「神話をなくした民族は命をなくす」(フランス神話学者 デュメジル)
建国記念の日、「海道東征」を先程聞いてみたところである。
交声曲「海道東征」は昭和15年(1940年)皇紀二千六百年祝福のために作られた。北原白秋作詩、信時潔作曲、による交声曲で神武天皇東征の神話を題材としている。
https://www.youtube.com/watch?v=8UqGPJA0PHA
このレコードが作られのが、昭和16年11月、ちょうど私が母親のお腹の中にいた時期である。
(以下以前の文章を再掲)
今年は皇紀2683年である。西暦に660年加えたものである。そんな古い時代に神武天皇が即位したのか、その後百歳を超える天皇が何人も出てくる、おかしい。
それで神話にしてしまって架空のことにされてしまっている。
私なんかも勝手に国ができたわけではないし、誰かが造ったに違いない、似たようなことがあってそれが神話として残っているのだろうと思っていたが、古代史研究家 長浜浩明氏の説でぐっとその実在性が信じられるようになった。
彼の説は当時春秋暦が用いられていたというのである。春分の日、秋分の日で年が変わり今の1年が2年に数えられていたというのである。天皇の歳も普通の歳になる。
それで換算してみると、神武即位の日はBC70年となるということである。東大阪市日下(くさか)まで舟で行くことができる地勢だったという。
まあ、どこの国も建国は神話である。話が盛られたり、盛って受け止められたりしている。新しくできた国のそうであろう。そうでないと国という形は作れない。
その点日本はBC70年にしても国としては世界最古の国である。大事に守っていきたいものである。
前にも紹介したが長浜浩明氏の話を聞いてみられたい。
https://www.youtube.com/watch?v=-qwim83ScRY
https://www.youtube.com/watch?v=IQUJxqCoAjk
https://www.youtube.com/watch?v=yyumrh9Z83s
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