韓国は相変わらず面白ネタを提供してくれる。
今日あったのは「模擬葬式の流行」というのである。韓国は自殺率が高いので有名だが、それを防ぐ目的で死を模擬体験させようというもの。
実はこれ、内山老師が言っておられたことなのである。世の中のというのは、愚図り合いの広場だ。あっちでもこっちで愚図り合っている。こういう時は一度自分が生まれて来なかったという地盤から世の中の見直してみること。いろいろあるけれどそこには自分がいないと想定してみろという話。そこで作られたのが、次の人生詩。
「ナムアミダブツ」
文句なく 生まれる以前に堕ろされて 文句も言えず ナムアミダブツ
生まれる前に堕ろされた地盤から見ればどうでもいいことばかりではないかということだ。
あるいは、自分が死んでしまったという観点から世の中を見回してみる。棺桶を買ってきて床の間へでも置く。頭がカーっと来たら中に入ってみる、ノボセが下がること間違いない。家の中に棺桶は美的ではないというなら、知り合いの葬儀屋さんにでも頼んで棺桶に入らせてもらう。小窓から覗いてもらうとより臨場感が出てくる。
しかし、まあ、棺桶はちょっとという人は坐禅すればよい。坐禅は死人の姿でもある。
「模擬葬式が流行 サラリーマンの自殺を防ぐ」
http://www.xinhuaxia.jp/social/85727
これをPCで検索していたら、学生相手にやっているのが引っかかったのでこれもついでに追加する。
「韓国で「驚愕の体験学習」がおこなわれる!学生たちは棺桶の中で衝撃体験」
https://www.youtube.com/watch?v=d9jXJDRQFZc