
「ヤバイ!」と思った瞬間魚はまた水の中へ、そしてラインテンションがなくなっている。
ルアーのフックかネットに引っかかり魚が暴れてフックアウトしてしまっていたのだ。
深みへユラユラ泳いでいく魚を数秒間目で追っていたのだがその時の手の施しようがないその無力感脱力感といったらもうそれはそれはヒドイもんだった。
膝をついてヘタリ込み、ワナワナ震える手でネットに絡んだルアーのフックを外すのだった。
そしてその外したフックはベリーもテールも曲がりゲイプが開いていた。

8寸のイワナ。
逃げられた過去最高かもしれない大きなイワナはもっと色が薄く体高あって迫力のボディだった。
あの大きさの顔つきを拝みたかった・・・
そしてその後はアタリも集中力もなくなり退渓、帰ることにした。


追記
●ネットに入れながらも逃げられた原因は何だろう?
・頭からネットに入れたのが悪かった。
・ネットが小さかった(内寸長辺25センチ)
・水深のないところでネットインしてネットが広がっていなかった。
兎に角悔しい。

●14カルディア2004H、またハンドルが重くなるというトラブル発生。
なんでこういうことになるのだ?
対策はないのか?

●この暑さではウェットウェーディングが理想。
遡行中はまだ冷却できるので我慢できるが(冷やすためにわざわざ尻下まで水の中に入るなどしていた)、林道を歩いて戻るときはなかなか地獄。
コメント
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